property="og:title" content="ページタイトル" /> property="og:image" content="画像URL" /> 靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)はみ出し者の閾値
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ビブラムの#100 などのアウトソールの場合、ミッドソールの2枚目 (地面側) に、アウトソールと同じ様なゴムを貼り、そこまでを出し縫いしておいて、その後アウトソールを接着して仕上げてあるものが多い。

・・・つまり、ダブルミッドソールまでは、糸がかかっているので剥がれないが、アウトソールは接着剤の力に頼っている訳だ。

・・これって、経年劣化で接着剤の力が無くなって、剥がれてきちゃうんだよね。

私の経験では、
    製造から20年を超えてくると、かなりヤバイと思われる。


これまでも・・・
1968年製のマウンテンブーツが、1988年に剥がれたし、
1995年製のチペワのロガーブーツも、2015年に亀裂が入りだした。
1998年製のチペワの 90359 も、2017年に剥がれた。
・・・・まだまだ、ある・・・。

・・・で、先に剥がれを予防すべきだと思うのだ。

もちろん、ビブラム#4014 のようなトラクションソールは無理なのだが・・・。

昨年の6月に、カミサンの1998年製の、Red Wing's 8176 にも施したのであるが、今回はRed Wing's 2210 である。

         ↓1998年製造の レッドウイング 2210 である。
       IMGP3588.jpg
既に、ソール自体にヒビが入ってきている。だが、まだ剥がれは見られない。

剥がれ出してから付け直すのは、メンドクサイ。
それに、外出中に剥がれ始めたら大変だ。


で、今回も、ステンレス製のビスで留めておいた。

         IMGP3629.jpg


アメリカのゴツいワークブーツ、特にロガーブーツは最高にカッコイイ。
その中でも、2210は特にカッコイイ。
いつ見ても、いい感じだ。ウットリしちゃうよ。


↓ 仙台のアメカジショップ On the EARTH ↓
   

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2018.01/29 Mon 03:52|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その21※


前回の話の続きである。

表面に皮がはったことにより、処置をしなくてもよくなった。
まだ皮が薄いので、軽くガーゼを当ててはいるが、それもいずれは無くてもよくなるだろう。
創部の周辺部は少し盛り上がるのだが、それが無かったとしても、この場所なので接地圧や床反力の影響がないわけではない。
圧がかかると痛い。いつまで痛いのであろうか・・・・。

創部を接地圧や床反力から保護する 事をいつも考えているのだが、それは何も痛みの為だけではない。
前回記述したこと以外に、できるだけ創部の接地を避けたい理由がある (以下) 。

前々回の記事で、瘢痕形成のことを説明したが、肉芽組織とは、その時にも書いたように、切り取られて亡くなった部分を元に戻すかのように生え上がってくる肉だ。
つまり、そこに元々あるはずの組織とは組成の違う、言わば 「異質の」 肉である。
つまりは、仕方なく穴を埋めただけ・・・のものだ。

元々あるモノとは違う異質のものが体にあると言うことは、それを原因とする身体の諸反応が起こりうる・・・と言うことでもある。

学生時代、熱傷後の瘢痕の記述で、 【瘢痕癌】 のことを目にしたことがある。

可能性は低いとは思うが、如何せん足底である。
生活上で一番多い運動、その時に常に圧力がかかり続ける場所・・・・・
そこに、私の瘢痕があるのだ。
それに、『ウォーキングは最強の健康法』 ・・と、公言している私の生活は、 【他人よりも1歩でも多く歩くこと】 ・・を毎日の生活で意識しているのだ。


オレはできるだけ生きていたいのだ。
更にまたガンになるのはゴメンだゼ。


・・・と、言う訳で、前回書いたように、今後既に持っているブーツを、創部にできるだけ負担を掛けずに履く為のインソールを製作する予定なのだが、今後の自作ブーツの事も考えねばならない。

・・・・普段体重が乗らない部分で体重を支える靴・・・・・
・・・つまり、White’sのアーチイーズ製法とやらを思い出した。
アレが本当に疲れないのか?、また、血流その他の影響はどうなのだ?・・・・
試してみたくなった。

・・・ってな訳で、退院以来旧マッコイのモンキーブーツしか履けるブーツが無かったので (包帯が無くなった現在、どれも履くことができるが、如何せん創部はブーツの中でも浮かせている。) 、すぐにでも履けるブーツを増やす必要もあった為、退院後すぐにWhite’sを購入することにした。

以前に試着した時 (Smoke Jumper の size:8half E) は、なんだかパンツとの相性が良くない気がしたが、今回試着したセミドレスのsize9Eは、パンツとのバランスも良く感じたし、サイズ感もピッタリであった。
試しに加重してみると、立位では創部には全く影響はなさそうであった (試着時は、まだ肉芽も中途半端にしか上がってきておらず、包帯巻きだったので、健側のみ試着した。) 。
足底中央部を横切るように、足底圧がかかっているのが感じられる。この不思議な感覚・・・。
創部の表面に皮がはった現在、セミドレスを履くと、確かに創部の保護はされている。

但し、歩行となると創部にも負荷はかかってくる。

前回、シャンクの話を書いたが、コイツは確実に何かでフマズ部分を補強してあるハズだ。
これから作る私のブーツに、こういうのを取り入れるのもいいかもね・・
(断っておくが、全く同じような猿真似をするつもりはない。私が作るべきは、私がBESTだと思えるものであり、そのBESTを模索し続けるのが、本物の作り手というモノだと、私は思っている。更に、他の靴を作っている人たちとは違い本当に歩行が解っている者として言わせてもらうと、実際に履いてみて、やっぱり疑問に感じる部分もあるのだ。納得する部分もあったが・・・・。) 。
・・・だからといって、解体して構造を盗み見る気はサラサラ無いけどね
(全く靴を作った事の無かった頃ならまだしも、現在の私はそれなりに作れるのであるから、そのメーカーだけの特殊な構造に対して、解体して技術を盗むような卑怯な真似はしない。) 。
・・・おっと、また話が脱線した。ブーツの事は、病気療養報告とは別に書かねば・・。

現在、White’s の セミドレス が、手元にあるのだが、立位保持だけならいいが、結局歩行時には創部への負荷が避けられない事と、キレイ目の着こなしを余儀なくされる事の2つの理由で、あまり履いていない。
私の普段の服装には、やっぱりヤンチャなゴツいワークブーツが会うんだよな。
キレイ目・・ってガラじゃないし・・。
しくじった・・・かも・・。
Smoke Jumperにしておけばよかった・・・それも、height10インチ以上でオーダーして、かなりゴツいワークブーツらしさ満載のを・・・。
結局、私は買いもの下手なのかもね・・・・(苦笑) 。


現在、杖でできるだけ負荷を分散して、創部を接地させずに歩いているが、1kmほど歩いただけで接地部 (瘢痕部ではない。) が痛み出す。
更に、杖は、どうしても1肢取られちゃうので、生活上やっぱり不便なのだ。
ブーツの中に入れるモノを、早急に何か考えねばならない。
そして、それは、全てのブーツに装着されるべきである・・・・
・・・・となると、・・・う~ん、メンドクサイ!



つづく

↓カッコイイんだけどね・・。




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2018.01/28 Sun 00:54|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
ヒールカップの内側には、紙に水性ボンドを浸した物を入れて、釣り込んであるのが、国産の靴なら一般的だ。
薄い革の中に固まった紙が挟まれていて、そこに足のかかと部分がいつも擦れたり (脱着時) 、密着したりしていることを想像してほしい。
・・わかるだろうか?。そのうちに中の紙は割れを生じ、かかと側の薄い革を突き破ったりする。
また、今回のように、ソレが原因かどうかはわからないが、内側のヒールカップが割れることも、靴を捨てずに大切に履き続けている人なら1度や2度経験しているんじゃないだろうか?。

↓旧マッコイのモンキーブーツである。
ヒールカップ拡大
左右の内側ヒールカップに、このような割れができている。

どうしようか悩んだのだが、
このブーツ、私の足にはかかと部分が大きすぎるので、サイズ調整も兼ねて
革を足すことにした。

1.5mm厚のヌメ革を大きめに切り出し、
IMGP1206.jpg
くせを付けた上で、内側から貼った。

外側のステッチに沿うように千枚通しで小さめの穴をあけ、
#20のミシン糸を手縫いでかけた。
↓トリプルステッチの上の1本は、今回の手縫い (元はダブルステッチ。) 。
IMGP3286.jpg
ちょっとズレたが、まあいいか・・。

内側は・・・・
IMGP3285.jpg
・・・もう、無茶苦茶。
・・・まっ、いいか、見えない所だし・・。


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2017.05/22 Mon 01:06|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
ウチにあるペコスブーツのほとんどは、カミサンのものだ。
カミサンは、いわゆるローパーのペコスばかりを履いていて、
ウエスタンのペコスはあまり履かない。

ローパーを持っていない私は羨ましいのだが、
今後どこかで手に入ることを期待して、ウエスタンのペコスを履いている。


ところで、話は少しばかりわき道にそれるのだが、
子どもの通う幼稚園の未就園児の会の手伝いは、
例の 隣のクラスのカアチャンB がいるので、
できるだけ出ないようになってしまったのだが、不義理をするのも嫌なので、
出ることができる日は、できるだけ行っている。

しかし、先日の事。用事があったにもかかわらず、カアチャンBに
『人が足りないの。絶対出て。』
・・と、当日突然言われて、出なければならないハメになった。

しかも、土砂降りの中、ひざ下近くまである泥水に浸かって、
車の退出誘導をしろ・・・と命令された
(あの土砂降りの中、幼稚園の傍の生活道路は、人も車もいなかったし、
    この誘導が必要であったとは思えない。) 。

私は、ずぶ濡れ。
ペコスは泥水に完全水没・・・。

私だけ終了後の会には出席せずに、家に帰ってシャワー。
ペコスもできるだけ泥水を吐かせたいので、シャワー。

ゆっくり乾燥させたのであるが、もうこの革では・・・・・・・ってな状態。

・・ってな訳で、思い切って染めてみることにした。

時々、雑誌で染め替えが出ていたりするが、RedWingの革が
あそこまで染まるとは思えない。
大抵は、染料が浸みこまずにムラになったり、
濃い色をのせたとしても、うっすらと染まる程度だと思う。

雑誌に載っているのは、
染料がまるで顔料のように表面に乗っているだけの状態だと思うのだ。
・・なので、うすめ液を付けた布で拭けは、かなりの量がとれてしまうと思う。

・・・しかし、今回のように革がここまで痛んでいれば、
   かなり染まるはずだ。


カミサンに、この計画を話したら、カミサンの1155も染めてほしいと言う。
カミサンのは、革も20年前と変わらない状態なので、
『ムラになったり、うっすらと染まる程度にしかならないと思うよ。』
・・と、伝えたが、それでもいいと言う。

・・と、言う訳で、
できるだけしつこく、なんどもうすめ液と共に浸透させてみることにした。

使うのは↓コイツ↓2足とも RedWing 1155。
rw1155.jpg
左はカミサンの95年製サイズ5D、右は私の94年製サイズ9E。
私のは革のWミッドソールにビブラム700になってる。


まずは、脱脂。次にマスキング。

次にできるだけ薄めたアルコール染料を布にとって、何度も塗りしみ込ませる。
私のは、2回塗りの後、うすめ液をしみ込ませた布で拭いてみたが、
色は完全にしみ込んでいて、色落ちしなかった。
カミサンのは、拭き取る前は顔料のように色が乗っていて真っ黒なのだが、
何度やっても (9回) 拭き取ると色が落ちた。

↓レッドウイング 1155 染色後↓
rw1155改
size5Dのムラになってるのもナカナカいいんじゃない。

ついでにヒールを樹脂で足しておいた。
また、2016年2月4日の投稿 【化学素材の中底は、結局ダメになる。】 でも書いた
中底が、今回の水没後ボロボロと大きく崩れ落ち、
ウエスタンペコスに入っているフマズ部分のビニールのパット (アレ、いらないよ。) も、ちぎれた。
そのため、3.5mm厚の革を切り出して中底に貼った。
・・もう無茶苦茶・・・ (大笑) 。


しかし、今回の水没の件以来、私の足にヒビが入るようになった。
トシのせいもあるとは思うが、カアチャンBのせいだ。
もっともっと、カアチャンBを避けねばなるまい。
せっかく印象操作して、話しかけられないようにしてたのに・・。
それも、2カ月弱しか持たなかった・・。

年明けから、また違った印象にして、話しかけられないようにせねば・・。


※※追記 (2020年9月20日)※※
この時のひび割れから、がんが発生した可能性が高い・・と、思っている。
そうではないとしても、カアチャンBによるストレスが、がん細胞の発生と
増殖に寄与したのは間違いあるまい。


レッドウィング専門alkaya works

アルカヤ靴店(928ウイング)

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2016.12/20 Tue 15:47|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
カミサンの脱いだペコスブーツ (ローパー×2足) に、靴下が入っていた。
尋ねてみると、 『だって、クッツクんだもん。』 ・・との答え。

確かに。 中底の樹脂が溶けてくるんだよなぁ。

私のペコス (ウエスタン:↓写真) も、4415も中底の樹脂が溶けている。
ペコス中底

チペワのフレックスウエルト製法の中底もそうだ。
表層の布張りが剥がれて、ゴミの出るスチロール樹脂がむき出しになる。
↓剥がれた布 (手前のエンジ色) で、型紙 (奥の白いの) を作って・・・
チペワ中底
薄いカーフを切り出して、中底に貼りつけた。
チペワ直し後

カミサンのペコスと、私の4415には、キップを切り出して貼りつけた。
ペコス中底切り出し

これで、快適だろう。
私のペコスは、もうちょっとこのままにしておくわ。




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2016.02/04 Thu 01:05|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

DANGER MELON 

Author:DANGER MELON 
はみ出し者と言われ続けて30数年の某県△△市在住197?年生まれ自称39歳の専業主夫。

履歴:高校在学中に無認可障害者施設開所運動に関わり、高校卒業と同時に開所。以後数年間施設職員。それ以後は仕事も無くアルバイト+他で何とか食い繋ぐ。医療職を目指し齢31で進学、6年次に難癖付けられて退学。以後専業主夫。

思想:平和と民主主義を望む。足元はブーツのみ。セーターとポロシャツは着ない主義。

嫌いなモノ:差別、キノコ、弱い者イジメ。

好きなモノ:お肉、他多数。書ききれません。当ブログ内で少しづつ紹介していきます。

過去の日付の遅延投稿 ならびに 最新追記 については、カテゴリー【おしらせ】をお読み下さい。友人の皆さんへのメッセージもあります。リンクについての記述もございます。 


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