※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その12※
前回の投稿の続きである。
『ああ、元に戻ったみたいだ。ああ、よかった。』
・・と、言うと、麻酔科医が、
『落ち着く薬、切れたみたいですね。大丈夫ですか?。
もし、必要なら、また追加しますよ。』 ・・と、言ってくれた。
私は即座に断り、周りの状態を確認した。

大きなモニターを見て、現在の状態を見た。
移植片を採取するために、メスで切除している所だった。
医療従事者としては、患者が不安にならないように、
患者自身が見ることを避けたい所なのかもしれない。
『○○さん(私)、見ても大丈夫ですか?。気分悪くならないですか?。』
・・との麻酔科医の問いに、
『さあ・・、自分のなら大丈夫だと思うけど・・。』
・・と、私は答える。
学生の時、さんざん手術のビデオですら倒れそうになったくせに、
自分のなら見れそうな気がした。
しかし、・・・・
学生さんがモニターの前にいたりして、見えなくなることもしばしばあり、
そのうちに 【もうどうでもよくなってきた感】 が、私の心の中を支配し始めた
(オバカだと思うのだが、神経質な割には、
こんな部分も合わせ持っているから、生きていられるのだと思う。) 。
更には、麻酔科医の気さくな人柄が、すごく心地よくて、
おしゃべりに夢中になり・・・・
気が付くと、最後に仕上げに移植部を押し付けている所であった・・・ (笑) 。
麻酔が効いていて、何も感じないのであるが、圧覚だけは少しはあるようで、
『なんか、すごい力で押し付けているんだろうな・・。』
・・と、思った (モニターは、学生さんで見えなかった。) 。
懸命に手術をしてくれた主治医を始めとするスタッフには、
申し訳ないとは思ったが、私は沢山おしゃべりをして (大笑) 、
十分に良い時間を過ごせた。
後日、数人の医療従事者から、
『え~っ、オペ中、ずっとしゃべってたの?!。
それ、ホントに!。そんな人〇〇〇くん(私)だけだよ!。』
とか、
『さすが、口から生まれた男だね。』
・・・とか、言われたけど・・・。
手術終了後に、バルーンカテーテルを入れられたチ〇チ〇が、まるで死体のチ〇チ〇
(はるか昔、学生時代に解剖の実習で見たアノ色だ!) のように変色していたのが、
すごく気になったが、「どうかチ〇チ〇が、壊死していませんように・・・。」
・・と、祈ることしかできなかった。
最後のストレッチャーへの移乗時に、気になっていた運を確認したが、手術台に敷いたシートはまっさらで、運が漏れた形跡はなかったので、安堵した。
つづく



前回の投稿の続きである。
『ああ、元に戻ったみたいだ。ああ、よかった。』
・・と、言うと、麻酔科医が、
『落ち着く薬、切れたみたいですね。大丈夫ですか?。
もし、必要なら、また追加しますよ。』 ・・と、言ってくれた。
私は即座に断り、周りの状態を確認した。

大きなモニターを見て、現在の状態を見た。
移植片を採取するために、メスで切除している所だった。
医療従事者としては、患者が不安にならないように、
患者自身が見ることを避けたい所なのかもしれない。
『○○さん(私)、見ても大丈夫ですか?。気分悪くならないですか?。』
・・との麻酔科医の問いに、
『さあ・・、自分のなら大丈夫だと思うけど・・。』
・・と、私は答える。
学生の時、さんざん手術のビデオですら倒れそうになったくせに、
自分のなら見れそうな気がした。
しかし、・・・・
学生さんがモニターの前にいたりして、見えなくなることもしばしばあり、
そのうちに 【もうどうでもよくなってきた感】 が、私の心の中を支配し始めた
(オバカだと思うのだが、神経質な割には、
こんな部分も合わせ持っているから、生きていられるのだと思う。) 。
更には、麻酔科医の気さくな人柄が、すごく心地よくて、
おしゃべりに夢中になり・・・・
気が付くと、最後に仕上げに移植部を押し付けている所であった・・・ (笑) 。
麻酔が効いていて、何も感じないのであるが、圧覚だけは少しはあるようで、
『なんか、すごい力で押し付けているんだろうな・・。』
・・と、思った (モニターは、学生さんで見えなかった。) 。
懸命に手術をしてくれた主治医を始めとするスタッフには、
申し訳ないとは思ったが、私は沢山おしゃべりをして (大笑) 、
十分に良い時間を過ごせた。
後日、数人の医療従事者から、
『え~っ、オペ中、ずっとしゃべってたの?!。
それ、ホントに!。そんな人〇〇〇くん(私)だけだよ!。』
とか、
『さすが、口から生まれた男だね。』
・・・とか、言われたけど・・・。
手術終了後に、バルーンカテーテルを入れられたチ〇チ〇が、まるで死体のチ〇チ〇
(はるか昔、学生時代に解剖の実習で見たアノ色だ!) のように変色していたのが、
すごく気になったが、「どうかチ〇チ〇が、壊死していませんように・・・。」
・・と、祈ることしかできなかった。
最後のストレッチャーへの移乗時に、気になっていた運を確認したが、手術台に敷いたシートはまっさらで、運が漏れた形跡はなかったので、安堵した。
つづく





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