property="og:title" content="ページタイトル" /> property="og:image" content="画像URL" /> 2012年07月はみ出し者の閾値
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あの人が命を絶ってから、もう15年が経つ。


すばらしい人だった。

重い障害など気にもかけず、懸命に、生活を、趣味を、ひたむきな生き方を、世の中を良くしようと様々な活動を、おこなっていた。

あの人の姿を見て、障害を持つ多くの人が影響を受け、人生を肯定的な方向に向けたと聞いた。


初めて話した日、髪を立てた生意気盛りの高校生のオレを信用し、自分の財布を預けた。

月に1回は、遊びに行ってた。重い麻痺があるのに、 『仕事、疲れただろ。そこで寝てな。メシはオレが作るから』 って言って、作ってくれた。

オレが持って行った外国のビールを、 『旨い。旨い』 って言って、嬉しそうに飲んでた。

2人で飲みに行って、酔いつぶれたオレは、あの人の電動車椅子に掴まって、ふらふらになりながら千鳥足で街を歩いた。


いつもやさしく、強く、声を荒げることも無く、理路整然とゆっくり語る。
あの人の構音障害のために、オレが聞き取れずに (今思えば、オレの耳のせいもあるのだろうが、当時は自分の耳のことに気が付いていなかった) 、何度も聞き返しても、怒りもせずに言い直しをした。

あの人のミシンの縫い目は、綺麗な縫い目をしてた。何度も手を縫ってしまったが、上手くできるようになるまで諦めなかったらしい。

怖れも無く、 『バッテリーが切れたら、その時は誰か見つけりゃいいんだよ』 などと言って、実際にそれでなんとかなってた。


あの人たちの世代の障害者は、国が自ら福祉を放棄したことを隠すための “就学免除” と言う、それらしいお題目の下に、学業を受ける権利を奪われた。
だが、子どもの頃から、何千冊もの本を重い麻痺の手でめくり、読み続け、そこいらの生意気な国公立大卒のクソガキなんざ、比にならねえくらいの知識があった。

あの人が生きていたら、“障害者自立阻害法撤回”の公約を破り、阻害法と何にも変わらねえ名前すげ替えの法律を出す民主党を見て、 『ほら見ろ、言ったとおりだろ。あいつらも自民党も、元は同じ穴の狢だからな。』 って、言ってただろうな。

あの人が生きていたら、民間企業が儲けのために参入できるシステムにした今の福祉業界全体をどう見るだろう。
地域で一人ぼっちでいる人のために、コツコツと施設作りをすることや、そこに行く権利まで (貧乏人は) 奪われた今の福祉のシステムを、 『すばらしい制度に変わりました』 と褒め称えたオレの通っていたガッコのセンコーのことも、生きていたらオレは真っ先にあの人に言っただろうな。
『どこぞの政治家と一緒で、現場を見ていない、机上の空論なんだろうな。』 って、言ってくれただろうな。


ただ、あの人もある部分では空論だったんだ。“就学免除” と言う名の “教育の放棄” のおかげで、オレたちみたいに、ガッコで “性格のひん曲がった奴ら” や、 “そいつらのするサイテーのこと” を見てきたわけじゃない。
だから、あのチンピラのカス野郎につけ込まれたんだろう。あの野郎の危険性に気付けなかったのだろう。


オレは、もっとしつこく何度も止めるべきだった。
たった数時間、回数にして3回しか止めてない。
“重い障害もあるし、家も割れてるし、逃げようが無い” とは言え、オレがあのチンピラをしっかりと脅すとか、ナイフで刺すとかすればよかったんだ。

だから、あの人が死んだことを、オレのせいにして責め立てた奴らの気持ちもわかる気がする。
昔の武勇伝をいくら語っても、しょせん奴らは、 “昔”  “集団で” “悪さ” をやってただけなんだろうからな (オレはその当時、1人で生意気にしてたからな。奴らと違って、 “悪さ” はしてねーけどな。) 。
だから、奴らがあの人の敵討ちとして 「あいつを殺す」 って息巻いていても、オレの所には一向に、 「あのチンピラが殺された」 って言う情報は入ってこないんだろう。

あのチンピラが生きてんのかどうかは知らねえし、オレは正直言って興味もない。まだ生きているとしても、どうせあいつは15年以内に病気で死ぬだろうからな。
それに、あのカスが死んでも、あの人は戻ってこないからな。



あんなスゲー人とは、もう二度と出会えないと思う。
毎年、この時期だけじゃない、忘れた事はない。
たくさん、たくさん、オレに優しくしてくれた。




あの人を思い出してビールを飲んだ。
何故だか今日に限って、寝付かない子どもを 「寝ないなら、付き合え」 と言って、膝に乗せて。
『お父さんは、君に、いつでも立場の弱い人の味方になる大人になって欲しいと思っている。』 
『それを失敗しないためには、的確に状況判断をする能力が必要だ。』
『お父さんは、昔、失敗してしまってな。大事なすばらしい人を亡くしたんだ。』
『いつか、君が言葉がわかるようになったら、もう一度聞いてくれ。』
と言って。





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2012.07/22 Sun 00:00|未分類 (あれこれ)||TOP↑
周波数の割り当てが変更になるのに伴って、携帯電話の機種変更をしなければならない (と言うか、もはや旧機種は使用できないのだが)。

はっきり言って、テレビの地上デジタル波への早急かつ強引な切り替えと同じで、国がそれらしい名目をでっち上げて、大企業を儲けさせようとしているだけなのだが・・・。



結論から言うと、私も結局機種変更をしたのだが、実際に機種変更をする前には、紆余曲折があった。

最初はこの事をきっかけに、携帯電話の契約をやめようかと思っていたのだ。

正直な事を言うと、私は電話で他人に縛られるのも好かない。

また、今の耳になってから、気を使っているつもりなのか、友人からの電話が激減した。 
“声と認識した” 音のみをデジタル変換して相手の端末に届ける現在の携帯電話では、雑音は入りにくいし、声そのものの音も簡略化されているため、正確な音を拾う事ができない私の耳においても、話の内容を掴む事にそれほど苦労はない。・・・・・・こんな説明はしてあるはずなんだが。
当初は、メールがよく来ていたのだが、返信が面倒なのでそのままにしておいたら、メールの受信も激減した。

それに、全く大したことの無い内容のメールに対して、 “相槌のような” 文書を返信するのもめんどくさいし、エネルギー (私自身のエネルギーと電気エネルギー) と時間の無駄のような気がするし・・(若くはないんだよ・・) 。

何よりも持ち物が増えるのも嫌だった。

若い頃は、 (今よりも、もっと大きな携帯電話であったが) メカ好きな男にとっては、携帯電話を持っているだけで楽しかったものだ。

しかし、現在の私の “人付き合いにうんざりした” 身にとっては、もはや邪魔な物にしか見えないのだ。

結局、 『 “子どもを伴っている” 私と、連絡をする手段を残して欲しい』
とのカミサンの希望で契約を続ける事にした。




しかし、今回の機種変更では、おかしなことをいくつか感じた。

私は、C303CA 以来、auの G'zOneを使用している。
機種変更前は、 G'zOne TYPE-R (A5513CA) を使用していたのだが、 au も私のような顧客は、再度 G'zOne を使用することをわかっているようで、1年くらい前からメールや封書や電話で、しつこいくらいのお知らせが届いた。
そこには、・・・
【G'zOne TYPE-Xは、大人気のため、在庫が少なくなっています】
・・・と書いてあるのだ (電話では、言われるのだ)。

そんなに売れているのに宣伝を重ねたら、在庫がなくなってしまって、逆にクレーム受けそうなモノだが・・・。
(昨今、様々なお店に入ると、店員が 「これ、すごく売れているんです」 とか、 「大人気です」 などと勧めて来るが、 “みんなと同じ” を強調すれば売れるらしい。不思議な世の中だなあ。  ・・・・それに、私を見て “みんなと同じ” を強調した接客をするのは、販売においてまず最初に必要な “客の分析” ができていないと思うのだが・・・。)



機種変更をすることに決め、実際に
お店に端末を見に行っても、通常の携帯電話はほとんど置いていない。

まるで、 《スマートフォンしか選択肢がない》 かのようだ!。


オンラインゲームが趣味の人や、私たちにはわからない様なエリートビジネスマンならともかく、外出先でどこにいてもインターネットにつなぐ必要のない人までもが、スマートフォンを持っている (というか、私の周りの人は、明らかにネットに接続していない・・) 。
別にいいんだ、個人の自由だから。
しかし、通常の携帯電話よりも基本料金は高いはずだよ。本当に、お店やキャリアや、メディアの言葉に踊らされていないのかな?。
・・・・お金に余裕があるのならいいんだがね・・。


また、スマートフォンのほうが、どう考えても 《電力消費量が大きい》 はずだ。それも、通常の携帯電話とは比較にならないくらいに・・・(持ってないから、実際の所はどうかは知らないが・・)。
“節電”が叫ばれる世の中でだ!。
こういう部分を目の当たりにすると、この国のメディアも企業も、本当に節操がないと、つくづく思うのです。
お金のことしか考えられないらしい・・・・。
それを容認して、騙されているのも庶民なのだが・・・・・。



値段も無茶苦茶であった。
“私には必要がない”パケットのプランを2年間契約すれば、大幅に代金が割り引かれるために、最終的にはその条件を呑むことになった。
パケットのプランを契約することにより、できるだけ多く、パケット通信を使わせたいのだろうなぁ・・・。




まあ、私としては、しばらく遊べそうなおもちゃが手に入った訳ですが、家事と育児に追われて、実際にストラップを作ったりケースを作っている暇はなさそうです・・・。




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2012.07/24 Tue 00:00|未分類 (あれこれ)||TOP↑
プロフィール

DANGER MELON 

Author:DANGER MELON 
はみ出し者と言われ続けて30数年の某県△△市在住197?年生まれ自称39歳の専業主夫。

履歴:高校在学中に無認可障害者施設開所運動に関わり、高校卒業と同時に開所。以後数年間施設職員。それ以後は仕事も無くアルバイト+他で何とか食い繋ぐ。医療職を目指し齢31で進学、6年次に難癖付けられて退学。以後専業主夫。

思想:平和と民主主義を望む。足元はブーツのみ。セーターは着ない主義。

嫌いなモノ:差別、キノコ、弱い者イジメ。

好きなモノ:多数。書ききれません。当ブログ内で少しづつ紹介していきます。

過去の日付の遅延投稿 ならびに 最新追記 については、カテゴリー【おしらせ】をお読み下さい。友人の皆さんへのメッセージもあります。リンクについての記述もございます。 


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