WHのモンキーブーツである。
USA生産のため、USAのファクトリーが通常のアメリカのワークブーツを作る材料と要領で作ったのであろう。
ストームウエルトのグッドイヤー製法である。
10年ほど前に、大阪のWHの直営店で買ったのであるが、試着したものとは別の個体 (箱) を出してきて包まれてしまったので、買った後に気が付いたウエルトのだし縫いの致命的なズレや、レージングスタッドの左右の酷いズレ (USモノに多いよね。RWもそういうのを持ってる。このテキトーさには、腹が立つね。) もあって、困ったブーツなのだが、合わせやすいので気に入ってる (これで、革がもっといい革だったらなぁ~・・・。) 。
・・ってな訳で、ヘビーローテーションで使用しているので、ついに修理が必要になってしまった (修理待ちのため、洗って室内に保管してあるブーツが何足もあるんだもん。そりゃあ、履く頻度も増えるよな・・・。) 。
修理待ちの他のブーツを後回しにして、コイツから修理しだす訳は、簡単にできる修理だからである・・。

腰裏が擦れによるすり減りで穴が開き、芯材が露出している。
なんと、軟質プラスティックの芯材だ (アメリカでは、コレがメジャーなのか?。) 。

ついでに、シャフトの接合部の糸切れも直しておかないと、応力が集中してもっと糸が切れるし、そのうちにバックステーのステッチ部分にも負担がかかって、バックステーのステッチが切れてくるんだよな・・ (RWのエンジニアがこれまで履いてきたモノは、みんなそうなった。・・・なので、今の持っているエンジニアは、ちょくちょくチェックしては糸を手縫いでかけ直している。) 。
まずは、材料を切り出す。
端を革包丁で漉いておくのであるが、ステッチは上部にしか掛けない (元々のステッチ穴を利用する。) ので、下部は特になだらかにナナメに漉いておく。
ボンドを付けて接着し、乾燥後にステッチにとりかかる。

まずは、穴あけ。

穴をあけたら、手縫いでどんどん縫っていく。

シャフトの接合部も縫っておこう。
できあがり。


これで、また履ける!。


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USA生産のため、USAのファクトリーが通常のアメリカのワークブーツを作る材料と要領で作ったのであろう。
ストームウエルトのグッドイヤー製法である。
10年ほど前に、大阪のWHの直営店で買ったのであるが、試着したものとは別の個体 (箱) を出してきて包まれてしまったので、買った後に気が付いたウエルトのだし縫いの致命的なズレや、レージングスタッドの左右の酷いズレ (USモノに多いよね。RWもそういうのを持ってる。このテキトーさには、腹が立つね。) もあって、困ったブーツなのだが、合わせやすいので気に入ってる (これで、革がもっといい革だったらなぁ~・・・。) 。
・・ってな訳で、ヘビーローテーションで使用しているので、ついに修理が必要になってしまった (修理待ちのため、洗って室内に保管してあるブーツが何足もあるんだもん。そりゃあ、履く頻度も増えるよな・・・。) 。
修理待ちの他のブーツを後回しにして、コイツから修理しだす訳は、簡単にできる修理だからである・・。

腰裏が擦れによるすり減りで穴が開き、芯材が露出している。
なんと、軟質プラスティックの芯材だ (アメリカでは、コレがメジャーなのか?。) 。

ついでに、シャフトの接合部の糸切れも直しておかないと、応力が集中してもっと糸が切れるし、そのうちにバックステーのステッチ部分にも負担がかかって、バックステーのステッチが切れてくるんだよな・・ (RWのエンジニアがこれまで履いてきたモノは、みんなそうなった。・・・なので、今の持っているエンジニアは、ちょくちょくチェックしては糸を手縫いでかけ直している。) 。
まずは、材料を切り出す。
端を革包丁で漉いておくのであるが、ステッチは上部にしか掛けない (元々のステッチ穴を利用する。) ので、下部は特になだらかにナナメに漉いておく。
ボンドを付けて接着し、乾燥後にステッチにとりかかる。

まずは、穴あけ。

穴をあけたら、手縫いでどんどん縫っていく。

シャフトの接合部も縫っておこう。
できあがり。


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