服飾は個人の自由であるが、それが他人の価値観に引きずられたモノであったなら、
引いては、様々な行動制限を自らもするようになるし、他人にも押し付けるようになる。
そのような雰囲気が世間に、社会にあふれ出すと、自分勝手に権力を振るう為政者に
都合のいいような庶民が出来上がるのだ・・・と私は考えている。
そして、この国では、既にそのような兆候が溢れていると思うのです。
そして、そのことは、先だって4回にわたって書いた 【他人を攻撃する心理】 の
原因である、 『自分への自信の無さ』 と相俟って、弱い者や異質な者を攻撃し、
差別と偏見に満ちた社会を形成する要因であると思うのです。
ハワイアンシャツと、自分のこだわりを通して、2回に分けて、
そのことについてクドクドと述べます (以下)
(このオッサン、しつこいわ。アホちゃうか?。) 。
今年は大雨のため、34日間で途切れてしまった、私の毎年恒例
【40日間にわたって毎日違うハワイアンシャツを着る】 (大バカです。笑)。
↓ これ ↓ 、今年用にセレクトした40枚。来年5月にセレクトしなおすまでこのまま。

沢山持ってるのだが、 “押し入れ改クローゼット (笑) ” に入りきらないので、
毎年40枚だけチョイスして、ここに掛ける。
キツキツになってるのでわかりづらいが、ハンガーの数を数えれば、
40枚がわかると思う
(左は Wrangler ピーターマックスっぽい (PMのネームは無い。) シャツの右横から、
右は色あせた黒のボーリングシャツの左側まで。) 。
80枚以上持っているのであるが、ここまで読む (+見る) と、腹が立つだろう。
それが、先だって4回にわたって書いた 【他人を攻撃する心理】 の
≪楽してる or 稼いでる人への嫉妬≫ だ。
なにも、稼いでなくても、「沢山の (自分も好きな) 持ち物を持ってる」 ・・って
ことに嫉妬して、攻撃したくなる人もいるだろう・・・と、いうことだ。
(実際に、先輩 K氏 や、先輩 T氏 からお叱りの電話がかかってくるが、
私の服やブーツの事も、 「仕事もしてないのに、贅沢して・・。」 ・・・
・・・などと、よく言われる。 25年以上履いてるブーツを 『贅沢』 とか
言われても困るわ!。使い捨ての方がお金かかってるし、贅沢だよ・・・。) 。
しかし、あくまでも自慢ではない。
この投稿を含め、2回にわたって読んでいただければ、数を持っていることに、
「羨ましい」 などと思わない人も多くいることも解っていただけるであろうし、
私が、2回の投稿で何を言いたいのかわかっていただけると思う (多分・・。) 。
『本格アメカジ』 を標榜する私にとしては、
ハワイアンシャツは、ハワイ製 (made in Hawaii) でなければならない!。
レプリカも1着持ってるし、70年代のアメリカ本土製も1着持ってはいるが、
やはり違うと思うのだ。
ましてや、ハワイのメーカーでないものは、勿論のことだ!
(そういった意味で言えば、私は、アメカジとしてはかなりの保守だと思う。)。
・・ってなことで、ハワイ製のハワイアンシャツを、
私は、 『本物のハワイアンシャツ』 ・・・と、呼んでいる。
・・・で、その 『本物のハワイアンシャツ』 のことなのだが、
アメリカ古着をセレクトして持って来てる古着屋が減ってしまっている昨今では、
アメカジのセレクトショップで買うのが一般的だと思う。
仕事があって、更にお金に余裕がある人なら、
アメカジショップで新品を買うのも、いいだろう。
しかし、それでは、同じ柄を着ている (持っている) 人に出くわす可能性は高い。
人と同じとか、高価な服を着ているのを自慢したいがために、
レプリカを買う人については、以前にも書いた。
レプリカを否定するつもりは、全くない。
手に入らないビンテージと同じものが、
サイズも選べて、2万円前後で手に入るなんて、凄いことだ。
この値段にするために大量に作られているのは、色々な意味で悲しいのだが・・・。
大量に出回っていたとしても、本当に昔のハワイアンシャツが好きな人は、
レプリカを買うのも頷ける (お金のない私でも、どうしても欲しかった物は、
普段は出さない4桁の金額を出して、レプリカを手に入れた。
東洋エンタープライズのレプリカは、素晴らしい出来で、
ビンテージ以上なのは、疑いの余地はない。) 。
だが、やはり、自慢の為に高い (・・とは言え、その質を考えると安いが。)
レプリカを買っているかのような発言は、そこかしこで聞こえてくるし、
アホな オッサンアメカジ雑誌 が提唱している特集のタイトルなどからも、
その こっぱずかしい傾向 は伺える。
「好きでそのハワイアンシャツを買ってる」 と、自分に言い聞かせているだけで、
実際には、自慢の為であったり、他人から変に思われないように、
無難に過ごす為の、ただのブランド品選びだったりするヤツ・・・
・・・・も多いように見受けられる。
ブランド品愛好家と同じであるから、ハワイアンシャツなんか着ずに、
よくわからないイタリーブランドのシャツでも着てればいいんじゃないのか?
・・・って思う。
要するに、確固たる自信が無いから、高価なモノを身に付けることで、
自信の無さをカバーするのだ。
そして、自信が無いから、他人が高価なモノを着ていたり、
洋服を多数持っていたりすると、嫉妬して攻撃するのだろう。
前述したように、
本当にビンテージが好きでレプリカを買っている人も、多いとは思うが、
しかし、その場合も街中で同じレプリカを着ている人に出くわす可能性は、
かなりの高確率であるはずだ。
だから、自分だけのハワイアンシャツを着て個性を出したい人は、
セレクトされたアメリカ古着屋に行って、値段が張るが
(そこには、セレクトと言う労力がかかるので、値が上がるのは当たり前だ。) 、
古着屋で 古着 or デッドストック のハワイアンシャツを買えばいい。
お金がある人は、それでいいよ。
だが、お金の無い私のような場合、
2万円の前後のレプリカを買うのは、躊躇うばかりか
(定価24800円のを、売れ残りで4800円で買ったけど・・。) 、
デッドストックに1万円とか、古着に3000円とか出せるか・・・と言うと、
普段は財布の中に最大でも3000円しか持っていない私が、
買えるわけがない!!。
・・・しかし、私は、80着を超えるハワイアンシャツを持っているし、
贅沢な話だが、毎年1着づつ、デッドストックをおろしている。
↓ コイツ ↓ は、今年おろしたデッドストックのハワイアンシャツ。

デッドストックのまま、一度も着ていないハワイアンシャツは、まだまだ持ってる。
それらをおろさなくとも、ハワイアンシャツは一生買う必要が無いくらいだ。
『欲しいモンがあるなら、仕事しろ!。』 ・・などと、心無い罵りを受ける、
仕事も無い貧乏専業主夫の私が、
何故、お金も無いのに、こんなに持っているかというと、それは・・・・
安く買っているからだ。
しかも、激安で・・・。
次回につづく
安くハワイアンシャツを手に入れたい人、
自分だけのハワイアンシャツコーディネートをしたい人は、
次回は必見です! (←ホンマかよ!?オッサン!!アホちゃうか?。) 。




