※未UPの原稿は依然としてあるが、とりあえずは報告である。その21※
前回の話の続きである。
表面に皮がはったことにより、処置をしなくてもよくなった。
まだ皮が薄いので、軽くガーゼを当ててはいるが、それもいずれは無くてもよくなるだろう。
創部の周辺部は少し盛り上がるのだが、それが無かったとしても、この場所なので接地圧や床反力の影響がないわけではない。
圧がかかると痛い。いつまで痛いのであろうか・・・・。
≪創部を接地圧や床反力から保護する≫ 事をいつも考えているのだが、それは何も痛みの為だけではない。
前回記述したこと以外に、できるだけ創部の接地を避けたい理由がある (以下) 。
前々回の記事で、瘢痕形成のことを説明したが、肉芽組織とは、その時にも書いたように、切り取られて亡くなった部分を元に戻すかのように生え上がってくる肉だ。
つまり、そこに元々あるはずの組織とは組成の違う、言わば 「異質の」 肉である。
つまりは、仕方なく穴を埋めただけ・・・のものだ。
元々あるモノとは違う異質のものが体にあると言うことは、それを原因とする身体の諸反応が起こりうる・・・と言うことでもある。
学生時代、熱傷後の瘢痕の記述で、 【瘢痕癌】 のことを目にしたことがある。
可能性は低いとは思うが、如何せん足底である。
生活上で一番多い運動、その時に常に圧力がかかり続ける場所・・・・・
そこに、私の瘢痕があるのだ。
それに、『ウォーキングは最強の健康法』 ・・と、公言している私の生活は、 【他人よりも1歩でも多く歩くこと】 ・・を毎日の生活で意識しているのだ。
オレはできるだけ生きていたいのだ。
更にまたガンになるのはゴメンだゼ。
・・・と、言う訳で、前回書いたように、今後既に持っているブーツを、創部にできるだけ負担を掛けずに履く為のインソールを製作する予定なのだが、今後の自作ブーツの事も考えねばならない。
・・・・普段体重が乗らない部分で体重を支える靴・・・・・
・・・つまり、White’sのアーチイーズ製法とやらを思い出した。
アレが本当に疲れないのか?、また、血流その他の影響はどうなのだ?・・・・
試してみたくなった。
・・・ってな訳で、退院以来旧マッコイのモンキーブーツしか履けるブーツが無かったので (包帯が無くなった現在、どれも履くことができるが、如何せん創部はブーツの中でも浮かせている。) 、すぐにでも履けるブーツを増やす必要もあった為、退院後すぐにWhite’sを購入することにした。
以前に試着した時 (Smoke Jumper の size:8half E) は、なんだかパンツとの相性が良くない気がしたが、今回試着したセミドレスのsize9Eは、パンツとのバランスも良く感じたし、サイズ感もピッタリであった。
試しに加重してみると、立位では創部には全く影響はなさそうであった (試着時は、まだ肉芽も中途半端にしか上がってきておらず、包帯巻きだったので、健側のみ試着した。) 。
足底中央部を横切るように、足底圧がかかっているのが感じられる。この不思議な感覚・・・。
創部の表面に皮がはった現在、セミドレスを履くと、確かに創部の保護はされている。
但し、歩行となると創部にも負荷はかかってくる。
前回、シャンクの話を書いたが、コイツは確実に何かでフマズ部分を補強してあるハズだ。
これから作る私のブーツに、こういうのを取り入れるのもいいかもね・・
(断っておくが、全く同じような猿真似をするつもりはない。私が作るべきは、私がBESTだと思えるものであり、そのBESTを模索し続けるのが、本物の作り手というモノだと、私は思っている。更に、他の靴を作っている人たちとは違い本当に歩行が解っている者として言わせてもらうと、実際に履いてみて、やっぱり疑問に感じる部分もあるのだ。納得する部分もあったが・・・・。) 。
・・・だからといって、解体して構造を盗み見る気はサラサラ無いけどね
(全く靴を作った事の無かった頃ならまだしも、現在の私はそれなりに作れるのであるから、そのメーカーだけの特殊な構造に対して、解体して技術を盗むような卑怯な真似はしない。) 。
・・・おっと、また話が脱線した。ブーツの事は、病気療養報告とは別に書かねば・・。
現在、White’s の セミドレス が、手元にあるのだが、立位保持だけならいいが、結局歩行時には創部への負荷が避けられない事と、キレイ目の着こなしを余儀なくされる事の2つの理由で、あまり履いていない。
私の普段の服装には、やっぱりヤンチャなゴツいワークブーツが会うんだよな。
キレイ目・・ってガラじゃないし・・。
しくじった・・・かも・・。
Smoke Jumperにしておけばよかった・・・それも、height10インチ以上でオーダーして、かなりゴツいワークブーツらしさ満載のを・・・。
結局、私は買いもの下手なのかもね・・・・(苦笑) 。
現在、杖でできるだけ負荷を分散して、創部を接地させずに歩いているが、1kmほど歩いただけで接地部 (瘢痕部ではない。) が痛み出す。
更に、杖は、どうしても1肢取られちゃうので、生活上やっぱり不便なのだ。
ブーツの中に入れるモノを、早急に何か考えねばならない。
そして、それは、全てのブーツに装着されるべきである・・・・
・・・・となると、・・・う~ん、メンドクサイ!。
つづく
↓カッコイイんだけどね・・。



前回の話の続きである。
表面に皮がはったことにより、処置をしなくてもよくなった。
まだ皮が薄いので、軽くガーゼを当ててはいるが、それもいずれは無くてもよくなるだろう。
創部の周辺部は少し盛り上がるのだが、それが無かったとしても、この場所なので接地圧や床反力の影響がないわけではない。
圧がかかると痛い。いつまで痛いのであろうか・・・・。
≪創部を接地圧や床反力から保護する≫ 事をいつも考えているのだが、それは何も痛みの為だけではない。
前回記述したこと以外に、できるだけ創部の接地を避けたい理由がある (以下) 。
前々回の記事で、瘢痕形成のことを説明したが、肉芽組織とは、その時にも書いたように、切り取られて亡くなった部分を元に戻すかのように生え上がってくる肉だ。
つまり、そこに元々あるはずの組織とは組成の違う、言わば 「異質の」 肉である。
つまりは、仕方なく穴を埋めただけ・・・のものだ。
元々あるモノとは違う異質のものが体にあると言うことは、それを原因とする身体の諸反応が起こりうる・・・と言うことでもある。
学生時代、熱傷後の瘢痕の記述で、 【瘢痕癌】 のことを目にしたことがある。
可能性は低いとは思うが、如何せん足底である。
生活上で一番多い運動、その時に常に圧力がかかり続ける場所・・・・・
そこに、私の瘢痕があるのだ。
それに、『ウォーキングは最強の健康法』 ・・と、公言している私の生活は、 【他人よりも1歩でも多く歩くこと】 ・・を毎日の生活で意識しているのだ。
オレはできるだけ生きていたいのだ。
更にまたガンになるのはゴメンだゼ。
・・・と、言う訳で、前回書いたように、今後既に持っているブーツを、創部にできるだけ負担を掛けずに履く為のインソールを製作する予定なのだが、今後の自作ブーツの事も考えねばならない。
・・・・普段体重が乗らない部分で体重を支える靴・・・・・
・・・つまり、White’sのアーチイーズ製法とやらを思い出した。
アレが本当に疲れないのか?、また、血流その他の影響はどうなのだ?・・・・
試してみたくなった。
・・・ってな訳で、退院以来旧マッコイのモンキーブーツしか履けるブーツが無かったので (包帯が無くなった現在、どれも履くことができるが、如何せん創部はブーツの中でも浮かせている。) 、すぐにでも履けるブーツを増やす必要もあった為、退院後すぐにWhite’sを購入することにした。
以前に試着した時 (Smoke Jumper の size:8half E) は、なんだかパンツとの相性が良くない気がしたが、今回試着したセミドレスのsize9Eは、パンツとのバランスも良く感じたし、サイズ感もピッタリであった。
試しに加重してみると、立位では創部には全く影響はなさそうであった (試着時は、まだ肉芽も中途半端にしか上がってきておらず、包帯巻きだったので、健側のみ試着した。) 。
足底中央部を横切るように、足底圧がかかっているのが感じられる。この不思議な感覚・・・。
創部の表面に皮がはった現在、セミドレスを履くと、確かに創部の保護はされている。
但し、歩行となると創部にも負荷はかかってくる。
前回、シャンクの話を書いたが、コイツは確実に何かでフマズ部分を補強してあるハズだ。
これから作る私のブーツに、こういうのを取り入れるのもいいかもね・・
(断っておくが、全く同じような猿真似をするつもりはない。私が作るべきは、私がBESTだと思えるものであり、そのBESTを模索し続けるのが、本物の作り手というモノだと、私は思っている。更に、他の靴を作っている人たちとは違い本当に歩行が解っている者として言わせてもらうと、実際に履いてみて、やっぱり疑問に感じる部分もあるのだ。納得する部分もあったが・・・・。) 。
・・・だからといって、解体して構造を盗み見る気はサラサラ無いけどね
(全く靴を作った事の無かった頃ならまだしも、現在の私はそれなりに作れるのであるから、そのメーカーだけの特殊な構造に対して、解体して技術を盗むような卑怯な真似はしない。) 。
・・・おっと、また話が脱線した。ブーツの事は、病気療養報告とは別に書かねば・・。
現在、White’s の セミドレス が、手元にあるのだが、立位保持だけならいいが、結局歩行時には創部への負荷が避けられない事と、キレイ目の着こなしを余儀なくされる事の2つの理由で、あまり履いていない。
私の普段の服装には、やっぱりヤンチャなゴツいワークブーツが会うんだよな。
キレイ目・・ってガラじゃないし・・。
しくじった・・・かも・・。
Smoke Jumperにしておけばよかった・・・それも、height10インチ以上でオーダーして、かなりゴツいワークブーツらしさ満載のを・・・。
結局、私は買いもの下手なのかもね・・・・(苦笑) 。
現在、杖でできるだけ負荷を分散して、創部を接地させずに歩いているが、1kmほど歩いただけで接地部 (瘢痕部ではない。) が痛み出す。
更に、杖は、どうしても1肢取られちゃうので、生活上やっぱり不便なのだ。
ブーツの中に入れるモノを、早急に何か考えねばならない。
そして、それは、全てのブーツに装着されるべきである・・・・
・・・・となると、・・・う~ん、メンドクサイ!。
つづく
↓カッコイイんだけどね・・。





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