※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その14※
入院中は、安静を保たねばならなかった。
基本的に・・・というか、ほぼ一日中、毎日毎日ベッドの上で過ごした。
本を読み、パズルをし、上肢と体幹の筋トレをし、たまに作業をした。
日中の多くの時間は、読書をして過ごした。
私の読書の基本的なスタイルは、時間に余裕がある時は、
初めて読む本は続けて2度読みをする・・・と言うのが、
私のいつものスタイルなのだが (小学校1年の時からこのスタイルだ。) 、
以前読んだにもかかわらず、時間が無くて2度読み出来なかった本を、
まずはチョイスした。
以前読んだ本をもう一回読んだりする方が、新しく取り掛かるよりも理解がしやすく、
眠くならないのでおすすめ。
大体、20歳を超えて読んだ本は、大体10%以下しか記憶に残っていないモンで、
2度目3度目になると、新しい知識がすらすらと頭に入ってくるような感じがして心地よい。
逆に、初めての本は苦労した。特にカミサンのチョイスした本は手こずった。
同じ 【健康オタク】 とは言え、カミサンは内科系なので、
整形外科系の私の苦手とするところだ。
それでも何とか、どの本も2度読みした。
しかし、小説や自伝の中には、内容が凄くて読むことを断念したものもあった
(次回以降に触れるが、皮膚移植の失敗で、ネガティヴ思考なので、
読むことを延期したのだ。) 。
ヒマなので、時々通りかかる人を、見ていないフリして、しっかり観察した。
医療従事者も色々いる。真面目な人からテキトーな人まで。
看護助手は、まじめな人ばかりだったけど、
看護師は、色々・・・というより、差が激しかった。
例えば、
落とし物があっても、拾わない。
それどころか、自分が落としてしまった備品すら、わかっているのに拾わない。
目線をそちら (落とした物) に移したことは、間違いなく私が確認した。
わかっているのに、面倒だから拾わない。
物ならまだマシ。
向かいのジイチャンが、何故かトイレを水浸しにするのだが、
気が付くたびに拭く看護師は一部の限られた人だけ。
それ以外は、気が付かないフリ。
同室の患者は、歩けるので (私とは違い行動制限が無いので) 、
見て見ぬフリをして他のトイレに行く。
・・・結局、私が片足立ちで拭き掃除をするわけだ
(こう見えても、私はこういう男だよ。) 。
私の入院した病棟の師長さんは、すごく出来た人なので、
丁寧に仕事をしている人を 『時間がかかる。手が遅い。』
・・などと言って、責めるような人ではない。
しかし、この病院の多くの師長は、
手抜きをして仕事を早く上げてきた者を持て囃し、
時間ががかった者を 『時間がかかる。手が遅い。』 ・・などと言って、責めることは、
この病院につとめている看護師の友人たち二十数人から、よく聞かされていた
(「手が遅い」とはなんだ!。モノを扱ってるつもりなんだな。バカ過ぎるゼ。) 。
・・・その結果、何人もの真面目な人間が、
辞めざるを得ない状況に追いやられたことも知っている。
この病棟では、真面目な人間が責められるようなことはないらしかった
(一応、『なんかあったら、オレが助けてやるぞ。・・・・
・・・こんなこと言われたりしてねーのか?。』・・とか、
真面目そうな人には尋ねたりした・・・。笑) 。
結局 【真面目な人間が生きて行けるかどうか?】 は、
上に立つ人間の裁量次第なのだと、
つくづく感じたのだった。
もう、移植の失敗の見通しが立った頃、↑この↑ことを 『上に立つ人次第だね。』
・・って、師長さん、副師長さんと話した。
真面目な師長さんや副師長さんが、これからも頑張ってほしいものである。
そして、無茶苦茶な師長は、駆逐されますように・・・と、願ってやまない。
このことと、頻繁に行き来するドクターヘリを見て思ったこと。
それは、・・・・・・
周りの医療従事者の友人たちの言う、 『〇〇〇くん(私)には、病院勤めは無理。』
『センセーとか言ってるような、この業界で、こんな自由奔放な〇〇〇くん (私) は、
生きていけないよ。』
・・・ってことを、実感したのだった。
つまりは、医療従事者にはなれそうもない・・・ってこと。
こういう悪い慣習を壊すのなら、その組織に入ってしまうより、
例えば組合のような、圧力をかける団体の指導者にでもなって、
やる方がやりやすいであろうし、私には向いているとは思う
(だからこそ、そういう仕事を求めてはいるのだが・・。
人を見る目のないヤツらが多くて、箸にも棒にも掛からないのだ。苦笑) 。
う~ん、医療業界に行かなくてよかった・・・・のか?。
まあ、過去のことをいくら言っても仕方がないことではあるのだが・・・・。
つづく


入院中は、安静を保たねばならなかった。
基本的に・・・というか、ほぼ一日中、毎日毎日ベッドの上で過ごした。
本を読み、パズルをし、上肢と体幹の筋トレをし、たまに作業をした。
日中の多くの時間は、読書をして過ごした。
私の読書の基本的なスタイルは、時間に余裕がある時は、
初めて読む本は続けて2度読みをする・・・と言うのが、
私のいつものスタイルなのだが (小学校1年の時からこのスタイルだ。) 、
以前読んだにもかかわらず、時間が無くて2度読み出来なかった本を、
まずはチョイスした。
以前読んだ本をもう一回読んだりする方が、新しく取り掛かるよりも理解がしやすく、
眠くならないのでおすすめ。
大体、20歳を超えて読んだ本は、大体10%以下しか記憶に残っていないモンで、
2度目3度目になると、新しい知識がすらすらと頭に入ってくるような感じがして心地よい。
逆に、初めての本は苦労した。特にカミサンのチョイスした本は手こずった。
同じ 【健康オタク】 とは言え、カミサンは内科系なので、
整形外科系の私の苦手とするところだ。
それでも何とか、どの本も2度読みした。
しかし、小説や自伝の中には、内容が凄くて読むことを断念したものもあった
(次回以降に触れるが、皮膚移植の失敗で、ネガティヴ思考なので、
読むことを延期したのだ。) 。
ヒマなので、時々通りかかる人を、見ていないフリして、しっかり観察した。
医療従事者も色々いる。真面目な人からテキトーな人まで。
看護助手は、まじめな人ばかりだったけど、
看護師は、色々・・・というより、差が激しかった。
例えば、
落とし物があっても、拾わない。
それどころか、自分が落としてしまった備品すら、わかっているのに拾わない。
目線をそちら (落とした物) に移したことは、間違いなく私が確認した。
わかっているのに、面倒だから拾わない。
物ならまだマシ。
向かいのジイチャンが、何故かトイレを水浸しにするのだが、
気が付くたびに拭く看護師は一部の限られた人だけ。
それ以外は、気が付かないフリ。
同室の患者は、歩けるので (私とは違い行動制限が無いので) 、
見て見ぬフリをして他のトイレに行く。
・・・結局、私が片足立ちで拭き掃除をするわけだ
(こう見えても、私はこういう男だよ。) 。
私の入院した病棟の師長さんは、すごく出来た人なので、
丁寧に仕事をしている人を 『時間がかかる。手が遅い。』
・・などと言って、責めるような人ではない。
しかし、この病院の多くの師長は、
手抜きをして仕事を早く上げてきた者を持て囃し、
時間ががかった者を 『時間がかかる。手が遅い。』 ・・などと言って、責めることは、
この病院につとめている看護師の友人たち二十数人から、よく聞かされていた
(「手が遅い」とはなんだ!。モノを扱ってるつもりなんだな。バカ過ぎるゼ。) 。
・・・その結果、何人もの真面目な人間が、
辞めざるを得ない状況に追いやられたことも知っている。
この病棟では、真面目な人間が責められるようなことはないらしかった
(一応、『なんかあったら、オレが助けてやるぞ。・・・・
・・・こんなこと言われたりしてねーのか?。』・・とか、
真面目そうな人には尋ねたりした・・・。笑) 。
結局 【真面目な人間が生きて行けるかどうか?】 は、
上に立つ人間の裁量次第なのだと、
つくづく感じたのだった。
もう、移植の失敗の見通しが立った頃、↑この↑ことを 『上に立つ人次第だね。』
・・って、師長さん、副師長さんと話した。
真面目な師長さんや副師長さんが、これからも頑張ってほしいものである。
そして、無茶苦茶な師長は、駆逐されますように・・・と、願ってやまない。
このことと、頻繁に行き来するドクターヘリを見て思ったこと。
それは、・・・・・・
周りの医療従事者の友人たちの言う、 『〇〇〇くん(私)には、病院勤めは無理。』
『センセーとか言ってるような、この業界で、こんな自由奔放な〇〇〇くん (私) は、
生きていけないよ。』
・・・ってことを、実感したのだった。
つまりは、医療従事者にはなれそうもない・・・ってこと。
こういう悪い慣習を壊すのなら、その組織に入ってしまうより、
例えば組合のような、圧力をかける団体の指導者にでもなって、
やる方がやりやすいであろうし、私には向いているとは思う
(だからこそ、そういう仕事を求めてはいるのだが・・。
人を見る目のないヤツらが多くて、箸にも棒にも掛からないのだ。苦笑) 。
う~ん、医療業界に行かなくてよかった・・・・のか?。
まあ、過去のことをいくら言っても仕方がないことではあるのだが・・・・。
つづく





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