▲発語が無くとも、言語的理解が皆無なわけではない。
そこんとこがわからない専門家は、全く信用できない。
1歳3カ月の頃、もらい物の絵本で、積み木を積んでいる絵がかいてあるものを見せたことがあったのであるが、
その本に合わせて、積み木を積んで見せたわけではないのに、積み木を積んでいるその絵本のページを私の所に広げて持ってきて、その後、積み木を指さして 『同じものを作って』 と言わんばかりに要求してきたことがあった。

ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『あそび』 文化出版局
子どもが持っているのは、FELIXのケチャップの空容器。
つくってやると、絵本の通りに真似をして壊すのであるが、何度も作ってくれとせがむ。
3度目位になると、作り終わるのが待ちきれないようで、積み上げている最中に壊しはじめる・・・。
せっかちな奴だぜ (笑) 。
実は、いわゆるブロック系のおもちゃにせずに、積み木にこだわっている理由がある。
それは、まず、 ≪保存できない事≫ が挙げられる。
最初から作り直さねばならないことで、立体を構成する能力を何度も繰り返し使わねばならなくなる。
次に、 ≪重力との関係において、組み合わせが限定される≫ 。
重力に逆らった組み合わせができないため、構成に工夫が必要であったり、支えとなる仮のパーツを見ないようにして立体造形物を鑑賞するという、より高度な認知が要求される (それどころか、単なる積み上げさえもしてくれないのだが・・・・。笑) 。
そして、 ≪壊れない≫ と言うこと。
原材料は木なので、ひとつひとつのパーツが壊れない。
最後に、 ≪搾取で作った製品は買わない≫ って事。
ブロックの類はほとんどが、貨幣価値の違う国の人たちからの搾取で作られているが、積み木ならまだそのメーカーのある国で作られているモノもある。
↓HEROS ( ハーマンロスバーグ社 )の積み木はmade in Germany。50ピース入りがオススメ。
↑『白木』 って書いてありますが、白木ではありません。透明コーティングされています。その方が、よだれだらけになっても洗えるので私は好きです。
ウチでは、色付きと色なしの2つを混ぜて使っている。
もちろん、ウチのは中古だけど・・・。
絵本はコレ↓。古い本だが、なかなかいいよ。字が全く無く、絵だけ。
ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『あそび』 文化出版局
ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『ともだち』 文化出版局
ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『しごと』 文化出版局
ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『かぞく』 文化出版局
ヘレン・オクセンバリー 作 (1981) 『したく』 文化出版局
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