袴田事件の袴田巌さんが釈放された。
48年間も獄中で人生を送らされたのだ。
30歳のにーちゃんが、78歳のじーちゃんになるまで自由を奪われたのだ。どう考えたって許せない!!!。
私が袴田事件について知ったのは、私がまだ髪を逆立てた生意気なガキだった頃だ ( 「オイ、オメーは30歳になっても髪立ててなかったか?」 って言われそうだが・・。) 。 中学生の頃や高校生の頃に署名をしたのがそのきっかけだったのだが、 ≪証拠とされたズボンのサイズが合わない事≫ や、 ≪逃走経路とされた裏木戸のカンヌキが消火時にはかけられていた事≫ などは、その頃から既に言われていたことだった。
私が知った20年以上前から言われていたにもかかわらず、何故今まで無罪と言う判断ができなかったのだろう。
そこらへんがお役所の頭の固い部分なんだろうが、48年間と言う長い月日が、もっと短くなる可能性はいくらでもあったと思うのだ。もちろん、 「頭が固い」 だけでは済まされない。関わった人間の多くが、前任者や上司からの圧力やしがらみ、組織が汚名をかぶる事が無いようにしたいお偉方からの圧力の前に屈したのであろうことは、想像に難くない。
そもそもの有罪判決にしても、当時の裁判官だった方が証言しているように、 「先輩からの圧力に逆らえなかった」 為に有罪になってしまったのだが、その裁判官だった方はそれを後悔して、すぐに退官し先輩の死後にこのことを告白した。
つまりは、一度の保身のための行動で、袴田さんの人生だけでなく、その方の人生も狂ってしまったのだろう。後悔するような良心を持ち合わせているなら、最初から圧力に逆らっていた方が良かったのだと思う。
しかし、世の中には良心が欠如した人間も多くいる。
人間は弱いし、社会的なしがらみもある。いわゆる風見鶏になってしまうのは、ある意味仕方がない部分もあると思う。
しかし、しがらみも何もないのに、風見鶏になったりする人間もいる。
今回の様な警察による証拠の捏造などがおこった時、必ず 「警察がそんなことをするはずがない。」 などと言う、 【しがらみもないのに風見鶏になる】 人間って、まだまだよく目にする (or 耳にする) よね。
「はずがない。」 だなんて、何故、そんな 【断定】 ができるんだろう?。
人間には、いい人も悪い奴もいるのが当たり前であって、 【ある集団の成員に全く悪い人がいない】 なんてことがあったら、それこそ非科学的な事だ (統計学的にはありえないことだ。) 。
それに、先の裁判官だった方の話でも解るように、面倒なしがらみや圧力があったりすると、自己の保身のために社会正義に反する行動をしてしまう人だっている (…と言うか、そうなってしまう人がほとんどだろう。 後悔の念から退官したこの方の様な、自分と向き合った姿勢を持てる人も少ないと思う。) 。
・・・・・にもかかわらずだ。
何で
【被害者=落ち度がある】
【加害者=悪くはない】
なんて、トンデモない発想になるんだ?。
こういう人たちって、風見鶏ですらないのだろう
(私がガッコをクビになった時、様々な人が 「何故やめた?」 とか、しつこく聞きやがるので、仕方なく経緯を話したら、どいつもこいつも 「学校の先生がそんなことするわけないだろ。どうせ勉強しなかったんだろ。」 などと言ったり、 「嘘ついてやがる」 って顔を露骨にしたりした。 その時の体験では、こういう輩はだいたい9割くらい居たよ。 こう言う奴らが、結果的には、本当に悪い奴を野放しにしているのだと思う。 )。


にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
48年間も獄中で人生を送らされたのだ。
30歳のにーちゃんが、78歳のじーちゃんになるまで自由を奪われたのだ。どう考えたって許せない!!!。
私が袴田事件について知ったのは、私がまだ髪を逆立てた生意気なガキだった頃だ ( 「オイ、オメーは30歳になっても髪立ててなかったか?」 って言われそうだが・・。) 。 中学生の頃や高校生の頃に署名をしたのがそのきっかけだったのだが、 ≪証拠とされたズボンのサイズが合わない事≫ や、 ≪逃走経路とされた裏木戸のカンヌキが消火時にはかけられていた事≫ などは、その頃から既に言われていたことだった。
私が知った20年以上前から言われていたにもかかわらず、何故今まで無罪と言う判断ができなかったのだろう。
そこらへんがお役所の頭の固い部分なんだろうが、48年間と言う長い月日が、もっと短くなる可能性はいくらでもあったと思うのだ。もちろん、 「頭が固い」 だけでは済まされない。関わった人間の多くが、前任者や上司からの圧力やしがらみ、組織が汚名をかぶる事が無いようにしたいお偉方からの圧力の前に屈したのであろうことは、想像に難くない。
そもそもの有罪判決にしても、当時の裁判官だった方が証言しているように、 「先輩からの圧力に逆らえなかった」 為に有罪になってしまったのだが、その裁判官だった方はそれを後悔して、すぐに退官し先輩の死後にこのことを告白した。
つまりは、一度の保身のための行動で、袴田さんの人生だけでなく、その方の人生も狂ってしまったのだろう。後悔するような良心を持ち合わせているなら、最初から圧力に逆らっていた方が良かったのだと思う。
しかし、世の中には良心が欠如した人間も多くいる。
人間は弱いし、社会的なしがらみもある。いわゆる風見鶏になってしまうのは、ある意味仕方がない部分もあると思う。
しかし、しがらみも何もないのに、風見鶏になったりする人間もいる。
今回の様な警察による証拠の捏造などがおこった時、必ず 「警察がそんなことをするはずがない。」 などと言う、 【しがらみもないのに風見鶏になる】 人間って、まだまだよく目にする (or 耳にする) よね。
「はずがない。」 だなんて、何故、そんな 【断定】 ができるんだろう?。
人間には、いい人も悪い奴もいるのが当たり前であって、 【ある集団の成員に全く悪い人がいない】 なんてことがあったら、それこそ非科学的な事だ (統計学的にはありえないことだ。) 。
それに、先の裁判官だった方の話でも解るように、面倒なしがらみや圧力があったりすると、自己の保身のために社会正義に反する行動をしてしまう人だっている (…と言うか、そうなってしまう人がほとんどだろう。 後悔の念から退官したこの方の様な、自分と向き合った姿勢を持てる人も少ないと思う。) 。
・・・・・にもかかわらずだ。
何で
【被害者=落ち度がある】
【加害者=悪くはない】
なんて、トンデモない発想になるんだ?。
こういう人たちって、風見鶏ですらないのだろう
(私がガッコをクビになった時、様々な人が 「何故やめた?」 とか、しつこく聞きやがるので、仕方なく経緯を話したら、どいつもこいつも 「学校の先生がそんなことするわけないだろ。どうせ勉強しなかったんだろ。」 などと言ったり、 「嘘ついてやがる」 って顔を露骨にしたりした。 その時の体験では、こういう輩はだいたい9割くらい居たよ。 こう言う奴らが、結果的には、本当に悪い奴を野放しにしているのだと思う。 )。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村