まるで、戦前に逆戻りしたようなこの国の風潮。
タモリさんが、来年の事を、
『新しい戦前になるんじゃないですか。』 ・・・と、言ったらしいが、
正に、その通りだと私も思う。
北朝鮮のミサイル実験とか、ウクライナ侵攻を理由に挙げて、
先制攻撃できる事を、「反撃能力」 と言い替え、巡航ミサイルを導入する。
防衛費の増強に半数の国民が賛成していると言う世論調査。
それだけ多くの国民は、それで納得しているのだろう。
考察の為に脳を動かす気も、学ぶ気もない、
阿呆で怠惰な国民ばかりなのか?。
北朝鮮は、本気で事を構える気はないだろうし
(特に日本とアメリカを相手には・・・・だ。) 、
ロシアや中国が、
離島以外の九州や北海道を含めた地域に上陸作戦を行うことも、非現実的だ。
沖縄に上陸は無理だし、仮に北海道や本州に上陸作戦を行ったとしても、
水際でどうにでも叩ける。
それ以前に航空戦力を叩くことをするはずで、
その巡航ミサイルを落とす能力があれば十分。
そういう事もわからない、MBTの増強を唱える様な阿呆ネトウヨ
(戦艦を欲しがるのと同じで、近代戦の考察ができていない。)
が、岸田内閣の “巡航ミサイル導入” だの、“防衛費増額” を
推しているならともかく、
一般の国民は、
本当に岸田内閣の防衛戦略の転換を、
自分たちの身を守る事だと考えているのか?。
そもそも、
“相手が弾道弾もしくは、巡航ミサイルを撃つ前に叩く。”
なんて、荒唐無稽だ。
撃つ前は、どこを狙っているのかわかるはずがないのだ。
それを叩くと言うのだから、先制攻撃以外の何物でもない。
先制攻撃は、国際法違反だろ・・・。 知らんのか・・・。
他国の人間の命を粗末に扱うのは、
阿呆な国民は平気なのかもしれないが、
自国の国民の命も粗末に扱うのが、戦争。
・・・そこに気付かない阿呆な国民ばかりの世の中に、気が滅入る。
今、韓国映画 【ブラザーフット】 を、カミサンと子どもが見ているのだが、
戦時下での人間の狂気を、沢山の体験談や書物で読んだ私は、
この手の戦争の悲惨さを描いた映画は、怖くて見られない。
隣の部屋で、過呼吸気味になってる。
戦前のことを書いた本や、当時の新聞記事などを読むと、
阿呆な国民が、勇ましいことを求めるように、
世論を形成していたのがわかる。
もちろん、その様な世論誘導もあったのだろう。
今でも安倍の弟が、『インフルエンサーに・・・』 とか言って、
世論誘導をすることを公に語っていたように、
為政者は、上手に民意を操るのだろう。
でも、
100年前の国民ならいざ知らず、
現代の日本の国民が騙されるのは、
阿呆すぎる。
そもそも、予算ありきだゼ・・・。
「○○に○○円使うから、その金額を貯めよう。」・・・って、子どもと、
「○○円分、とにかく買い物する。」・・・って子どもの、
どちらが賢いのかもわからないの国民が、半数いるってこと・・・。
阿呆ばかりの国なのか・・・。
↓ 各種ランキングに参加しています。 ↓




