カミサンは、いわゆるローパーのペコスばかりを履いていて、
ウエスタンのペコスはあまり履かない。
ローパーを持っていない私は羨ましいのだが、
今後どこかで手に入ることを期待して、ウエスタンのペコスを履いている。
ところで、話は少しばかりわき道にそれるのだが、
子どもの通う幼稚園の未就園児の会の手伝いは、
例の 隣のクラスのカアチャンB がいるので、
できるだけ出ないようになってしまったのだが、不義理をするのも嫌なので、
出ることができる日は、できるだけ行っている。
しかし、先日の事。用事があったにもかかわらず、カアチャンBに
『人が足りないの。絶対出て。』
・・と、当日突然言われて、出なければならないハメになった。
しかも、土砂降りの中、ひざ下近くまである泥水に浸かって、
車の退出誘導をしろ・・・と命令された
(あの土砂降りの中、幼稚園の傍の生活道路は、人も車もいなかったし、
この誘導が必要であったとは思えない。) 。
私は、ずぶ濡れ。
ペコスは泥水に完全水没・・・。
私だけ終了後の会には出席せずに、家に帰ってシャワー。
ペコスもできるだけ泥水を吐かせたいので、シャワー。
ゆっくり乾燥させたのであるが、もうこの革では・・・・・・・ってな状態。
・・ってな訳で、思い切って染めてみることにした。
時々、雑誌で染め替えが出ていたりするが、RedWingの革が
あそこまで染まるとは思えない。
大抵は、染料が浸みこまずにムラになったり、
濃い色をのせたとしても、うっすらと染まる程度だと思う。
雑誌に載っているのは、
染料がまるで顔料のように表面に乗っているだけの状態だと思うのだ。
・・なので、うすめ液を付けた布で拭けは、かなりの量がとれてしまうと思う。
・・・しかし、今回のように革がここまで痛んでいれば、
かなり染まるはずだ。
カミサンに、この計画を話したら、カミサンの1155も染めてほしいと言う。
カミサンのは、革も20年前と変わらない状態なので、
『ムラになったり、うっすらと染まる程度にしかならないと思うよ。』
・・と、伝えたが、それでもいいと言う。
・・と、言う訳で、
できるだけしつこく、なんどもうすめ液と共に浸透させてみることにした。
使うのは↓コイツ↓2足とも RedWing 1155。

左はカミサンの95年製サイズ5D、右は私の94年製サイズ9E。
私のは革のWミッドソールにビブラム700になってる。
まずは、脱脂。次にマスキング。
次にできるだけ薄めたアルコール染料を布にとって、何度も塗りしみ込ませる。
私のは、2回塗りの後、うすめ液をしみ込ませた布で拭いてみたが、
色は完全にしみ込んでいて、色落ちしなかった。
カミサンのは、拭き取る前は顔料のように色が乗っていて真っ黒なのだが、
何度やっても (9回) 拭き取ると色が落ちた。
↓レッドウイング 1155 染色後↓

size5Dのムラになってるのもナカナカいいんじゃない。
ついでにヒールを樹脂で足しておいた。
また、2016年2月4日の投稿 【化学素材の中底は、結局ダメになる。】 でも書いた
中底が、今回の水没後ボロボロと大きく崩れ落ち、
ウエスタンペコスに入っているフマズ部分のビニールのパット (アレ、いらないよ。) も、ちぎれた。
そのため、3.5mm厚の革を切り出して中底に貼った。
・・もう無茶苦茶・・・ (大笑) 。
しかし、今回の水没の件以来、私の足にヒビが入るようになった。
トシのせいもあるとは思うが、カアチャンBのせいだ。
もっともっと、カアチャンBを避けねばなるまい。
せっかく印象操作して、話しかけられないようにしてたのに・・。
それも、2カ月弱しか持たなかった・・。
年明けから、また違った印象にして、話しかけられないようにせねば・・。
※※追記 (2020年9月20日)※※
この時のひび割れから、がんが発生した可能性が高い・・と、思っている。
そうではないとしても、カアチャンBによるストレスが、がん細胞の発生と
増殖に寄与したのは間違いあるまい。
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