property="og:title" content="ページタイトル" /> property="og:image" content="画像URL" /> 靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)はみ出し者の閾値
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※※はじめに※※
申し訳ありませんが、
今回は私自身で修理しているお話ではありません。

(以下:本文です。)

レッドウイングのアイリッシュセッターに代表されるトラクションソール。

カジュアル感が強く、ラフなスタイルに相性がいい。
また、クッション性も高いので、歩いていても疲れにくい。

・・・だが、そのクッション性がもたらす減りの速さ・・・。

この、旧マッコイのモンキーブーツも例外ではない。
IMGP8616.jpg

ミッドソールとウエルトを切り離し、ミッドソールの縫い付けから行う
オールソール交換ではなく、
ミッドソールを残した状態にして、アウトソールだけを張り替える
クイックリペアに出します。

このリペアの利点は、ウエルトの損耗が無いことです。
度重なる出し縫いによって、ウエルトは穴だらけになって、
いつ切れてもおかしくない切手の縁の様になってしまいますが、
クイックだとそんな心配はありません。

但し、出し縫いの糸は確実に弱くなっているはずなので、
クイックリペアは何度も続けてはできないと思います。
このブーツも、ウエルト出し縫いのオールソール交換の後、
クイックリペアを2回していますが、
今回の3回目で、クイックリペアは最後にしようと思っています。


リペアに出す前に、綺麗にする
(ジーパンの修理にしても、ソール交換にしても、
汚いままで依頼する人の気が知れない。
だから、いつも断っているのだ・・・。) 。
IMGP8619.jpg

綺麗になった。
中も、掃除機のブラシヘッド掃除の後、
アルコールを含ませた布で拭いている。
IMGP8625.jpg

綺麗にしないと、修理してくれる人に失礼だと思う。


但し、これ以上のことはしない。
元々、オイルはできるだけ入れない私だが、
サドルソープなどを使って、ここまできれいにした時は、
普段ならオイルを入れている。
しかし、今回は入れない。
ショップにリペアに出すと、オイルなどを入れられて、
手入れされた状態で帰ってくるからだ。
自分でどれだけのオイルを入れたか把握しておきたいのに、
結局自分以外の人によって、分量不明のオイルアップがなされる訳です。
ですから、リペアに出す時は、ここまでしかやりません。

毎度のことですが、
某県の、某修理屋さんにクイックリペアを依頼しました。
ソールは、Vibram #4014 Cristy cushion Unit Sole です。
色は白です。

・・・そして、昨日の夜帰ってきました。
IMGP8668.jpg

紐を通して・・・
IMGP8670.jpg
また、今日から履きます。

次は、ウエルトから自分で交換になりそう・・・。







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2022.09/17 Sat 16:51|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
2021年10月1日の投稿
【80's CANADIAN ARMY OFFICER BOOTS ウエルト色替え】
ウエルトを茶色に変えたカナダ陸軍のオフィサーブーツだが、
1月頃から週に2回ほど履いている。

ウエルトを茶色にしたことで、カジュアル感が増したので、
合わせやすくて結構気に入っている。
RIMG1138.jpg

私は、ブーツの手入れは、普段は2日に1度ブラッシングをするだけで、
履いて汚れを感じたら、ブラッシングの後に固く絞った布巾で拭いているだけだ。

あんまり色々な薬品で革をいじると、逆に革に良くない気がする。


但し、ソールの方は、多くの人が 「すり減ったら張り替えればいい。」 と、
思っているであろうが、
私の場合は、できるだけソールをすり減らさないようにしている。

その理由は、
① ソール交換の度に、ウエルトの穴が増えたりして、ウエルトが痛んでゆく。
② ソール交換で古いソールを剥がす際に、アッパーに大きな力がかかる。
・・・と、いうことだ。

そういうわけなので、新品のブーツを履く場合、
あらかじめシューグーをソールに塗っておくのであるが、
いくら塗布の前に表面を荒らして脱脂をしておいても、
剥がれてくる。

今回は、ソールのシューグーが剥がれたので、その対策をしたい。


まずは、靴を綺麗にします。
RIMG1147.jpg
傷は沢山あるが、綺麗になった。


ソールを確認。
RIMG1154.jpg
どちらも、内側中央付近に、黒のシューグーが少し残っているのがわかる。

ヒールは、結構削れている。
RIMG1155.jpg

新しくスチールを付けることはせず、削れた上から樹脂を盛りたいと思う。


今回は、シューグーではなく、↓ これ ↓ を使う。
RIMG1261.jpg
申し訳ありませんが、今は売っていないようです。
↑・・・と、書きましたが、ありました。 ↓ これ ↓ 。




『シューグーより硬くなって、剥がれにくい。』 ・・・との、友人の話であるが、
私は今回が初めての使用だ。

#400で荒らした部分に塗っていく。ヒールは、スチールの上から塗る。
RIMG1263.jpg

乾いたら、細かい無数の気泡が入ってる。
RIMG1276.jpg
確かに、固め。
でも、つるつると滑る感じでもない。


どれくらい持つか楽しみだ。


後は、全体の仕上げだが、
ラッカー仕上げの革だが、傷はそのままにする。
RIMG1277.jpg
その理由は、
① リムーバーは、有機溶剤なので、傷の周囲のクリアラッカーも溶かし、
耐水性が落ちる。
② 傷がつく場所は、ほぼ同じだと思われるので、そのまま使用していれば、
染まっていない革本来の茶色が出てくると思われる。
③ 元々の塗膜が厚いので、ワックスは必要ない。

今のままでもかっこいいし気に入っているのだが、
履きこんでいい感じになるのも楽しみ。
でも、わざわざ、中古加工したり、わざと乱雑に扱うつもりもない。
大切に末永く使ってこそ、本来のあるべき姿だと思うから。


履いてみた感じも、滑ることもなくいい感じ。

明日、海に行くのにこれ履いて行こう!。





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2022.08/04 Thu 10:55|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)コメント(2)トラックバック(0)TOP↑
80年代の、カナダ陸軍の士官用のブーツだ。
2019年5月29日の投稿 【BLAKEY 2】 で書いた通り、
履かずに飾ってある。
IMGP3800(2).jpg

ナカナカいいブーツだと思う。
ビルトライトヒール。スチールは私が打った。
RIMG0177.jpg

オイルレジスタントソールには、カナダ製のマークが入る。
RIMG0179.jpg

何故、コイツを履かなかったかというと、
フォーマルに履くには、少し無理があるデティールだからだ。

切りっぱなしだからね・・・。
RIMG0180.jpg

かと言って、カジュアルに履くには、この黒1色は重過ぎる気がする。

・・・ってなことで、
ウエルトを茶色に変えて、茶色のミッドソールも入れて、
アウトソールも交換しようかと思っていたのだ。


でも、使ってないソールを剥がすのはもったいないし、躊躇していたのだ。

9月29日の夜中に、ふと思い付いたのが、
「ウエルトの上の黒い染料、どこまで染みてるかな?。」
「あんまり浸透してなければ、削り落とせるんじゃないか?。」

・・・ってなことだった。

翌30日、家事が一段落した昼過ぎに、目立たないところを削ってみた。
『いけそう!。』

・・・で、作業開始。
浸透してる所と、そうでない所にムラはあるが、全体的に浸透は浅い。
RIMG0166.jpg

出し縫い糸の周囲も綺麗に剥がす。
糸を切らないように、アッパーに傷をつけないように細心の注意を払いながら、
ギリギリまで確実に剥がす。
RIMG0174.jpg
履いてしまえば見えないかもしれないが、
玄関で眺めてニヤニヤしてる時に気になるのはイヤだからね。

ウエルト上部と、面取り部分だけを、確実に剥がす。
RIMG0171.jpg
ここまでの作業時間、1時間半。


次は着色。
こげ茶にしようと思っていたのだが、仕上げの際に、
サイドの黒が滲んで面取り部分にかかってくるであろうから、
あえて明るい茶色にした。
RIMG0176.jpg
写真、暗いですけど、右が着色したところです。
一応、染料なんですが、
顔料のように上に乗ってるだけの割合が多いと思われます。
つまり、履いているうちに剥がれたり汚れたり、サイドの黒が染みたりすることで、
こげ茶に近くなると思うのです。

最後に、コテをかけます。
ロウは、無色のモノを・・と言うか、普通のろうそくを使いました。
RIMG0184.jpg
面取り部分は、予想通りサイドの黒が染みて、濃い茶色になってる。


完成です。

RIMG0183.jpg
嬉しくって、部屋で少し履いたから、履きジワついてる・・・。

RIMG0182.jpg

結構、イイんじゃないかな。
近いうちに履く予定・・・ (ホントか?。) 。



流石は、サンダース。 オフィサーシュー (士官用靴) でも、
↓コレなら、フォーマルで履けそう。 だけど、ブーツじゃないから私は・・・・。


↓レディースサイズ。


アメリカらしいベイツ↓。 だけど、ブーツじゃないから私は・・・・。


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2021.10/01 Fri 16:39|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)コメント(6)トラックバック(0)TOP↑
2016年12月20日の投稿 【ペコスブーツのツートーンカラー化】 で書いた
1994年製の Red Wing 1155 。

95年に購入し、サンザン仕事にもプライベートにも使ったブーツで、
雨で濡れて 2268 が使えない時は、単車に乗る時も使っていた。

水没したことは、数知れず。
最後の水没の後は、なでるだけでもギン面が剥がれるくらいに革が痛んだので、
ツートンカラーに染めた。
染めた時は既に、アッパーにはヒビが入っていて、
ヒビ割れが現れたのは、それより前、10年くらい前からだ。

履き始めてから20年を超えるワークブーツを持っている人なら、
こういうのはよくあることだと思う
(お金持ちで、数多く持っているから、どれもこんな状態になってない人とか、
雨の日は車に乗るから水没しない人には関係のない話だろうと思いますが、
庶民のアメカジ好きのオッサンには、よくあることかと思います。) 。

IMGP8231.jpg

染め替えてから、替わりのブーツ (2265 と 8156) を手に入れたのだが、
古いこのブーツばかり履いているから、更に痛んでくる。
それどころか、畑仕事 (少し土地を借りてやっています。) に履くことも多い。
先日は、畑仕事の後、子どもに自転車の乗り方を教えて、
アッパーで何度もペダルを持ち上げたので、更に傷だらけに・・・。↓
IMGP8223.jpg

ここまでヤレたブーツの手入れをするのは、通常とは違ってくる。
経験上、ヒビが入るまで使い込まれたブーツに、オイルを入れると、
更にヒビがヒドくなるような気がする。
これは、某有名靴メーカーの社長も言ってたし、地元の有名人の靴屋さんも
『オイル入れたら、もっとヒドくなる気がする。』
『ここまで来たら、オイル入れん方がイイよ。』 ・・・って、言ってた。

私自身も、単車に乗る時 (+仕事) に使ってた 2268 を2足、
ヒビ割れにオイルを入れて、その後アッパーがちぎれて廃棄にした経験がある
(若い子たちが騒ぐ、アメリカ工業規格 Z41 PT83 と Z41 PT91 の
所謂、茶芯レザーのモノだ。 その話をする度、若い友人は、
『うわー、スゲーもったいネー!!。』 ・・と、嘆く。笑) 。


・・ってなことで、
メンテナンスですが、一切オイル系は使いません。


まずは、ブラッシングで砂やほこりを落とします。
次に、ブラシでは落ちない汚れや砂埃を、堅く絞った布巾で拭き上げます。
ただ、それだけです。
まだまだ新しいレザーの場合も、大概このくらいしかしません。
オイルを入れ過ぎたくはないからです。
IMGP8226.jpg

↓このドイツ製の馬毛のブラシは、安くて質がいいと思います。
私も、同じものを20年以上使っています (昔は、更に安かったです。笑) 。
価格:1870円 (税込、送料無料) 。
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ドイツブラシセット(1セット)
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若い人は、そのまま傷の茶色を見せて履くのでしょうが、
今回は、あまりにも傷が酷すぎるので、補色しました。
IMGP8230.jpg
コレにも油分は含まれているので、あまり塗りたくはないのですが・・・
(ですから、純正の焦げ茶色を持っていますが、補色しません。) 。

きれいになりました。
IMGP8229.jpg
厚い革の屈強なアメリカのワークブーツだからこそ、
この状態になっても、履き続けることができる。
そんなところが、好きなんです。

ここまでの状態になっても、まだまだ履いてやりたいと思っている
( 『捨てろよ。』 とか、言わんといて下さい。) 。






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2021.05/07 Fri 13:54|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
《はじめに》

靴や革細工を作る者として (最近は全然作ってないけど・・。苦笑) 、
時々手入れについて尋ねられることがある。

私は、この道で暮らしている訳ではないし、知っていることは少ない。
しかし、革業界で賃金を得て暮らしを立てている “プロ” であるからと言って、
革に知悉しているとは限らない。

多くの人は、雑誌や本などに載っていることを参考にして、
手入れをしてきたとは思うのだが、私は自分の経験から (失敗した経験だ。) 、
『コレ、革を傷めると思うけどな・・・。』 ・・・って思う記事も多い。

アメカジに目覚めた小学校6年生以来、ワークブーツが、また他の革製品が欲しくて、
アルバイトをしてお金を貯めて、中学1年で革靴とギャリソンベルトを購入、
中学2年からはワークブーツを履いているので、失敗経験は沢山ある。
中高生の間は、図書館で洋服や靴、革の本を読み漁り 身につけた知識、
地元では有名人である 行きつけの靴屋さんから教わった知識、
・・・それらを自分の持ち物で実践してきた。
それでも、失敗はある。

だからこそ、言えることがあると思い、ブログに書こうかなと思っています。
参考になれば幸いです。

また、主に靴について書かせていただきますが、鞄や財布なども
基本的には同じですので、その辺もご了承ください。
不定期に書きます。

知らないことやわからないことは、書いたりしません
(よく、雑誌などに、まるで正しいかのように書いてありますが・・・。) 。
不確かなことは、『~ではないか?・・と、思う。』 ・・と、言うように書きます。

IMGP7806.jpg
ウチの玄関です。

     《以下:本文です。》



靴が好きになったら、一日中 玄関に座って、
穴が開くほど靴を眺めたりするものです (私だけではないハズ・・?。) 。

・・・そして、やたらと手入れをしたくなるものです。

しかし、『過ぎたるは猶、及ばざるが如し。』 ・・・と、言うように、
“見つめてウットリとする” 以外の行動で、本当に手入れとして正しいのか・・
・・疑問である行動も多いです。


雑誌や専門家のインタヴューでも推奨されている手入れですが、
専門店で行うようなことを、高頻度でやっていいのか・・・?・・と、
言うと、大いに疑問です。


高い代金を払って、その靴にとって何年かに一度の大々的な復活劇である
お店でのメンテナンス。
顧客満足度を高めなければ、商売として成り立たないもの。

その様な店の広告の意味合いもあるし、
その様な店の広告依頼も収入のひとつである雑誌。

そして、高いメンテナンス用品。
使用頻度が上がれば、リピート売り上げも・・・上がる。

・・・そのあたりのことも念頭に置きながら、考えていただければ幸いです。


間違い1
手入れの方法の違いは、原皮の種類ではない。

『羊革、どんな手入れをすればいい?。』 ・・なんて時々訊かれるが、
手入れの方法の違いは、まずは仕上げの違いで分けられるべきだ。

表面をコーティングしたパテントレザーと、ナチュラルな仕上げをしたレザーでは、
手入れに使う薬品は全く違う。
また、ナチュラルな仕上げのレザーでも、ヌメ と オイルヌメ (オイルドレザー) 、
蝋をしみ込ませたブライドルレザー、・・etc・・、どれも使う薬品は違ってくる。

基本的には、薬品を使わずに、できれば毎日ブラッシングをするのが、
革製品の・・・特に靴の・・、手入れだ。


普通は、馬毛のブラシを、革の種類や色で複数個を使い分ける。
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ブラッシングの意義は、常にカビの胞子を払い落としておくことで、
革をカビさせないことにある。



間違い2
リムーバーは、大切なモノも落としてる。

所謂、「リムーバー」 とか呼ばれる薬品を使うと、染料が布に付いてくる。
そこまでキツイ薬品になると、銀面を傷めているのは確実だ
(リムーバーや汚れ落としクリームは、有機溶剤なんだから、当然と言えば当然だ。) 。
ドレスシューズのワックス上の傷を、ワックスごと取るには有効だと思うけど
(タウンユースでドレスシューズに付くのは、それくらいしかない。) 、
ドレスシューズを街で普通に履いていれば、
基本的にブラシや水分をきつく絞った布で落ちないような汚れが付くことは、
めったにない。
ワックスの上の傷を取って、またワックスをかけておく。その時に使う。

ワークブーツのようなナチュラルな仕上げのレザーにしみ込んだような汚れは、
キツイ リムーバーでも落ちないし、銀面を傷めるだけなので、無駄だと思う。
シミの元だし・・・。

ただ、既に仕上がっている革の上から、さらに染めたい場合 (染め替え) などは、
この有機溶剤の性質を利用して、あえて銀面を傷めて、
染色液を浸みこみやすい状態にさせることはできると思う
(2016年12月20日の投稿 【ペコスブーツのツートーンカラー化】 で使用したのは、
有機溶剤だが、同じような効果は有機溶剤系のリムーバーにもある。) 。

・・・という訳で、
私は、所謂リムーバー(有機溶剤系のキツイ物)は、ほとんど使っていない。
ポリッシュしたレザーの傷をワックスごと取ることも、頻度としてはあまりない。
大した傷も無いのに、リムーバーを高頻度で使うと、
銀面の劣化が早まるので注意。

汚れ落としの薬品は、いくつか持っているけど、後列のはキツイ。
IMGP7815.jpg
ハッキリ言って、使ってない。
どうしても必要な時は、キツクないモノを少し使う。
それも、黒色のワークブーツにだけ。

キツイリムーバーを使って、
ポリッシュされたワックス上の傷を取ったことはあるが、1回だけだ。
何年か前に、その1回を行った カミサンのジョッパーブーツ。
IMGP7827.jpg
フォーマルでしか使わないから、傷付けないように履くのが基本。
私は、この手のドレスシューズは持っていないが、フォーマルで履いている
Lucchese は、一度もリームーバーを使ったことはない
(そもそも、ワックスでポリッシュしてないし・・・。) 。
WAX上の傷よりも深い、銀面に付いた本当の傷については、
今回は書きません (また改めて書きます。) 。

オイルドレザーなどで、サドルソープを使うと、極細かい砂や埃などは
洗い流せてキレイにはなるが、黒ずみはほとんど取れないし、
ウエルトの隙間から水が浸入するのも、いただけない。
IMGP7822.jpg
ウチにはサドルソープが2つあったが、右のラベルが取れてる KIWI のは、
20年以上前に買ったものだし、ここ15年で3回使っただけ。
左の PENGUIN は、いつのかわからないが、新品だ。
余程の泥だらけになった時以外、ほとんど使わないので、今後も減らないと思う。



間違い3
オイルは、絶対に入れ過ぎてる。

ミンクオイルを始めとして、いろいろな種類がある 『革用の“油”』 。
IMGP7819.jpg
シューグリースとスノーシールは、ちょっと特殊だけど、やっぱり油だ。

ツヤを出すワックス類も、蝋なので油脂だ。
乳化性のクリームだって、主原料はワックスとかオイル・・・全て油だ。
IMGP7817.jpg

よく、『油分が抜ける。』 ・・って、言いますが、
水没したりしているわけでもないのに、そんなに (手入れで塗りたくっているほど)
革製品から油分が抜けているとは、常識的に考えて思えないのです。

昔、お世話になった 地元の有名人の行きつけの靴屋さんは、
オイルドレザーのワークブーツについて、
『多くても月に一回、ロングブーツで片足に付き、
 マッチ棒の頭くらいの量のミンクオイルを入れる。
  塗り過ぎは厳禁だよ!。』

・・・って、生意気盛りの私に言ってくれてた。



・・・以上の3点は、よくある間違いだと思うのです。



『じゃ、何でこんなに持っているんだ?!。』
・・って、思うでしょ?。


つまり、こうやって (いらない物を買って、使って‥) 、
間違いを繰り返してきたのです。


ですから、写真で紹介した (+α・・持ってる。) 革用の薬品類の2/3を、
玄関の飾りにしているだけです・・・ (苦笑) 。

・・・困ったモンだ・・・。



ポリッシュ用のワックスなら、↓ コレ ↓ ひとつでいいかな。
大英博物館開発のワックスだ。 200ml 価格:5250円 (税込、送料無料) 。
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オールマイティーに使ってるのは、ラナパー。
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2021.03/14 Sun 01:44|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

DANGER MELON 

Author:DANGER MELON 
はみ出し者と言われ続けて30数年の某県△△市在住197?年生まれ自称39歳の専業主夫。

履歴:高校在学中に無認可障害者施設開所運動に関わり、高校卒業と同時に開所。以後数年間施設職員。それ以後は仕事も無くアルバイト+他で何とか食い繋ぐ。医療職を目指し齢31で進学、6年次に難癖付けられて退学。以後専業主夫。

思想:平和と民主主義を望む。足元はブーツのみ。セーターとポロシャツは着ない主義。

嫌いなモノ:差別、キノコ、弱い者イジメ。

好きなモノ:お肉、他多数。書ききれません。当ブログ内で少しづつ紹介していきます。

過去の日付の遅延投稿 ならびに 最新追記 については、カテゴリー【おしらせ】をお読み下さい。友人の皆さんへのメッセージもあります。リンクについての記述もございます。 


※限定公開記事のパスワードは、連絡が取れる方は本人にご確認下さい。

※文書および画像の無断転載、また日記的出来事のエピソードの流用を禁じます。それらを発見した時は、法的措置を取らせていただきます。

※但し、政治屋批判の画像に関しては、遠慮なくご自由にお使いください。断りも入れなくて結構です。

※エピソード流用をご希望の方は、ご連絡下さい。

※どうしても連絡が必要な方は、連絡方法をご面倒ですがお探しください(何処かにあります。)。

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