宴会で酔った田舎のオッサンたちが話す 【政治の話】 は、大きく分けて3つに絞られる。
まず、1つ目だ。
【 話題の単語に対する賛否の表明 】
話題の単語を出して、そのこと事について説明が出来ないのにも関わらずに賛否を表明する (もちろん、賛成or反対は、その事項に対する二大政党の答えと全く同じである) 。
最近だと、その単語は 「TPP」 だとか、 「オスプレイ」 だとか、「尖閣諸島 (防衛) 」 って所かな・・。
なんだか、例の元赤頭の知ったかぶりで性格の悪いタレントのツイッターみたいだな
(大笑。・・・・・しかし、あの性格の悪いタレントの田舎のオッサンと同じレベルのツイートが、ニュースとして取り上げられるインターネットって、田舎のオッサンを量産しているメディアだな。困ったもんだ・・・・。)。
次に2つ目だ。
【 政治に関する、
ゴシップ的な、何の根拠もない反体制の人間への批判 】
“理屈ではない” 反対者に対する差別意識に、治安維持法時代の様な印象を受けてしまうが、ネタ元は大抵は週刊誌である (週刊誌を買っている男たちは何故あれを買うのかを考えてみる。・・・・・時々、若い娘の肌が見たくなるのは自然なことではあるが、かといってエロ本はこっぱずかしくて買えないから、週刊誌を買っているのではないかと思われる・・・・。←コレ、たぶん当たってると思う)。
選挙の前になると週刊誌で流される、 『何故この人達の組み合わせの対談で、この話になるのかわからない?』 『しかも、しつこく延々と同じ話題を繰り返してる・・・』 ってな感じの、反対意見に対するネガティブキャンペーン。
それを毎回繰り返し、週刊誌を流し読みすることによって洗脳されているのだろう (最近じゃ、ネットの主要サイトのニュース欄にしつこく留まり続ける。その結果、これまでは週刊誌を読まなかった人間までもが洗脳されて、そういう人が増えていってる・・)。
もちろん週刊誌の洗脳だけではない。田舎には治安維持法時代から脈々と受け継がれてきた、反体制の人間への根強い差別意識もあるのだから尚更だ。
最後に3つ目だ。
【 地方政治がらみの利権の話 】
『地域が・・』 『地元が・・』 といった、局所的な全体の利益の様な事を言ってはいるが、実際の所は 〈ほんの一握りの人が儲かった〉 に過ぎない。
いや、それさえも怪しい。実際に多くの場合は、政治屋の会合で ≪酒を飲んできた≫ 事が、田舎のオッサン達の利益と言えるのかもしれない・・・。
今回の本題に入ると、その3つ目の話になるのだが、
『のどかな田舎に降って湧いた様な、 “地域活性化” の話』
を少々させてもらいたいと思います。
もちろん、何かを作ったことで地域が活性化して、地域に莫大な利益をもたらすことなど、そんなにあるわけがない。
あったとしても、利益を得るのは、他所から来た一部の人だけだ。
(よく、 「地域の」 とか、 「地元の」 って言うが、そのような自分たちの事よりも、『社会全体で、自分たちよりも弱い人に対して、よりよい政策を行ってほしい』とは、夢にも思わないらしい。 もちろん、その地域に住む “庶民” である自分たちには、利益などないのだが・・・・)
10年以上前のことだ。
ずっと前から言われていた計画であったが、その土地にインターチェンジができることになって、見渡す限り田んぼだった土地は、インターチェンジに必要な部分のみ、国に買収された。
田舎なので、 “お上” のなさる事に異を唱えるものはいなかった (強い者や、争っても不利な強大な者には、逆らわないのが田舎の慣わしだ。また、逆らう者が出ると、小さなコミュニティーの中で孤立する事も、全員がよく知っている) 。
そうして、そこはインターチェンジができ、一部の者の財布がその時だけ潤った。
田んぼを売れなかった者と田んぼが売れた者の差は、新築の家に表れる。
売れなかった者は、 “なんだか羨ましい気持ち” になる (私も羨ましいよ・・) 。
田舎のオッサン達は、酒を飲んでは 『地域が潤った』 と言った。
しばらく経って、その土地に 『○○市場が移転してくる』 という話が流れた。
公の巨大な卸売り市場が移転してくる事が決まっているとなれば、前回と同じで
“お上” のなさる事に異を唱えるものはいない。
ましてや、前回、田んぼが売れた者と売れなかった者の差を、目の前で実感させられた田んぼの持ち主たちは皮算用に忙しく、 “反対する” などとは考えも付かない。また、更に田んぼが売れる者も含め、 “後継者がいない農業” に終止符を打てる事が、反対意見が出ない更なる理由なのだろう。
もちろん、今回も 『地域が活性化する』 と、信じているのだから、当然反対は全く出ない。
その話は、地域から立候補している2大政党の議員の会合で漏れてきた “まだナイナイ” の話だったらしい
(地域の顔役のような議員を、その地域の催しで見た。他人の話に頷いているその姿が、善い人のように見せているだけの演技だとすぐにわかった。途中から悲しい話に変わった際も、相変わらずニコニコ顔で同じ動きで頷いていたからだ。
私はすぐに、『アイツ、このへんの顔役だろ?。自民党か第2自民党の議員だろ?』って、カミサンに尋ねたものだ)。
しかし、その内緒の話はすぐに広まったようで、その地域とは関係のない部外者の私までもが知っていた。
私は、 『おかしいなぁ?』 とは思っていた・・・・
『そもそも市場が移転をする意味もないが、ゼネコンにお金を回したいから移転をするのだろうか?。 だとしても、そんな話は聞いたことがない。 その都市に住む、地方政治に詳しい友人たちや、市民運動をしている人たちに聞いても、そんな話がある事を誰も知らない・・』
うさんくさい話だとは誰も思わなかったらしい・・・。
何年か経って、みんなが田んぼを手放す事に対してしっかりと腹が決まった頃、
田んぼのある土地にやってくるのが、 《大手の運輸業者のトラックターミナル》 である事がわかった!!!。
《 インターチェンジがある利便性の高い土地を、難なく手に入れる事ができるように仕組まれていた 》 のではないか?
・・・・と感じるのは、私だけだろうか?。
いや、それ以前に、
《 “そこにインターチェンジが作られた理由”も怪しい!。その大手の業者のためにインターチェンジを増設した 》 のではないか?・・・・
・・・・と感じるのは、私だけだろうか?。
何故なら、すぐ近くに既にインターチェンジがある訳だし、そのインターチェンジの交通の利便性も (“接続する地域” も、 “道路の環境” も)、新しいインターチェンジなんか無くても、さして問題はない。
何十年もかけて脈々と、土地を難なく取り上げたり、大企業に利便を図ったりする計画が進められてきたのではないだろうか?。
そして、それに騙されて、何百年もの間脈々と先祖が守ってきた田んぼを手放してしまう事になった人たち。
カミサンの実家は、元々田んぼを持っていないので、あんまり関係はないのであるが、生まれ育った土地の、のどかな風景は見納めになるので、カミサンはとても悲しそうであった。
※※追記※※
その後、トラックターミナルとの話もガセネタだったことが判明した。
地元選出の市議に近いオッサン達の話だったのに、これがガセであったということは、あの頷き続けていた市議もガセネタ流しに関与していたのであろう。
結局、そこはかなり規模の小さい工業団地になることが看板で示され、そして区割りの道路が敷設された。
そこに一番に建物を立てて乗り込んできたのは、県内でもトップクラスの超有名大企業の出先機関 (詳しくは書きません。特定されるので・・。) であった。
『なーんだ、あの自民党の大物政治屋の仕業だったのか。』 ・・って、これで誰もがわかったはずだ。
・・・にもかかわらず、 『それはもう終わったこと。』 ・・として、またすべて忘れて自民党を応援してしまう田舎のオッサンの思考回路は、私には全く理解できない。
きっと、理解できない何かが、田舎には脈々と受け継がれているのだろう・・・・・。



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まず、1つ目だ。
【 話題の単語に対する賛否の表明 】
話題の単語を出して、そのこと事について説明が出来ないのにも関わらずに賛否を表明する (もちろん、賛成or反対は、その事項に対する二大政党の答えと全く同じである) 。
最近だと、その単語は 「TPP」 だとか、 「オスプレイ」 だとか、「尖閣諸島 (防衛) 」 って所かな・・。
なんだか、例の元赤頭の知ったかぶりで性格の悪いタレントのツイッターみたいだな
(大笑。・・・・・しかし、あの性格の悪いタレントの田舎のオッサンと同じレベルのツイートが、ニュースとして取り上げられるインターネットって、田舎のオッサンを量産しているメディアだな。困ったもんだ・・・・。)。
次に2つ目だ。
【 政治に関する、
ゴシップ的な、何の根拠もない反体制の人間への批判 】
“理屈ではない” 反対者に対する差別意識に、治安維持法時代の様な印象を受けてしまうが、ネタ元は大抵は週刊誌である (週刊誌を買っている男たちは何故あれを買うのかを考えてみる。・・・・・時々、若い娘の肌が見たくなるのは自然なことではあるが、かといってエロ本はこっぱずかしくて買えないから、週刊誌を買っているのではないかと思われる・・・・。←コレ、たぶん当たってると思う)。
選挙の前になると週刊誌で流される、 『何故この人達の組み合わせの対談で、この話になるのかわからない?』 『しかも、しつこく延々と同じ話題を繰り返してる・・・』 ってな感じの、反対意見に対するネガティブキャンペーン。
それを毎回繰り返し、週刊誌を流し読みすることによって洗脳されているのだろう (最近じゃ、ネットの主要サイトのニュース欄にしつこく留まり続ける。その結果、これまでは週刊誌を読まなかった人間までもが洗脳されて、そういう人が増えていってる・・)。
もちろん週刊誌の洗脳だけではない。田舎には治安維持法時代から脈々と受け継がれてきた、反体制の人間への根強い差別意識もあるのだから尚更だ。
最後に3つ目だ。
【 地方政治がらみの利権の話 】
『地域が・・』 『地元が・・』 といった、局所的な全体の利益の様な事を言ってはいるが、実際の所は 〈ほんの一握りの人が儲かった〉 に過ぎない。
いや、それさえも怪しい。実際に多くの場合は、政治屋の会合で ≪酒を飲んできた≫ 事が、田舎のオッサン達の利益と言えるのかもしれない・・・。
今回の本題に入ると、その3つ目の話になるのだが、
『のどかな田舎に降って湧いた様な、 “地域活性化” の話』
を少々させてもらいたいと思います。
もちろん、何かを作ったことで地域が活性化して、地域に莫大な利益をもたらすことなど、そんなにあるわけがない。
あったとしても、利益を得るのは、他所から来た一部の人だけだ。
(よく、 「地域の」 とか、 「地元の」 って言うが、そのような自分たちの事よりも、『社会全体で、自分たちよりも弱い人に対して、よりよい政策を行ってほしい』とは、夢にも思わないらしい。 もちろん、その地域に住む “庶民” である自分たちには、利益などないのだが・・・・)
10年以上前のことだ。
ずっと前から言われていた計画であったが、その土地にインターチェンジができることになって、見渡す限り田んぼだった土地は、インターチェンジに必要な部分のみ、国に買収された。
田舎なので、 “お上” のなさる事に異を唱えるものはいなかった (強い者や、争っても不利な強大な者には、逆らわないのが田舎の慣わしだ。また、逆らう者が出ると、小さなコミュニティーの中で孤立する事も、全員がよく知っている) 。
そうして、そこはインターチェンジができ、一部の者の財布がその時だけ潤った。
田んぼを売れなかった者と田んぼが売れた者の差は、新築の家に表れる。
売れなかった者は、 “なんだか羨ましい気持ち” になる (私も羨ましいよ・・) 。
田舎のオッサン達は、酒を飲んでは 『地域が潤った』 と言った。
しばらく経って、その土地に 『○○市場が移転してくる』 という話が流れた。
公の巨大な卸売り市場が移転してくる事が決まっているとなれば、前回と同じで
“お上” のなさる事に異を唱えるものはいない。
ましてや、前回、田んぼが売れた者と売れなかった者の差を、目の前で実感させられた田んぼの持ち主たちは皮算用に忙しく、 “反対する” などとは考えも付かない。また、更に田んぼが売れる者も含め、 “後継者がいない農業” に終止符を打てる事が、反対意見が出ない更なる理由なのだろう。
もちろん、今回も 『地域が活性化する』 と、信じているのだから、当然反対は全く出ない。
その話は、地域から立候補している2大政党の議員の会合で漏れてきた “まだナイナイ” の話だったらしい
(地域の顔役のような議員を、その地域の催しで見た。他人の話に頷いているその姿が、善い人のように見せているだけの演技だとすぐにわかった。途中から悲しい話に変わった際も、相変わらずニコニコ顔で同じ動きで頷いていたからだ。
私はすぐに、『アイツ、このへんの顔役だろ?。自民党か第2自民党の議員だろ?』って、カミサンに尋ねたものだ)。
しかし、その内緒の話はすぐに広まったようで、その地域とは関係のない部外者の私までもが知っていた。
私は、 『おかしいなぁ?』 とは思っていた・・・・
『そもそも市場が移転をする意味もないが、ゼネコンにお金を回したいから移転をするのだろうか?。 だとしても、そんな話は聞いたことがない。 その都市に住む、地方政治に詳しい友人たちや、市民運動をしている人たちに聞いても、そんな話がある事を誰も知らない・・』
うさんくさい話だとは誰も思わなかったらしい・・・。
何年か経って、みんなが田んぼを手放す事に対してしっかりと腹が決まった頃、
田んぼのある土地にやってくるのが、 《大手の運輸業者のトラックターミナル》 である事がわかった!!!。
《 インターチェンジがある利便性の高い土地を、難なく手に入れる事ができるように仕組まれていた 》 のではないか?
・・・・と感じるのは、私だけだろうか?。
いや、それ以前に、
《 “そこにインターチェンジが作られた理由”も怪しい!。その大手の業者のためにインターチェンジを増設した 》 のではないか?・・・・
・・・・と感じるのは、私だけだろうか?。
何故なら、すぐ近くに既にインターチェンジがある訳だし、そのインターチェンジの交通の利便性も (“接続する地域” も、 “道路の環境” も)、新しいインターチェンジなんか無くても、さして問題はない。
何十年もかけて脈々と、土地を難なく取り上げたり、大企業に利便を図ったりする計画が進められてきたのではないだろうか?。
そして、それに騙されて、何百年もの間脈々と先祖が守ってきた田んぼを手放してしまう事になった人たち。
カミサンの実家は、元々田んぼを持っていないので、あんまり関係はないのであるが、生まれ育った土地の、のどかな風景は見納めになるので、カミサンはとても悲しそうであった。
※※追記※※
その後、トラックターミナルとの話もガセネタだったことが判明した。
地元選出の市議に近いオッサン達の話だったのに、これがガセであったということは、あの頷き続けていた市議もガセネタ流しに関与していたのであろう。
結局、そこはかなり規模の小さい工業団地になることが看板で示され、そして区割りの道路が敷設された。
そこに一番に建物を立てて乗り込んできたのは、県内でもトップクラスの超有名大企業の出先機関 (詳しくは書きません。特定されるので・・。) であった。
『なーんだ、あの自民党の大物政治屋の仕業だったのか。』 ・・って、これで誰もがわかったはずだ。
・・・にもかかわらず、 『それはもう終わったこと。』 ・・として、またすべて忘れて自民党を応援してしまう田舎のオッサンの思考回路は、私には全く理解できない。
きっと、理解できない何かが、田舎には脈々と受け継がれているのだろう・・・・・。

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2012.09/24 Mon 00:00|未分類 (あれこれ)||TOP↑