※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その13※
前回の投稿の続きである。

手術の後、部屋に戻って麻酔が切れるまで考え事をしながら、ひたすら待った。
前にも書いたように、血栓が心配であったので、なんだか眠くなりながらも、できるだけ自分の状態に気を配って、感覚を研ぎ澄ませていようと思ったのだ。
本は沢山持って来ていたのだが、上肢が動けるだけで、体幹を起こす事すらできなかったので、何も手に取ることもできなかった。
ヒマではあったが、時々主治医や麻酔科医、看護師さんたちも来てくれたし、薬剤師と栄養士の訪問もあったので、退屈はしなかった。
夕方には少しの間、子どもとカミサンが来てくれた。
誰も周りにいない時は、体幹下部と下肢の神経の走行の図を頭の中に立体で描いた。
「抹消から感覚が戻るハズ」 ・・と考え、感覚の戻りを楽しみながら感じることにした。
右足から麻酔が切れてきた (腰椎穿刺をする際に、左側臥位になったのである) 。
但し、必ずしも抹消から感覚が戻る訳ではなかったのも、非常に興味深かった。
夜になって、かなり下肢の感覚が戻った頃、気になっていたチ〇チ〇を見てみた。
手術直後よりはマシっぽいが、チ〇チ〇はまだまだ 「生気を失ったような」 色をしている。
心配が募る。
・・・なんてこった・・、カテーテル内に出血がある!。
入院の2日前に、生まれて初めて尿道炎になったのだが、信じられないくらい痛かった。
・・・もちろんその時は、水を大量に飲んで (5リットルくらい) 自分で治したのであるが、アノ痛みはもうコリゴリだったし、膀胱や尿道が傷付いているのは、すごく嫌であった。
・・・と、いうことで、カテーテルを抜去してもらうことにした。
またまたラッキーなことに、まだチ〇チ〇だけは (ここが一番効いていたのだ!) 麻酔が効いているので、全く痛くはなかった。
ほとんどの感覚が戻って、各縫合部が痛み出したが、鼠経リンパ節の切除部は、それほどでもなかった。
移植片を採取した部分と、腫瘍の周辺組織を切除した部分は結構痛かった。
ちょうど夜になって、ロキソニンが処方されたので、気休めに過ぎないのはわかっていたが、飲んでおいた。
あとは、チ〇チ〇の感覚が戻れば、ひと安心なのだが、ココだけはあんまり感覚が無いままであった。
そうこうしているうちに消灯になったので、就寝した。
夜中1時過ぎの事だ。
凄い感覚に、私は飛び起きた。
射精か排尿をしてしまったのだと思ったのだ。
・・・が、しかし、チ〇チ〇が、一気に起きただけであった。
漏らしていない事にもホッとしたが、最後の心配事が無くなって、やっと心の底から安心できた。
つづく




前回の投稿の続きである。

手術の後、部屋に戻って麻酔が切れるまで考え事をしながら、ひたすら待った。
前にも書いたように、血栓が心配であったので、なんだか眠くなりながらも、できるだけ自分の状態に気を配って、感覚を研ぎ澄ませていようと思ったのだ。
本は沢山持って来ていたのだが、上肢が動けるだけで、体幹を起こす事すらできなかったので、何も手に取ることもできなかった。
ヒマではあったが、時々主治医や麻酔科医、看護師さんたちも来てくれたし、薬剤師と栄養士の訪問もあったので、退屈はしなかった。
夕方には少しの間、子どもとカミサンが来てくれた。
誰も周りにいない時は、体幹下部と下肢の神経の走行の図を頭の中に立体で描いた。
「抹消から感覚が戻るハズ」 ・・と考え、感覚の戻りを楽しみながら感じることにした。
右足から麻酔が切れてきた (腰椎穿刺をする際に、左側臥位になったのである) 。
但し、必ずしも抹消から感覚が戻る訳ではなかったのも、非常に興味深かった。
夜になって、かなり下肢の感覚が戻った頃、気になっていたチ〇チ〇を見てみた。
手術直後よりはマシっぽいが、チ〇チ〇はまだまだ 「生気を失ったような」 色をしている。
心配が募る。
・・・なんてこった・・、カテーテル内に出血がある!。
入院の2日前に、生まれて初めて尿道炎になったのだが、信じられないくらい痛かった。
・・・もちろんその時は、水を大量に飲んで (5リットルくらい) 自分で治したのであるが、アノ痛みはもうコリゴリだったし、膀胱や尿道が傷付いているのは、すごく嫌であった。
・・・と、いうことで、カテーテルを抜去してもらうことにした。
またまたラッキーなことに、まだチ〇チ〇だけは (ここが一番効いていたのだ!) 麻酔が効いているので、全く痛くはなかった。
ほとんどの感覚が戻って、各縫合部が痛み出したが、鼠経リンパ節の切除部は、それほどでもなかった。
移植片を採取した部分と、腫瘍の周辺組織を切除した部分は結構痛かった。
ちょうど夜になって、ロキソニンが処方されたので、気休めに過ぎないのはわかっていたが、飲んでおいた。
あとは、チ〇チ〇の感覚が戻れば、ひと安心なのだが、ココだけはあんまり感覚が無いままであった。
そうこうしているうちに消灯になったので、就寝した。
夜中1時過ぎの事だ。
凄い感覚に、私は飛び起きた。
射精か排尿をしてしまったのだと思ったのだ。
・・・が、しかし、チ〇チ〇が、一気に起きただけであった。
漏らしていない事にもホッとしたが、最後の心配事が無くなって、やっと心の底から安心できた。
つづく





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