ゴールデンウィークに、友人O が結婚することになった。
すごくやさしくて、イイやつなので、
この歳までイイ相手がいなかったのを、ずっと心配していたのだが、
遂におめでたい日が来たのだ!。
O は、アルバイト兼自営業 なので、この馬鹿げた10連休のせいで、
収入が減るので、困っているのだが
(私も、若い頃、連休や年末年始の度に、生活が大変だった・・。)、
今回は、連休ついでに式をすることになった
(O曰く、 「親の見栄でやるのだ。」 ・・そうだ。 確かに、我々貧乏人には、
式など無理だ。私も式は挙げていない。 この格差がわからない人が、
ますます格差を作る自民党とそのお仲間政党を支持するのだ。
そして、そう言う人たちは、私たちがお金に困っているのを、偽日本語の
“自己責任” とやらを持ち出して、 “尤もそうに” 糾弾するのだ。) 。
・・・で、式に出るのであるが、
普段からアメカジで、滅多に正装をすることのない私 (機会も無いしね・・。) 。
一応、スーツは持ってる
(昨今の若者は、かわいそうだ。
今どき、あの情けないピチピチスーツしか売っていないのだから・・。
もちろん、私のスーツはアレではない。)
・・・で、靴なのだが、
普段からアメカジを中心とするカジュアルスタイルで、
足元は、一年中ブーツを履いている。
(『夏、暑くない?』・・って、訊く人がいるが、暑いわけがない!。
そんなの気になるなら、夏は普通の短靴だって暑いだろ!。
それとも何か?、夏は草履履いてるのか?。)
ゴミを出しに行く時も、ウォーキングの時も、自転車に乗る時も、
・・・・・何時でも、ブーツだ。
それも、全てアメリカンスタイルのワークブーツだ。
もちろん、ブーツ以外は持っていない。
ローテクスニーカーは、カッコイイとは思うけど、所詮 私の履くモノではない!。
ウエスタンブーツも、アメリカのワークブーツの1種・・・
・・・とも言えない訳では無いが、個人的には好きでよく履いている。
・・・ってな訳で、正装の時は、ウエスタンブーツを履いている
(カウボーイの正装にも使われるし・・。) 。
ステッチによる装飾の無い Lucchese だ。

↑コレ↑、新品の時に記念に撮った写真。
※ちなみに、単車だけの生活だった頃
(不安定なバイト掛け持ち生活になったので、移動が増えた結果、車を調達したのだ。) 、
正装の時にスーツに合わせていたのは、エンジニアブーツであった・・・
(移動手段が、単車しかなかったので・・・。 大笑) 。
・・・でもね、長すぎて、PANTsの裾がモタつくし、
それに、たまには編み上げも履きたいわけで・・・、
・・ってなことで、5年前に購入して家の中に飾ったまま、1度も履いていない
80年代のデッドストックのカナダ陸軍のオフィサーブーツを履くことにした。

スチールトゥ・・とは言え、
将校の正装用のブーツなので、フォーマルに使用しても差し支えは無い。
オフィサーブーツとは、そもそも、
≪儀式にも出れるが、すぐに戦場にも出動できる≫
・・という前提で作られているのだから。
・・・まあ、しかし、
フォーマルとして使用するには、少々ツライね・・、切りっぱなしだし・・
仕上げも粗いよね・・・・・・・。
・・・で、このブーツ、ソール・ヒール共にビルトライトなのだが、

できるだけ、減りを押さえたいので、ヒールにスチールを付けることにする。
・・ってなことで、今回もデッドストックのブレーキーを・・

今回は、手前の2つを付けます。 今回は、付けかたもお見せします。
まずは、位置決めをして、革包丁で切ります。

大腿の上でやってます。シマシマは、オーバーオール。
↓こんな感じに切り取ります。

包丁の先がどこら辺を通っているか・・がわからない人は、切り過ぎると思う。
こういうのは、幼いころから作業をやってきたかどうかで決まる気がする。
・・後は、接着剤を塗布し、打ち込むだけ。
↓こんな感じに仕上がります。

・・・・しかし、結局、履きませんでした・・・。
(正装には、ちゃんと縁を仕上げた靴を履きたかったので・・・。
そういう意味では、ウエスタンブーツは、正装に使っても全く問題は無い。)
まだしばらく、飾っておきますかね・・・。




