15年ほど前までは、しょっちゅう見つかった 所謂 “4th” 70505 “E” だが、
最近は ちゃんとした古着屋じゃないと見ない。
一時期は、あれほど バザー とかで見つかったのに・・・。
15~16年前まで、その前の7~8年位の間に、
所謂 “3rd” 557XX もあわせて、私も10着以上見つけた。
結局のところ、一番色が残ってて、一番程度がいい この1着 を残して、
残りは全て売ってしまったのだが、ここ △△市 は暑いし、そんなに着ていない。
今年も、Gジャンの時期はもう終わってしまった。

ジーンズに興味のない人でも、時々、『これ、すごくイイ色してる。』 ・・って、
褒めてくれる。やっぱり、この年代より前のデニムは、ひと味違う。
写真じゃあんまりわかんないけど・・・(写真よりもかなり色が濃いです。) 。
『所謂 “3rd” であるか、 “4th” であるか?。』 ・・・ってのは、
ジーンズの金銭的価値を気にする人にとっては重要なんだろう。
しかし、私にとっては、この年代のリーバイスにおける価値は、デニムの質と、
『今後、どれだけの間 着用できるか。』 ・・という、古着としての状態こそが、
価値判断すべきところである (だから、“3rd” を売って “4th” を残してる。) 。
洋服を投資の対象だとは思ってないし、投資そのものにも、興味はない。
賭け事は一切やらないので・・・。
この頃まで、Levi’s は綿糸が使われている。
この頃までの生地が、ブルーが (以後のものよりも更に) 濃くて、好きだ。
だからこそ、色ができるだけ残っている個体をのこしたのだが、
それでも 50年も前のものだから、綿糸は切れていたり、

擦り切れそうになっていたりする。

飾りステッチである、こういう部分の糸が切れているのは、問題はない。

しかし、縫い合わせのステッチが切れているのは、衣料としての耐久性に係る。

巻き縫いとダブルステッチで、かろうじて解れていないだけだ。
・・・と、いう訳で、
これからも末永く使えるように、
シーズンオフに入る前に、
切れたステッチの補修をすることにする。
『オリジナルじゃなくなって、価値が下がる。』 ・・とか言う人もいますが、
服は 『着てナンボ。』、『着たら、洗うのが当たり前。』 だと思うので、
私は全く気にしません。
過去には、(もう手元にはないけれど) これ以前の年代のジーンズも
全て補修して着ていました。
まず、糸選び。
ウチにある 赤茶系の綿糸は、2本だけ。他は黄色系とか、今回は使えそうもない。
どっちも、色が違う。

新しく買おうかと思ったのだが、この先の人生 いつまで生きられるかもわからないのに、
物を増やすのは極力避けたい。特に、綿糸は高いし・・・。
写真の右の糸が#20、左の糸が#8。この部分の糸は、#20だと思われるので、
右の糸にした。
この年代のリーバイスのGジャンに使われている綿糸は、色々な色が存在する様だ
(余談だが、スゴク綺麗なオレンジ色の綿糸のモノなどもあったりする。
あれは特に好きだ。探している。←また買うつもりかよ!。) 。
だから、リペアの度に微妙に違う色の綿糸を買い続けるわけにはいかないし、
個人じゃ仕方がない。
まずは、縫いやすい所から取り掛かる。今回は写真の他に2カ所。

面倒なのは、やはり袖の部分だ。
しかし、一番テンションがかかるのも袖の部分なので、やらねばなるまい。
まずは、左袖。

ステッチをかけ終わったところ。

糸の始末をして、左袖は完成。


次に、右袖。こちらは、カフも解れている。

カフの部分は、#30 くらいの細糸だが、無いので同じ糸で縫う。

糸の始末をして、こちらも完成。

写真では、あんまり目立たないのですが、
実際にはデニムの色残りがかなりの個体で、写真よりずっと濃い色なので、
相対的に新しい綿糸の色も目立ってしまってます・・・。
まあ、いいか・・・。
これで、今後も長持ちするでしょうし、安心して着ることができます。




最近は ちゃんとした古着屋じゃないと見ない。
一時期は、あれほど バザー とかで見つかったのに・・・。
15~16年前まで、その前の7~8年位の間に、
所謂 “3rd” 557XX もあわせて、私も10着以上見つけた。
結局のところ、一番色が残ってて、一番程度がいい この1着 を残して、
残りは全て売ってしまったのだが、ここ △△市 は暑いし、そんなに着ていない。
今年も、Gジャンの時期はもう終わってしまった。

ジーンズに興味のない人でも、時々、『これ、すごくイイ色してる。』 ・・って、
褒めてくれる。やっぱり、この年代より前のデニムは、ひと味違う。
写真じゃあんまりわかんないけど・・・(写真よりもかなり色が濃いです。) 。
『所謂 “3rd” であるか、 “4th” であるか?。』 ・・・ってのは、
ジーンズの金銭的価値を気にする人にとっては重要なんだろう。
しかし、私にとっては、この年代のリーバイスにおける価値は、デニムの質と、
『今後、どれだけの間 着用できるか。』 ・・という、古着としての状態こそが、
価値判断すべきところである (だから、“3rd” を売って “4th” を残してる。) 。
洋服を投資の対象だとは思ってないし、投資そのものにも、興味はない。
賭け事は一切やらないので・・・。
この頃まで、Levi’s は綿糸が使われている。
この頃までの生地が、ブルーが (以後のものよりも更に) 濃くて、好きだ。
だからこそ、色ができるだけ残っている個体をのこしたのだが、
それでも 50年も前のものだから、綿糸は切れていたり、

擦り切れそうになっていたりする。

飾りステッチである、こういう部分の糸が切れているのは、問題はない。

しかし、縫い合わせのステッチが切れているのは、衣料としての耐久性に係る。

巻き縫いとダブルステッチで、かろうじて解れていないだけだ。
・・・と、いう訳で、
これからも末永く使えるように、
シーズンオフに入る前に、
切れたステッチの補修をすることにする。
『オリジナルじゃなくなって、価値が下がる。』 ・・とか言う人もいますが、
服は 『着てナンボ。』、『着たら、洗うのが当たり前。』 だと思うので、
私は全く気にしません。
過去には、(もう手元にはないけれど) これ以前の年代のジーンズも
全て補修して着ていました。
まず、糸選び。
ウチにある 赤茶系の綿糸は、2本だけ。他は黄色系とか、今回は使えそうもない。
どっちも、色が違う。

新しく買おうかと思ったのだが、この先の人生 いつまで生きられるかもわからないのに、
物を増やすのは極力避けたい。特に、綿糸は高いし・・・。
写真の右の糸が#20、左の糸が#8。この部分の糸は、#20だと思われるので、
右の糸にした。
この年代のリーバイスのGジャンに使われている綿糸は、色々な色が存在する様だ
(余談だが、スゴク綺麗なオレンジ色の綿糸のモノなどもあったりする。
あれは特に好きだ。探している。←また買うつもりかよ!。) 。
だから、リペアの度に微妙に違う色の綿糸を買い続けるわけにはいかないし、
個人じゃ仕方がない。
まずは、縫いやすい所から取り掛かる。今回は写真の他に2カ所。

面倒なのは、やはり袖の部分だ。
しかし、一番テンションがかかるのも袖の部分なので、やらねばなるまい。
まずは、左袖。

ステッチをかけ終わったところ。

糸の始末をして、左袖は完成。


次に、右袖。こちらは、カフも解れている。

カフの部分は、#30 くらいの細糸だが、無いので同じ糸で縫う。

糸の始末をして、こちらも完成。

写真では、あんまり目立たないのですが、
実際にはデニムの色残りがかなりの個体で、写真よりずっと濃い色なので、
相対的に新しい綿糸の色も目立ってしまってます・・・。
まあ、いいか・・・。
これで、今後も長持ちするでしょうし、安心して着ることができます。




