property="og:title" content="ページタイトル" /> property="og:image" content="画像URL" /> 2017年12月はみ出し者の閾値
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※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。※

悪性黒色腫 (あくせいこくしょくしゅ・・と読む。 malignant melanoma メラノーマ。 ↓以下↓、[メラノーマ]と記す) と医師から告げられた時、
私は 『あ~あぁ、オレの人生ここいらで終わるのか。やりてーことの1%くらいしかやってねーのになぁ。受け入れるしかねーよな、末期は苦しいだろうなぁ。』
 ・・・と思った。
あまりの事で、茫然としていたのだ。
・・と言うのも、皮膚科に関しては全く素人のオレだが (学生時代に皮膚科を教えてたヤツが、スゲー嫌なヤツだったので、全く勉強する気になれなかったのだ・・。) 、メラノーマがどのくらいヤバいものか位は知識があったし、先に摘出したソレが、全くメラノーマには見えなかったからであった。

IMGP4399.jpg
↑写真は一部ではあるが、これ以外にもそれほど医学書は残っていない。
退学してからかなりの年月が過ぎている。医学書の処分は、毎年のようにしてきた。


事の始まりは、4月である。
足底の一部が少し肥厚してきたのに気が付いた。
足底の表皮が肥厚してくると、過去の経験から、尋常性疣贅 (じんじょうせいゆうぜい・・と読む。 ヒトパピローマウイルスによる、いわゆるイボだ。 ↓以下↓、[疣贅]と記す) の発生がおこるのでは?・・・と考え、表皮をナイフで軽く削いでおいた。
普段なら、そこで終わるのであるが、5月になってまた同じ部位が他の部分よりやや肥厚しているのに気が付いたのだ。
過去の経験から、今回のように何度も繰り返すこともあったので、またしてもナイフで軽く削いでおいた。
6月になって、同じように少しだけ肥厚してきたその部分を削ぎ落そうとナイフを出した私を見て、カミサンが言った。
『疣贅ができたら、液体窒素で焼いてくればいいだけだよ。刺激与えて癌化したら怖いから、様子を見れば?。』
私は、 『それも面白い経験だし、そん時は子どもの疣贅も一緒に退治すりゃあいいか。』 ・・と思ったのである。
そうして、私はナイフで削ぐのをヤメたのだった。

そもそも、私は小さい頃から疣贅をうつされやすく、何度も痛い思いをしてきた。
子どもの頃から、毎回自分でナイフで毎日そぎ落として最後にはやっつけてやるのであるが、私にとり憑いてきた疣贅は、赤色や緑色のチョッと触れただけでも痛みを感じる手ごわい奴ばかりであって、ウチの子に付いているような白色の悪さをしない奴は、一度もなかったのだ。
だから、私は過剰に疣贅を心配して、日々対策を講じているのだ。
その対策の一つが、靴を脱いで何処かに入ったら、できるだけ速やかに足を洗う・・・と言うことであった。

7月のある日、通常の発達ではない子を持つ親を対象にした、就学に向けた説明会で建物の中に靴なしで入ることを余儀なくされた私は、説明会の後、車で足を洗い、新しい靴下に変え、持ってきていた替えのブーツに履き替えた。
その日の私の足底には、例の肥厚部分にも何もなかったのだ。



つづく





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2017.12/01 Fri 01:33|未分類 (あれこれ)||トラックバック(0)TOP↑
※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その2※

前回の投稿の続きである。

その3日後のことであった (友人に誕生日メールを打っていたから、覚えているのだ。) 。
足底の肥厚部分に、直径1mmほどの赤い点を見つけたのだ。

『ちくしょ~、疣贅ができやがった。切り落としてやる。』 ・・と言って、ナイフを取り出した私を、またもやカミサンは止めた。
『ナイフは時間の無駄。近くの組織が癌化する可能性もあるし、夏休みに入ったら、2人で皮膚科に行きなさい。』
いつもはあんまりカミサンの言うことを聞かない私だが、この時は素直に言うことを聞いたのだった (いつもは、すぐにナイフで削ぎ落している。) 。
それというのも、皮膚科に連れて行くのは、いろんなことを恐れるウチの子のいい経験になると思ったからであった。
その日は、尋常性疣贅だと思っていたので、感染拡大を防ぐために、足底に荷造りテープを張っておいた。

こののち、手術をした大病院の何人もの皮膚科医は皆、この時ナイフで削いでいたら、転移を誘発していたかもしれないとの事を私に告げた (大きい病院なので、1回目の摘出や抜糸・・その後の入院・手術・・・など、その時その時で沢山の医師が関わっていたからなのであるが、おしゃべりな私は、毎度毎度 「それでよ、ナイフでいつものように・・・」 とか、しゃべっていたので、皆コメントをくれたのだ・・・。笑) 。


皮膚科に行く日を8月に決めたので、それ以後はそのままにしておいたのだが、毎回テープを張り替えるたびに、
『ちょっとおかしいな。』 ・・と思うようになった。

・・と言うのも、疣贅ならば、点が分裂するはずなのだが、直径が2mm近くになってもそんな様子が無かったからだ。
直径2mm弱、その状態で近くの皮膚科を受診した。

『一応、焼いてみますけど、これ、疣贅じゃないかもしれませんよ。しばらく経過を診させてください。』
・・と、Yちゃん (近所の皮膚科医。私と子どもで勝手にそう呼んでいる。) は、私に告げた。

8月の終わりにYちゃんから、皮膚科の教科書を見せられ、
『やっぱり、心配だから大きい病院で検査して来てください。』
・・と、言われた頃には、ソイツは
直径約2.5mmのキレイな円形の物体に成長していた。



つづく





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2017.12/02 Sat 14:30|未分類 (あれこれ)||トラックバック(0)TOP↑
※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その3※

前回の投稿の続きである。

IMGP4401.jpg


私の行動としては、普段通りであれば、 『考えとくわ。』 などと言って、曖昧に誤魔化すところなのだが、患者にやさしく、丁寧なYちゃん (医師の事を勝手にそう呼んでいる) が、これまた丁重に言うので、私は従う気になったのだった。

すぐに、後に入院することとなる大病院に予約を取ってもらい、【腫瘍疑いの物体】 の摘出&生検を行った。

大病院の初診日から4日後、
発見から53日後、ソイツは私の身体から摘出された。


摘出にあたって、当初は直径3mmのパンチが用意されていたらしいが、医師は
『4mmにします。』 と言って、直前になって直径4mmに変更した。
後で考えると、この判断のおかげで私は安心を得ることになるのだ。
摘出前夜に、私が見た限りでは、直径は3mmに届きそうなほどであった。

まずは局所麻酔を注射した。まあ、痛いのであるが、伏臥位で患部が見えないので、我慢が大変であった。これが見えていれば、来る瞬間に覚悟を決めるだけで良いのであるが、見えないということは私にとっては恐怖なのである。

麻酔が効いたことを確認してパンチング。痛みはない。

そしてすぐに縫合。ところが、さすが私の身体である。2針目くらいから麻酔が切れてきやがった。
・・で、痛かったが、手際よく即時終了。
おしゃべりな私は、ここでもしゃべり続けていたのであるが (笑) 、立ち会った医師・看護師、どの人も無視することもなく1人の人間として扱ってもらえたので、私は楽しかった (医療従事者でスノッブな奴、よくいるんだよね。私はそういう所には基本的に行かないのであるが、今回のような紹介の場合は患者は医師を選べないから、どうなることかと構えてもいたし、多少の策も弄したのだった。) 。
摘出時のスタッフのどの人もやさしく、更にはみんなから 【ガンと言う可能性は低いだろう。】 ・・と声をかけられ、私も安心しきっていた。

2週間後の抜糸時に、検査結果が出る・・・とのことを聞いて、予約を取って病院を後にした。



つづく





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2017.12/03 Sun 06:23|未分類 (あれこれ)||トラックバック(0)TOP↑
※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その4※

前回の投稿の続きである。

IMGP4410.jpg



病院を出て、車に乗り込み、少し早いが子どもを迎えに行こうと車を走らせた。
1kmほど走ると、麻酔が完全に切れてきたらしく、
かなりの痛みになってきた。
この日私は、made in USA だった頃の1990年代初頭の Carhartt を格安で手に入れるのであるが、その嬉しさが無ければ耐えられないくらいに痛かった (足底なので、歩行時に直接圧がかかって痛いのだ。) 。
私は、運転しながら、
『アノYちゃんの勧めだったから今回は取ってもらったけど、次にこんなことがあってもゼッタイにやるもんか!。』
・・と、呟いていた。

革をポンチで抜いたのと同じで、直径4mmと言えど、外側の残り部分はパンチの直径以上の大きさの穴に広がる。
円形に空いているそれを、直線で縫い留めるのであるから、縫合部は円周の1/2の長さになる。
実際には20mm弱の縫合部になっていた。
そこに5針もかかっているのは、ひとえに【癒合しにくいから】である。

摘出後、ガーゼを当てる前の縫合部を見た時、 「5針か・・付きにくいんだな、ココ。」
・・と感じたが、
『抜糸は2週間後です。その時に生検の結果が出ているはずです。・・・・』
・・と、医師が言ったのも頷けた。
私は、運転しながらブツブツとつぶやいていた・・・・
『足底は重層扁平上皮のはず。断面積が小さいから横方向に再結合する力は弱いハズ。』
『普通は、1週間で抜糸だろうに・・・、単に検査結果が出るまで2週間かかるのに合わせて2週間も糸かけたまんまにしとくんじゃなさそうだゼ。』
『コレ、ヤベーかも、しばらくウォーキングもできねーかもな。』
・・・・と。

思った通りであった。
癒合はなかなか進まないらしく、縫合から4日経ってもガーゼには血がにじんでいた。
6日目位から絆創膏にチェンジしたが、8日目まで血がついていた。

そして、静かに歩かなければ、創部が破れるような感覚の痛みが出るため、私はウオーキングをやめることになった (次の手術の直前には、痛みも無くなったのだが、またその部分を大きく切除したため、現在も、ウォーキングは中止したままだ。これじゃ、また太ってしまうゼ。苦笑) 。


つづく






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2017.12/04 Mon 02:26|未分類 (あれこれ)||トラックバック(0)TOP↑
※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その5※

前回の投稿の続きである。


2週間後、抜糸の為に病院に行った。

『すみません、生検の結果がまだ出ていないのです。・・・』
・・と、医師から告げられ、私は、
『可能性が低いから後回しになったんだな。大変な患者さんからやってあげてくれればいいよ。オレなんて、ガンじゃないだろうし・・。』
・・と、思っていた。
医師も、
『アレが癌という可能性は低いと思います。』
・・などと、話をし、
『じゃ、1カ月後のこの日にくるわ。』
・・と、気楽な予約を入れ、病院を後にした。

IMGP4404.jpg


6日後の夜、医師から電話がかかってきた。
医師から電話口で、
『実は、生検の結果、良くないものが出たのです。明日、外来に来てください。』
・・・そう告げられた時、私は
「マジかよ、ガンだったのか。でもよ、あれがメラノーマって事はないよな。たぶん、基底細胞癌だろう。」
・・と、思ったのだ。そこで私は、
『でも、取ってしまったんでしょ?。』 ・・と尋ねた。
医師は、『取ったのですが、もっと大きくとっておいた方がいいと思います。早い方がいいと思います。最短ですと、手術日は・・・・・』
・・と、ドンドン続ける。
『分かりました。じゃあ、近いうちにまたお伺いします。』 ・・と言う私に、
『明日、すぐに来てください。』 ・・と、医師が言う。
私は、『明日は無理っすよ。・・』 ・・などと言って、結局4日後に話を聞きに行ったのであった。
それが、12月1日投稿の 【悪性黒色腫 (病気療養報告 その1)】 である。

医師からの電話を切って、カミサンに
『ガンやったみたいだ。』
・・と告げ、反応がかえって来る前に、
『大丈夫だ。基底細胞癌だろう。きっと、パンチで取り残しが出たんだろう。』
・・と、私は言った。
前にも書いたように、学生時代に皮膚科を教えてたヤツがスゴク嫌な奴だった為に、私は皮膚科に興味が持てずに、全く勉強をしなかった。そのため皮膚科に関しては全く分からない私ではあるが、メラノーマの特徴くらいは何となく知っていた。
◆形状が非対称
◆境界が不明瞭
◆色ムラ
・・・・などの特徴があるとされているのであるが、
摘出前のソイツを思い出しても、形は真円、色も単色、境界も明瞭・・・と、どう見てもメラノーマには見えなかったので、あんまり心配はしていなかったのだ。
しかし、カミサンは、
『そうかなぁ?、直前で1mm大きいパンチに変えたんでしょ?。なのに取り残しがある?。追加切除って、メラノーマとかじゃないかなあ・・・。』
・・と、言う。

私はカミサンの言葉を聞いて、そこはかとなく恐ろしくなったのだが、電話で 【4日後】 に予約してしまったので、今更次の日にすることもできずに、不安な気持ちで3日間を過ごすこととなった。

その晩は、とりあえずビールを3本飲んだのだが、全く酔う気配はなかった・・・。



つづく





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2017.12/05 Tue 15:31|未分類 (あれこれ)||トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

DANGER MELON 

Author:DANGER MELON 
はみ出し者と言われ続けて30数年の某県△△市在住197?年生まれ自称39歳の専業主夫。

履歴:高校在学中に無認可障害者施設開所運動に関わり、高校卒業と同時に開所。以後数年間施設職員。それ以後は仕事も無くアルバイト+他で何とか食い繋ぐ。医療職を目指し齢31で進学、6年次に難癖付けられて退学。以後専業主夫。

思想:平和と民主主義を望む。足元はブーツのみ。セーターは着ない主義。

嫌いなモノ:差別、キノコ、弱い者イジメ。

好きなモノ:多数。書ききれません。当ブログ内で少しづつ紹介していきます。

過去の日付の遅延投稿 ならびに 最新追記 については、カテゴリー【おしらせ】をお読み下さい。友人の皆さんへのメッセージもあります。リンクについての記述もございます。 


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