property="og:title" content="ページタイトル" /> property="og:image" content="画像URL" /> 2018年05月はみ出し者の閾値
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術後の足を理由にして、どうしても試してみたかったので購入した、
ホワイツのセミドレスである。 
ソールは、ビブラム269を装備したヤツだ。

購入から4カ月、延べで50時間は少なくとも履いた。コイツでの歩行距離は、少なくとも10kmはあるはずだ (我ながら、この足で頑張ったと思う。上手くいけば、今のこの足の救世主になるかもしれないと思い、痛みに耐えて履いてみたのだ。) 。

   IMGP3721.jpg

『術後の足を理由にして・・』 ・・とは、書いたが、特にカミサンに言い訳をしなくてもいいのだ。
他の誰もが追従できないほどの、私の節約家ぶりは周囲では有名な所であり、一番傍にいるカミサンが十分に承知している。
ただ、収入にもならない私の靴づくりにおける興味の一環として、 『履いてみたい。試したい。』 ・・と、思ったことを実践するには、 【プラス アルファ】 として、自分自身にこの高額な出費を納得させる他の理由が必要であったのだ。

つまり、私自身、医療従事者の成り損ねとして、運動学や解剖学、その他特定のチョットの分野の知識は臨床家には負けない・・・(ホントかよ?。笑。限定的だが、骨と筋、靭帯などの解剖には自信がある。・・かと言って、スゲー人は沢山知っているのでその人たちに勝るなんて思ってもいない。・・だって、最終学歴高卒だし・・・。苦笑)・・・・と自負しており、このアーチーイーズ製法が雑誌などで絶賛されている内容に、少なからず疑問があったので、そこまでの金額を払ってまで試す気がしなかったのだ。

但し、この後に書く事が、私以外の他の人にとっての全てではない・・・・と、一応断っておく。

結論から言えば、
『長母趾屈筋腱が痛い。』
『長趾屈筋腱が痛い。』

    ・・・ってことだ。


このことに反論する向きもあろう。
但し、以下を読んでからにされたし (・・とは言え、基本的な医学知識のない方に反論されても、元々の説明に困るので、コメントは受け付けていません。) 。



まず、歩行について。
運動学で言う所の正常歩行と、靴を履いた脚での歩行はかけ離れている。全く違うと言ってもいいくらいの人が多い。
それを、軍隊で叩きこまれるような歩行に近い状態にすると、少しは運動学で言う所の正常歩行に近くなる。
私は、それを実践している (10年以上やってる。現在は先のオペ後の傷のため、不完全ではあるが、セミドレスは試験的に履いてみたかったので、無理をして術前と同じように歩行した。) 。
その歩行にすると、どうしても立脚中期の後半から踵離地にかけて、足趾は背屈し、その結果、屈筋腱と靱帯や腱膜はアーチの方 (足底方向) に突出する (後述するが、踵接地時もだ。) 。

そして、詳しくは書かないが (これ、一般の人だけでなく靴を作ってる人も気が付かないだろう・・完全にホワイツの企業秘密だと思う・・) 、気が付いたのだ。このアーチイーズの構造と◯◯◯部分の◯◯への◯◯の〇〇によって、自然と軍隊式の歩行を導く構造になってる。これは、スゴイ!。

・・・しかし、上にあげたこの2点、矛盾するんだよね。

でも、欧米人にはいいのかもしれない
昔、辞めさせられたガッコの解剖学の授業で、 『東洋人は平均してアーチが低い』 ・・って、私が尊敬してた教授が言ってた。
・・だとすれば、アーチが低い東洋人だから、向いていないのか?。そして、アーチイーズ製法を絶賛している他のアメカジおっさんよりも、私の足はアーチが低いのか?・・ってことになるのだが、それもどうだろう?。
但し、電車に20分間立って乗った時も、フマズ部分 (全体) がかなり痛かったので、そうともいえるのかも・・。つまり、アーチがある程度以上の高さがあれば、アーチだけではなく、それ以外の部分も使って全体的に体重を分散している・・・アーチがある一定以下であれば、アーチだけに体重がかかる・・と言うことだ。
しかし、アーチイーズ製法を絶賛している雑誌の記事では、アーチだけで体重を支えてるかのような書き方しか読んだ事が無い (学生の頃、解剖で実際の足底を見たけど、 intrinsic は体重をそこで受けて長時間耐えられるようには到底見えない、小さいモノだった。それに、仮に intrinsic が、大きく厚く、そこで体重を一手に支えられるくらいであったとすれば、よりアーチは小さく偏平足に近くなるはずだ・・。) 。
つまり、アーチイーズ製法の靴で快適さを得るには、一定以上のアーチの高さが必要で、快適だと感じる人は 『アーチだけで体重を支えている』 ・・と、勘違いをしてそう言い張っている・・のではないか?。
但し、これだと、立位保持の静止時についてのみしか説明がつかず、歩行時の痛みがおきない説明はできない。



話は最初の歩行のことに戻るが、この場合は 『靴を履いた脚での歩行』 なので、痛みを感じない人が多いのではないか・・とも、思う。
靴を・・特にブーツを履いての歩行では、

①上から下に足をおろすように歩いている人を見かける。
  ・・・これは、推進方向へのベクトルが少ない歩き方・・と言えばわかると思う。
踵接地時に、踵への衝撃が少ないので、足趾が背屈せず、極端な話、足趾は底屈したままでも歩行することができる。

②踵をやたらと擦って、歩いている人も見かける。
  ・・・すり足歩行にぶん回し歩行をほんの少し加えた感じ・・だ。
脚の挙上が少なく、にもかかわらずに股関節の動きだけで歩行できるため、軍隊式の歩行やいわゆる正常歩行時のように踵離地時に足趾が一旦背屈状態になる必要がない (カミサンがエンジニアブーツをそうやって履いているので、ヒールの後方外側だけが異常な減りになってる。やめろよな・・。) 。

・・・これらの事から、 (アーチの低い東洋人においても、歩行時に) 痛みを感じない人は一定数いると思う (アーチの高さと関係があるとすれば・・の話だ。関係ないかもしれんが・・・。) 。




・・まっ、解剖とか関係ない人にとっては、
『ウダウダと小難しい用語並べてんじゃねーよ。』
『・・で、結局どうなんでぃ?。一言で言えよ。』
  ・・って、おっしゃられると思います。


・・で、ひとことで言います。
『私、子どもの頃から、みんなが 「気持ちいい」 ・・って言ってた 【青竹踏み】 、嫌いだったんだよね。』


・・ってことで、このセミドレス、友人に譲ろうと思っています。


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2018.05/12 Sat 01:36|靴 (リペア・手入れ・既成靴 等)||トラックバック(0)TOP↑
※※未UPの原稿を差し置いて、取り急ぎUPさせて頂く※※

ネットの記事で、 【暴力のない「平和」な学校:真の恐怖とは?】 ・・ってのを読んだ。

現役高校生が、勇気を振り絞って投稿したものらしい。

具体的に書けないような嫌なことをされたのかもしれないし、あるいは、目の当たりにしたのであろう。
書けないようなことは、確かにどこへ行ってもたくさんある。

勇気を出したこの投稿の主は、あっぱれだと思う。


・・しかし、だ・・・

彼の言うように、体罰と言う抑止力を無くしたから、更に悪くなったのか?。
・・・私は今を知らないから、それには答えられない。

でもよ・・・
体罰が無くなったから、 『多種多様な悪行がまかり通っている』 ・・のか?。

私は違うと思うゼ!。

体罰が当たり前だった私の世代でも、 『多種多様な悪行がまかり通っていた』 よ!。
例えば、犬の糞を食べさせられた・・とか、
肛門にいろんなものを入れられた・・とか、
↑こんな、書けるような事ばかりじゃなくて、もっと酷い、ココには書けないようなことも、もっともっと一杯知ってる (200例くらいなら、サラサラと挙げることができるよ・・。真似するバカが出てきたらイヤだから、書かないけど・・。) 。
『先生たちが気づかなかった悪事』 ・・・そんなモン、昔も当たり前にありましたよ。


あなたの言うように、
『抑止力をなくした結果、ただの無法地帯になった。』 ・・のではないと思います。

私の知る限り、
『体罰全盛の時代から、既に無法地帯でしたよ!。』



※※追記 (2020年7月15日) ※※
強権的な抑止力を期待しがちなのはわかりますが、
その力を持つ人が、悪用したらどうなりますか?。
私が見てきたのは、正に教員がその力を悪用しているさまでした。
暴力的な力を期待する人は、 『自分にはその暴力が及ばない』 ・・と、
高を括っているのでしょうが、それは希望的観測でしかありませんよ。






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2018.05/07 Mon 17:09|差別・人権・民主主義||トラックバック(0)TOP↑

なんだかんだと言って、コイツが一番出来がいい気がする。

まあ、材料も良かった。日本製8号帆布だ。
写真では見えないが、裏地はデッドストックの70年代のラングラーのシャツと、日本製チノを使用した。
GRL_0011.jpg
いつも通り、ボトム部分は2重構造。
ポケットの下部分も、内側に11号帆布で補強を入れ、ダブルステッチで仕上げてある (段差ができるのが嫌だったので、補強布の上端は、生地のミミを持って来てる。) 。

ストラップはヌメ革。持ち手も革にすればよかったなぁ~・・なんて、今更思う。

同じものを頼まれたら、 『20000円より、サイズ・仕様など相談で・・』 ・・ってことにしておいたのだが、
結局、この後に頼まれて作った トートバッグNo.7 と、 トートバッグNo.8 は、赤字であった (笑) 。


   

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2018.05/01 Tue 04:00|縫製||トラックバック(0)TOP↑
プロフィール

DANGER MELON 

Author:DANGER MELON 
はみ出し者と言われ続けて30数年の某県△△市在住197?年生まれ自称39歳の専業主夫。

履歴:高校在学中に無認可障害者施設開所運動に関わり、高校卒業と同時に開所。以後数年間施設職員。それ以後は仕事も無くアルバイト+他で何とか食い繋ぐ。医療職を目指し齢31で進学、6年次に難癖付けられて退学。以後専業主夫。

思想:平和と民主主義を望む。足元はブーツのみ。セーターとポロシャツは着ない主義。

嫌いなモノ:差別、キノコ、弱い者イジメ。

好きなモノ:お肉、他多数。書ききれません。当ブログ内で少しづつ紹介していきます。

過去の日付の遅延投稿 ならびに 最新追記 については、カテゴリー【おしらせ】をお読み下さい。友人の皆さんへのメッセージもあります。リンクについての記述もございます。 


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