“ビーフカレー” のような名前の、その店が楽天市場にあることは、かなり前から知っていた。
その店が、 “パジャマ” みたいな名前を名乗る作家の店であることも、ページを見て知っていた。
その店の商品の中に、私のデザインをそっくりパクって造形した、しかしあまりバランスの良いデザインとはいえない指輪があることもだ! (と、言うか、メインの商品がその指輪だったのだが・・) 。
ご指摘通り、確かに、私が、1998年のあるデザインコンペディションに出品したのと同じデザインだ。
ハートの左右非対称なバランスのとり方も、環に沿って薄くなっている部分も、皆同じだ。
違いがあるとすれば・・・・
〈1〉私の方が薄い部分はとてつもなく薄くしてあり、繊細なデザインである事(それは別にいいだろうが・・)。
〈2〉ハートの上部のくぼみに、何故か不自然に入れられた2本の線状のモールド。
・・その〈2〉を持ってきて、 “パクリではありません” と、アピールしているんではないか?。・・・との、私の顧客の指摘も頷ける。
しかし、私としては、 『ふーん。あっ、そう・・・』
って、感じなのだ。
何故かと言うと、簡単だ。
店を出して、 “商売” としてやり始めた時点で、それはもはや 【工芸作家ではない】 からだ!。
商売をするからには・・・
・【利益を生むために流行のデザインを追う】 、そのうちに、他人の模倣のありきたりのデザインになる。
・【生産性を上げるために仕上げが手抜きになる】、そのうちに、外部に下請けに出して “搾取” をする。
そんなものは、 『工芸作家ではない!』 。
私の、他の製作物に関しては、靴も革細工も帽子もなにも・・、ただの 【作家 = 製作者(=創作作家)】 だと思っているが、この “錺 (Jewelry Making)” に関しては別だ!。
私は、 “錺 (Jewelry Making)” だけは、私の独自のデザインを、私が “この手で” 製作する、工芸作家でありたいと思っている。
昨今、工芸家の癖に、 『芸術です!』 などと人をケムに巻いたようなことを言って、モノを売る連中ばかりが目に付く。
若いころのように、 『芸術であるなら、それで何を訴えたいの?!』 と、意地悪に指摘してやるだけ時間の無駄だ・・・。
(逆に、“芸術家”を名乗る奴が、自分の創作物を自分でもわからないような事をぬかしたり、“無題”などと無責任な題名を付けたりしているのも、中身がなくて 【芸術家として甚だおかしい】 のではあるが・・)
それどころか、ただの “作家 (製作者=創作作家) ” にもかかわらず、 “芸術家” を名乗る奴もたくさんいる!。
つまりは、 『一般人が崇めるような “芸術家” という言葉を使って、自らを高尚に見せなければ』 やっていけないのだろう。
そこには、作家 (工芸作家 or 創作作家) としての誇りも何もないのだ。
だから、 “流行の” “他人の真似の” デザインを製作し、喰っていけないから 『教室』 を開いたり、法外な料金の 『学校』 を運営したりするのだろう (そこに、地方公共団体からの補助金が下りている・・・なんてこともある!) 。
私に、何度も、 『店をやれ!』 と言う、おせっかいな人に言っておきたい (そういう人には、このブログを教えてないので、無駄なのだが・・・笑)。
先に書いたように、私は、錺 だけは、私のデザインを、私が製作する、 “工芸作家” でありたい!・・と思っている。
だから、店はやるつもりはない。
まして、賃金の安い国で量産された “安価な” 、 “流行が終わったら捨てられる” モノに、この国では (手作りで) 太刀打ちできるわけはないのだ!。
だから、前述した、 “ビーフカレー” のような名前の店も、もう楽天市場にはないのだろう・・。
あの指輪は、テレビで紹介されたらしいが、それでもつぶれるのだ (しつこく何度も言う。私のデザインの方が格段に良いとは思っている。だから、私の指輪だったらもっと売れたかもしれないが、それでもどうだろうか?、食べていけるとは思えないよ。) 。
だから、私はこれまで通りに “少しずつ” 製作を続けるのだ。
あっ、忘れる所だった・・
あの指輪を買ってくれた方に言っておきます。
『私のデザインの方が優れていないと思われますか?。そう思われないなら、別に他人に何か言われても、 “無視” して下さい。』
《当ブログ内のカテゴリー的には余談ではあるが、ついでに書いておく。》
何度も言われる 『だったら、帽子とか、洋服とか、靴で店を・・・・』 と。
先に書いたように、『大量生産』 と 『人気のブランド』 と 『流行』 には、手作りでは勝てないのだ!。
そう言うと、何度も言われる 『じゃ、流行のデザインで・・・・』 と。
流行りは、使い捨てなんだよ!。【使い捨て=安価に手に入る】 なのであるから、安く大量に生産せねばならない。よって、使い捨てのモノを手作りで作る意味はない。
それに、たとえお金がたくさんあっても、使い捨てのものを生産する人間にはなりたくはないんだ!。
「男だったら、打って出ろ!」みたいな、面倒なことは言わないで欲しいんだけどね・・・・。
第一、退学になったガッコに使ってしまって、店を出して “打って出るような” お金も無いし・・・。
そういうことを、しつこくいう人に限って、 「資金は出してやる」 って言わないもんだね・・・・。 「代金まけろ!」 って言って値切ろうとするし・・。
この国では、手作りでは一部の “ブランド化” した者たちしか、やっていけないんだ。それもわからないのに、よく仕事があるもんだ・・・。私にだってないのに・・・。

その店が、 “パジャマ” みたいな名前を名乗る作家の店であることも、ページを見て知っていた。
その店の商品の中に、私のデザインをそっくりパクって造形した、しかしあまりバランスの良いデザインとはいえない指輪があることもだ! (と、言うか、メインの商品がその指輪だったのだが・・) 。
ご指摘通り、確かに、私が、1998年のあるデザインコンペディションに出品したのと同じデザインだ。
ハートの左右非対称なバランスのとり方も、環に沿って薄くなっている部分も、皆同じだ。
違いがあるとすれば・・・・
〈1〉私の方が薄い部分はとてつもなく薄くしてあり、繊細なデザインである事(それは別にいいだろうが・・)。
〈2〉ハートの上部のくぼみに、何故か不自然に入れられた2本の線状のモールド。
・・その〈2〉を持ってきて、 “パクリではありません” と、アピールしているんではないか?。・・・との、私の顧客の指摘も頷ける。
しかし、私としては、 『ふーん。あっ、そう・・・』
って、感じなのだ。
何故かと言うと、簡単だ。
店を出して、 “商売” としてやり始めた時点で、それはもはや 【工芸作家ではない】 からだ!。
商売をするからには・・・
・【利益を生むために流行のデザインを追う】 、そのうちに、他人の模倣のありきたりのデザインになる。
・【生産性を上げるために仕上げが手抜きになる】、そのうちに、外部に下請けに出して “搾取” をする。
そんなものは、 『工芸作家ではない!』 。
私の、他の製作物に関しては、靴も革細工も帽子もなにも・・、ただの 【作家 = 製作者(=創作作家)】 だと思っているが、この “錺 (Jewelry Making)” に関しては別だ!。
私は、 “錺 (Jewelry Making)” だけは、私の独自のデザインを、私が “この手で” 製作する、工芸作家でありたいと思っている。
昨今、工芸家の癖に、 『芸術です!』 などと人をケムに巻いたようなことを言って、モノを売る連中ばかりが目に付く。
若いころのように、 『芸術であるなら、それで何を訴えたいの?!』 と、意地悪に指摘してやるだけ時間の無駄だ・・・。
(逆に、“芸術家”を名乗る奴が、自分の創作物を自分でもわからないような事をぬかしたり、“無題”などと無責任な題名を付けたりしているのも、中身がなくて 【芸術家として甚だおかしい】 のではあるが・・)
それどころか、ただの “作家 (製作者=創作作家) ” にもかかわらず、 “芸術家” を名乗る奴もたくさんいる!。
つまりは、 『一般人が崇めるような “芸術家” という言葉を使って、自らを高尚に見せなければ』 やっていけないのだろう。
そこには、作家 (工芸作家 or 創作作家) としての誇りも何もないのだ。
だから、 “流行の” “他人の真似の” デザインを製作し、喰っていけないから 『教室』 を開いたり、法外な料金の 『学校』 を運営したりするのだろう (そこに、地方公共団体からの補助金が下りている・・・なんてこともある!) 。
私に、何度も、 『店をやれ!』 と言う、おせっかいな人に言っておきたい (そういう人には、このブログを教えてないので、無駄なのだが・・・笑)。
先に書いたように、私は、錺 だけは、私のデザインを、私が製作する、 “工芸作家” でありたい!・・と思っている。
だから、店はやるつもりはない。
まして、賃金の安い国で量産された “安価な” 、 “流行が終わったら捨てられる” モノに、この国では (手作りで) 太刀打ちできるわけはないのだ!。
だから、前述した、 “ビーフカレー” のような名前の店も、もう楽天市場にはないのだろう・・。
あの指輪は、テレビで紹介されたらしいが、それでもつぶれるのだ (しつこく何度も言う。私のデザインの方が格段に良いとは思っている。だから、私の指輪だったらもっと売れたかもしれないが、それでもどうだろうか?、食べていけるとは思えないよ。) 。
だから、私はこれまで通りに “少しずつ” 製作を続けるのだ。
あっ、忘れる所だった・・
あの指輪を買ってくれた方に言っておきます。
『私のデザインの方が優れていないと思われますか?。そう思われないなら、別に他人に何か言われても、 “無視” して下さい。』
《当ブログ内のカテゴリー的には余談ではあるが、ついでに書いておく。》
何度も言われる 『だったら、帽子とか、洋服とか、靴で店を・・・・』 と。
先に書いたように、『大量生産』 と 『人気のブランド』 と 『流行』 には、手作りでは勝てないのだ!。
そう言うと、何度も言われる 『じゃ、流行のデザインで・・・・』 と。
流行りは、使い捨てなんだよ!。【使い捨て=安価に手に入る】 なのであるから、安く大量に生産せねばならない。よって、使い捨てのモノを手作りで作る意味はない。
それに、たとえお金がたくさんあっても、使い捨てのものを生産する人間にはなりたくはないんだ!。
「男だったら、打って出ろ!」みたいな、面倒なことは言わないで欲しいんだけどね・・・・。
第一、退学になったガッコに使ってしまって、店を出して “打って出るような” お金も無いし・・・。
そういうことを、しつこくいう人に限って、 「資金は出してやる」 って言わないもんだね・・・・。 「代金まけろ!」 って言って値切ろうとするし・・。
この国では、手作りでは一部の “ブランド化” した者たちしか、やっていけないんだ。それもわからないのに、よく仕事があるもんだ・・・。私にだってないのに・・・。


