インターネットオークションの出品物に質問が来た。
言葉は少しだけ丁寧な感じもしないでもなかったが、質問ではなく、言いたいことだけの短い文書であった。
要するに、
『オメーの、この出品物が目障りだから、カテゴリーを変えるか出品しないかどちらかにしろ!』 ってことだ。
確かに、カテゴリーはほんの少し違うのではあるが、そのカテゴリーを見る人の欲しいものであることは間違いないし、私の出品物が厳密に当てはまるような詳細なカテゴリー分けは存在しなかった。
そして、同様の品を他の人もそのカテゴリーに出品しているし、私がそのカテゴリーに出品したのは1点だけなので、ページを長々と占拠したわけでもないと思う。
同様の品を同じカテゴリーに出品している他の人たちの出品物を見たが、私の所に来た要求のような質問が届いている様子はなかった。
私は、いつも出品物には、丁寧な言葉で細かく説明を書いている。
その言葉が、癪にさわったのだろうか?。他人を怒らせる言い回しは書いていないと思うのだが・・・・、なんだか生理的に気に喰わなかったのだろう。まあ、よくあることだ (私自身は、相手の言動の中身を見るようにしているし、相手の人間性や生き方に関係のない部分で他人を決めつけたりしないように心掛けてはいるのだが、何もしていないのによくケンカを売られるよ・・・・苦笑) 。
また、私の出品物の説明が、丁寧な言葉での説明だった・・・だから、
『言いがかりをつけても大丈夫だ』 って思ったんだろうな
(実際に私は何にもしないから、大丈夫なんだけどさ・・・) 。
インターネットの利用は、とても便利である。
家にいながらにして、探したいものを見つけて購入することができるし、私もとても助かっている。
また、検索することで多くの情報が手に入る (実際にはインターネット上の情報は、個人が自由に羅列したものであり、何の根拠もないモノがほとんどだ。雑誌などと同様に信用できない、非常に無責任な情報媒体だと言えるので、私はあまり利用しない。しかし、今どきの若い人に限らず、そのことに気が付かない人は多く、何でもインターネットで調べてしまおうとする人は多いと思う。学生だった頃、若い子たちがインターネットで検索した文書でレポートを書いていたのには驚かされたが、友人の話では、最近は若い医者なんかが、わからない疾患なんかがあると、スマートフォンでインターネット上で治療法やその選択を検索しているらしい・・・。呆れるね。友人も嘆いていたよ・・・・。そんな医者には診てもらいたくはないなぁ・・・。) 。
自分は動かなくても、色々な情報や物が手に入るインターネットの便利さに慣れてしまって、まるで自分が何でもできるような気がしてくるのだろう。
自分が世界の中心だとカン違いしてるんだろうな!。
インターネットが普及する前は、そんなカン違いは、政治家や肩書のある人間ばかりで、それ以外の人間ではそんなカン違いヤローは目立たなかったような気がするのだが・・。
昔からそう言う奴は一定数はいたであろう。インターネットが、そういう奴らに妙な自信を付けさせたのだろうか?・・・・・・。
・・って、普段から現実生活で、しょっちゅう難癖をつけられてるのに、
ネット上でもかよ。 しかも、何度も・・・・。
不公平だゼ。
『はみ出し者』 ・・・それが、私の宿命なのだろう。





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