※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その22※
退院した現在、周囲の人に経過を話すと、 『もう安心ね。』 ・・と言うような声がかかる。
それ自体は、決して悪意のあるモノではないのであるが、実際には安心ではない。
医療従事者ならば、メラノーマの危険性はよく理解しているであろう。
メラノーマが、どれほど恐ろしい悪性腫瘍であるかは、皮膚科については全く無知な私でも、一応は医療系学生だったからには、理解しているつもりだった。
しかし、ここまで書いてきた 【病気療養報告】 の記述にあるような “ラッキー” が重なった為に、単純な私は手術が終わってからの入院中は “最早、全く問題が無いような気分” でいたのであった。
・・・前回の話より、遡って、まだ入院中の話である。
まだ、退院のめどが立たない頃、医師に呼ばれて今後の治療計画の説明を受けた。
メラノーマは、表面積ではなく、表面からの深さによって悪性度が変わる。
私の場合は、深さ2.1mm。
病期は、Ⅱbと判定された。
『古いデータで申し訳ないんだけど・・・・』 ・・と、
何やら、英語の本から持ってきた表を見せられた。
それによると、10年生存率は61%・・らしい。
もちろん、OPEでメラノーマを取り切った人の生存率である。
・・・キツイよなぁ~。
コレ、聞かされただけで気持ちが萎えて、
また新しいガンができそう!。
同じことを、先日他の腫瘍でOPEをしたばかりの友人が言っていた
・・・・とカミサンが言っていた。
しかし、コレ、普通のメラノーマの場合のデータだ。
私のような場合のデータは、もちろん無い・・・。
一体、何を信じりゃいいんだ?。
まあ、それだけメラノーマは怖いって事だ。
退院後は、化学療法、インターフェロンの局注になる・・・ってことも告げられた。
私は全く分からなかった (授業では、名称だけで説明はない。それが何なのかは、自分で調べるモノなのだが、以前にも書いた通り、皮膚科は嫌なヤツが講義をしてたので、やる気が起きなかったのだ。) ので、主治医に.尋ねたのだが、医師にしたって、どこまでどう説明していいか (・・すれば、どれだけ患者が理解できるか・・) は、解りかねるので、説明は大したものではなく、インターフェロンについては、調べた方が早かった (・・と言うか、皮膚科の教科書も手元に無いので、後日友人の説明を受けた。また次回以降にでも記述します。) 。
この重苦しい説明の中、話の意味も解らずにふざけている子どもが、なんだかうらやましかった・・・・。
つづく
↓ 沖縄の特産品のお店 ↓




退院した現在、周囲の人に経過を話すと、 『もう安心ね。』 ・・と言うような声がかかる。
それ自体は、決して悪意のあるモノではないのであるが、実際には安心ではない。
医療従事者ならば、メラノーマの危険性はよく理解しているであろう。
メラノーマが、どれほど恐ろしい悪性腫瘍であるかは、皮膚科については全く無知な私でも、一応は医療系学生だったからには、理解しているつもりだった。
しかし、ここまで書いてきた 【病気療養報告】 の記述にあるような “ラッキー” が重なった為に、単純な私は手術が終わってからの入院中は “最早、全く問題が無いような気分” でいたのであった。
・・・前回の話より、遡って、まだ入院中の話である。
まだ、退院のめどが立たない頃、医師に呼ばれて今後の治療計画の説明を受けた。
メラノーマは、表面積ではなく、表面からの深さによって悪性度が変わる。
私の場合は、深さ2.1mm。
病期は、Ⅱbと判定された。
『古いデータで申し訳ないんだけど・・・・』 ・・と、
何やら、英語の本から持ってきた表を見せられた。
それによると、10年生存率は61%・・らしい。
もちろん、OPEでメラノーマを取り切った人の生存率である。
・・・キツイよなぁ~。
コレ、聞かされただけで気持ちが萎えて、
また新しいガンができそう!。
同じことを、先日他の腫瘍でOPEをしたばかりの友人が言っていた
・・・・とカミサンが言っていた。
しかし、コレ、普通のメラノーマの場合のデータだ。
私のような場合のデータは、もちろん無い・・・。
一体、何を信じりゃいいんだ?。
まあ、それだけメラノーマは怖いって事だ。
退院後は、化学療法、インターフェロンの局注になる・・・ってことも告げられた。
私は全く分からなかった (授業では、名称だけで説明はない。それが何なのかは、自分で調べるモノなのだが、以前にも書いた通り、皮膚科は嫌なヤツが講義をしてたので、やる気が起きなかったのだ。) ので、主治医に.尋ねたのだが、医師にしたって、どこまでどう説明していいか (・・すれば、どれだけ患者が理解できるか・・) は、解りかねるので、説明は大したものではなく、インターフェロンについては、調べた方が早かった (・・と言うか、皮膚科の教科書も手元に無いので、後日友人の説明を受けた。また次回以降にでも記述します。) 。
この重苦しい説明の中、話の意味も解らずにふざけている子どもが、なんだかうらやましかった・・・・。
つづく
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