※この記事は、2020年3月27日に書きましたが、諸事情により
気分がすぐれず、画像の貼りつけを後回しにした為、UPが1か月遅れました。※
困ったモンで、
学校の勉強どころか、生活全般の覚えるべき事に至るまで、
全く学び取る気のない ウチの子ども。
最低限、生活の仕方と、モノ作りの作業については、教えたいと思ってる。
前回のミニカーの傷を取った後、荷台にドアのモールドを彫ることにした。
模様を板に彫る場合、・・・・・
金属の場合は、当然ながら何種かの方法はあるが、
どれも、手作業とは程遠い。
私の専門分野である 【彫金】 だけが、正に “彫る” ・・というに相応しい
手作業である (但し、最近は『彫金』と名乗りながら、全く違う事をしている
場合が多い・・・。困ったモンだ。) 。
【彫金】 の場合、木工における “鑿 (のみ) ” を使った作業の様に、
鏨 (たがね) の先を部材に当て、ハンマーで叩きながら彫り進める
(鏨は、大小さまざまだが、木工のノミより格段に小さいものである。)
(彫金については、機会があったら紹介します。) 。
木工の場合は、やはり彫刻刀を使うことになるのであるが、
彫金の様にハンマーで叩いて彫り進めることはないので、難易度は低い。
鑿 (のみ) を使った作業は、模様を彫る場合には使われず、
柱などにくぼみを作ったり、ホゾを作る場合に使われる。
子どもがやりたがることと言えば、
おもちゃ もしくは、プラモデル の加工になる訳だが、
軟鋼 や プラスティック に線状のモールドを彫る場合、ケガキ針を使って
彫っていくことが一般的だと思う (少なくとも、鉄工では一般的だ。) 。
プラスティックの場合は、カッターなどでも彫れる。
しかし、ケガキ針やカッターの場合、
彫った線のふちが、めくれ上がるように盛り上がる。
よって、その部分を平らにならす必要がある。
そこの部分も踏まえ、子どもに断面図を書いて教える。

プラスティックの場合は、 Pカッター を使えば、その処理がいらないことも教える。
写真のカッターは小学校1年、Pカッターは小学校3年の時に購入して、
現在も現役である
(当時赤いマジックで書いた イニシャルと、アルファベットの名前が残ってる。) 。
・・で、やって見せる前に、“平行”の概念と、平行線の引き方を教える
(※写真の線は、紙の辺とは平行ではない。) 。

作業用の金尺を使うのは、両サイドに目盛りがあるから・・・
・・・だから、平行線が引ける。 ・・と言うことも、解ったかな?
(全く解っていなかったらしく、翌日 別の工作で片面目盛りのプラ定規で、
斜めの線を引いて、更にカッターも沿わせて、定規を削ってた・・・。
私が大切にしていたドイツ製の定規だったのに・・・・。) 。
そして、ようやく実演する。
プラスティックモデルなどにスジ彫りをする場合は、
まずは、鉛筆などで下書きをして、その後に定規を当てる。
定規は、金尺を使わないと、定規が削れてしまう。
尺の裏に極薄の両面テープを貼って、下書きに沿って固定したうえで、
モールドを彫っていく。
手順も解ったかな? (全く解っていないことが、後日判明・・・。) 。
まあ、こんな感じ。

この後、塗装をした後に、文字を書いてほしいらしいのだが、
この大きさの荷台に、業者のロゴをフリーハンドで書く自信は無いので、
『それは、自分でやりなさい。』 ・・って、断っておいた。
・・って、私がやってやるから、自分でやらない子になったみたいだが、
ウチの子は、物心ついた時から、尋常ではない 【めんどくさがり】 で、
生活上必要なことすら 後回しにする。
私は、真剣に困ってるし、悩んでる。
とりあえずは、作業からでも、行動に移せるようになってほしい。


気分がすぐれず、画像の貼りつけを後回しにした為、UPが1か月遅れました。※
困ったモンで、
学校の勉強どころか、生活全般の覚えるべき事に至るまで、
全く学び取る気のない ウチの子ども。
最低限、生活の仕方と、モノ作りの作業については、教えたいと思ってる。
前回のミニカーの傷を取った後、荷台にドアのモールドを彫ることにした。
模様を板に彫る場合、・・・・・
金属の場合は、当然ながら何種かの方法はあるが、
どれも、手作業とは程遠い。
私の専門分野である 【彫金】 だけが、正に “彫る” ・・というに相応しい
手作業である (但し、最近は『彫金』と名乗りながら、全く違う事をしている
場合が多い・・・。困ったモンだ。) 。
【彫金】 の場合、木工における “鑿 (のみ) ” を使った作業の様に、
鏨 (たがね) の先を部材に当て、ハンマーで叩きながら彫り進める
(鏨は、大小さまざまだが、木工のノミより格段に小さいものである。)
(彫金については、機会があったら紹介します。) 。
木工の場合は、やはり彫刻刀を使うことになるのであるが、
彫金の様にハンマーで叩いて彫り進めることはないので、難易度は低い。
鑿 (のみ) を使った作業は、模様を彫る場合には使われず、
柱などにくぼみを作ったり、ホゾを作る場合に使われる。
子どもがやりたがることと言えば、
おもちゃ もしくは、プラモデル の加工になる訳だが、
軟鋼 や プラスティック に線状のモールドを彫る場合、ケガキ針を使って
彫っていくことが一般的だと思う (少なくとも、鉄工では一般的だ。) 。
プラスティックの場合は、カッターなどでも彫れる。
しかし、ケガキ針やカッターの場合、
彫った線のふちが、めくれ上がるように盛り上がる。
よって、その部分を平らにならす必要がある。
そこの部分も踏まえ、子どもに断面図を書いて教える。

プラスティックの場合は、 Pカッター を使えば、その処理がいらないことも教える。
写真のカッターは小学校1年、Pカッターは小学校3年の時に購入して、
現在も現役である
(当時赤いマジックで書いた イニシャルと、アルファベットの名前が残ってる。) 。
・・で、やって見せる前に、“平行”の概念と、平行線の引き方を教える
(※写真の線は、紙の辺とは平行ではない。) 。

作業用の金尺を使うのは、両サイドに目盛りがあるから・・・
・・・だから、平行線が引ける。 ・・と言うことも、解ったかな?
(全く解っていなかったらしく、翌日 別の工作で片面目盛りのプラ定規で、
斜めの線を引いて、更にカッターも沿わせて、定規を削ってた・・・。
私が大切にしていたドイツ製の定規だったのに・・・・。) 。
そして、ようやく実演する。
プラスティックモデルなどにスジ彫りをする場合は、
まずは、鉛筆などで下書きをして、その後に定規を当てる。
定規は、金尺を使わないと、定規が削れてしまう。
尺の裏に極薄の両面テープを貼って、下書きに沿って固定したうえで、
モールドを彫っていく。
手順も解ったかな? (全く解っていないことが、後日判明・・・。) 。
まあ、こんな感じ。

この後、塗装をした後に、文字を書いてほしいらしいのだが、
この大きさの荷台に、業者のロゴをフリーハンドで書く自信は無いので、
『それは、自分でやりなさい。』 ・・って、断っておいた。
・・って、私がやってやるから、自分でやらない子になったみたいだが、
ウチの子は、物心ついた時から、尋常ではない 【めんどくさがり】 で、
生活上必要なことすら 後回しにする。
私は、真剣に困ってるし、悩んでる。
とりあえずは、作業からでも、行動に移せるようになってほしい。




