※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その5※
前回の投稿の続きである。
2週間後、抜糸の為に病院に行った。
『すみません、生検の結果がまだ出ていないのです。・・・』
・・と、医師から告げられ、私は、
『可能性が低いから後回しになったんだな。大変な患者さんからやってあげてくれればいいよ。オレなんて、ガンじゃないだろうし・・。』
・・と、思っていた。
医師も、
『アレが癌という可能性は低いと思います。』
・・などと、話をし、
『じゃ、1カ月後のこの日にくるわ。』
・・と、気楽な予約を入れ、病院を後にした。

6日後の夜、医師から電話がかかってきた。
医師から電話口で、
『実は、生検の結果、良くないものが出たのです。明日、外来に来てください。』
・・・そう告げられた時、私は
「マジかよ、ガンだったのか。でもよ、あれがメラノーマって事はないよな。たぶん、基底細胞癌だろう。」
・・と、思ったのだ。そこで私は、
『でも、取ってしまったんでしょ?。』 ・・と尋ねた。
医師は、『取ったのですが、もっと大きくとっておいた方がいいと思います。早い方がいいと思います。最短ですと、手術日は・・・・・』
・・と、ドンドン続ける。
『分かりました。じゃあ、近いうちにまたお伺いします。』 ・・と言う私に、
『明日、すぐに来てください。』 ・・と、医師が言う。
私は、『明日は無理っすよ。・・』 ・・などと言って、結局4日後に話を聞きに行ったのであった。
それが、12月1日投稿の 【悪性黒色腫 (病気療養報告 その1)】 である。
医師からの電話を切って、カミサンに
『ガンやったみたいだ。』
・・と告げ、反応がかえって来る前に、
『大丈夫だ。基底細胞癌だろう。きっと、パンチで取り残しが出たんだろう。』
・・と、私は言った。
前にも書いたように、学生時代に皮膚科を教えてたヤツがスゴク嫌な奴だった為に、私は皮膚科に興味が持てずに、全く勉強をしなかった。そのため皮膚科に関しては全く分からない私ではあるが、メラノーマの特徴くらいは何となく知っていた。
◆形状が非対称
◆境界が不明瞭
◆色ムラ
・・・・などの特徴があるとされているのであるが、
摘出前のソイツを思い出しても、形は真円、色も単色、境界も明瞭・・・と、どう見てもメラノーマには見えなかったので、あんまり心配はしていなかったのだ。
しかし、カミサンは、
『そうかなぁ?、直前で1mm大きいパンチに変えたんでしょ?。なのに取り残しがある?。追加切除って、メラノーマとかじゃないかなあ・・・。』
・・と、言う。
私はカミサンの言葉を聞いて、そこはかとなく恐ろしくなったのだが、電話で 【4日後】 に予約してしまったので、今更次の日にすることもできずに、不安な気持ちで3日間を過ごすこととなった。
その晩は、とりあえずビールを3本飲んだのだが、全く酔う気配はなかった・・・。
つづく


前回の投稿の続きである。
2週間後、抜糸の為に病院に行った。
『すみません、生検の結果がまだ出ていないのです。・・・』
・・と、医師から告げられ、私は、
『可能性が低いから後回しになったんだな。大変な患者さんからやってあげてくれればいいよ。オレなんて、ガンじゃないだろうし・・。』
・・と、思っていた。
医師も、
『アレが癌という可能性は低いと思います。』
・・などと、話をし、
『じゃ、1カ月後のこの日にくるわ。』
・・と、気楽な予約を入れ、病院を後にした。

6日後の夜、医師から電話がかかってきた。
医師から電話口で、
『実は、生検の結果、良くないものが出たのです。明日、外来に来てください。』
・・・そう告げられた時、私は
「マジかよ、ガンだったのか。でもよ、あれがメラノーマって事はないよな。たぶん、基底細胞癌だろう。」
・・と、思ったのだ。そこで私は、
『でも、取ってしまったんでしょ?。』 ・・と尋ねた。
医師は、『取ったのですが、もっと大きくとっておいた方がいいと思います。早い方がいいと思います。最短ですと、手術日は・・・・・』
・・と、ドンドン続ける。
『分かりました。じゃあ、近いうちにまたお伺いします。』 ・・と言う私に、
『明日、すぐに来てください。』 ・・と、医師が言う。
私は、『明日は無理っすよ。・・』 ・・などと言って、結局4日後に話を聞きに行ったのであった。
それが、12月1日投稿の 【悪性黒色腫 (病気療養報告 その1)】 である。
医師からの電話を切って、カミサンに
『ガンやったみたいだ。』
・・と告げ、反応がかえって来る前に、
『大丈夫だ。基底細胞癌だろう。きっと、パンチで取り残しが出たんだろう。』
・・と、私は言った。
前にも書いたように、学生時代に皮膚科を教えてたヤツがスゴク嫌な奴だった為に、私は皮膚科に興味が持てずに、全く勉強をしなかった。そのため皮膚科に関しては全く分からない私ではあるが、メラノーマの特徴くらいは何となく知っていた。
◆形状が非対称
◆境界が不明瞭
◆色ムラ
・・・・などの特徴があるとされているのであるが、
摘出前のソイツを思い出しても、形は真円、色も単色、境界も明瞭・・・と、どう見てもメラノーマには見えなかったので、あんまり心配はしていなかったのだ。
しかし、カミサンは、
『そうかなぁ?、直前で1mm大きいパンチに変えたんでしょ?。なのに取り残しがある?。追加切除って、メラノーマとかじゃないかなあ・・・。』
・・と、言う。
私はカミサンの言葉を聞いて、そこはかとなく恐ろしくなったのだが、電話で 【4日後】 に予約してしまったので、今更次の日にすることもできずに、不安な気持ちで3日間を過ごすこととなった。
その晩は、とりあえずビールを3本飲んだのだが、全く酔う気配はなかった・・・。
つづく





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