2年ほど前にデッドストックで手に入れた 1991年製 Red Wings 2265 だ。

箱なしだったので、格安で手に入れることができた このブーツ。
週に2回くらい履いて、普段の手入れはブラッシングだけ。
オイルを入れたのは、この2年間で 1回だけ、それもミンクオイルではなく、
ラナパーを 「サッ」 と、簡単に使っただけだ
(「オイルを入れるのは、ひび割れの元なんじゃないか?。」 ・・と、
某 靴メーカーの社長が、私とカミサンに言っていたが、
14歳以降オイルドレザーのブーツを履き続けて来た経験から、私も、
「たぶん、そうなんじゃないかなぁ?・・本当のことはわからないけど。」
・・と、思っている。) 。
コイツを手に入れる半年前に、やはりデッドストックで手に入れた 1999年製の
8156 も そうなのだが、あまり履き込まれていない、アッパーが綺麗なブーツでも、
使用していれば、コバは必ず擦れてくる。
履き込まれたワークブーツなら、コバも摩滅したように丸くつぶれてしまったり、
色も黒ずんだりしていても構わないのだが、
まだまだアッパーが綺麗なブーツだと、ワークブーツとは言え、アッパーも
『ドレスシューズ並みに・・』 ・・とは言わないが、元の革の色を大きく逸脱しない
ナチュラルな色のきれいなコバにして履きたいところだ。
大切に使用していたのだが、
このブーツは、全くコバの手入れをしてこなかったので、結構擦れてしまってる。

よく、オッサンアメカジ雑誌のメンテ記事で、『コバの毛羽立ちに、オイルを・・』
・・とか書いてあるけど、
こういう状態の時、オイルを入れると、黒ずんでしまう。
私は、まだまだ綺麗なペコスブーツのウエルト (RW の場合、ソールまわりでは、
ウエルトだけがレザーなので、尚更だが、) の色が変わってしまうのは、嫌だ。
これ ↓は、 擦れたコバにオイルを入れた例だ。

使い込んだワークブーツなら、これ ↑ でもいいのだが、
まだまだ綺麗に履きたいブーツは、これでは困る。
かと言って、蝋を溶かしてコテで仕上げるのは、ウエルト部分だけが革で
ミッドソールは樹脂である RW には、大袈裟な気がする
(それに、ブログでそんなことを紹介しても、靴づくりをしない コテとか持ってない人
にはできないし、不親切だ。) 。
私は、こんな場合には、いつも、お手軽にできるメンテナンスとして、
革細工の時、床面やコバを仕上げる ふのり や、 CMC 、あるいは
それらに相当するモノを塗って、指で磨いています。

今回は、クラフト社の 【トコフィニッシュ】 という商品を使いました。
お安いので、革細工をしない人でも、普段からその手のモノを使っている人は、
財布などのメンテナンス用に持っていても、損はないと思います。
これを、2~3回繰り返したら、綺麗なコバに仕上がります。

関係無いけど、グリーンのミッドソールも、全然目立たないものですね。
もっと、目を引くと思っていたのですが・・・。
菅も、今頃になって 『GO TO の停止。』 とか言ってないで、
感染拡大防止の効果を上げるために、就任と同時に停止にするべきだったんだよ。
それが、リーダシップってモンだ。
この国は、いち国民から政治家まで、くだらないしがらみばっかり持ってる。
どいつもこいつも、足元、見つめなおせよ!。




