※※追記 (2020年9月17日)※※
やっと、アベは退いたが、アベの擁護を淡々と続けた菅が跡を継いだだけ。
よって、この人権意識の無さは、今後も引き継がれるだろう。
・・って、議員は変わってないんだもん、当然か・・・ (溜息しか出ないよ。) 。
(以下:初回UP時の本文)
基本的人権を否定した片山さつきや、国民主権を否定した西田昌司が、相変わらず議員を続けていられるのは、その親玉であるアベチャンが、同じ思想を持っているからなんだろう。
ここ20年ほどの間、あまりにも多くの自民党の政治屋が、それ以前にはないくらいの頻度で、戦前の非民主主義的体制を賛美したり、戦後の民主主義を否定してきた。
それでも、ソイツらが、権力の座から降りることなど無く、相変わらず選ばれ続けているのは、現体制への疑問や主張を押さえ込んだりすることが当たり前であるかのような、戦前から脈々と続く風潮もあるだろうが、その意識を明に暗に国民に植え付けて来た自民党の戦略が功を奏しているのだと思う。
それでも、私たちの中学生の頃は、憲法が保障する人権については、批判を恐れて教師は触れない場合が多かったが、教科書に例を挙げて載っていたし、私の受けた社会科の授業では、T教諭によりしっかりと触れられた。
・・で、2018年から採用される道徳の教科書の話について、斎藤美奈子さんが新聞のコラムに書いてた (↓以下↓:東京新聞.2017年3月29日付より) 。

流石です。文章がわかりやすく、頭脳も明晰。
上野千鶴子さんをして、 『端倪すべからざる人物』 と言わしめただけありますね。
一応、文も載せておきます (以下↓) 。
パンと道徳
二〇一八年度から使用される道徳教科書。「パン屋」が「和菓子屋」に変更された? 国や郷土を愛する態度が足りないから? あほか、と思った人が多いはず。
細かいツッコミならいくらでもできる。日本のパンの元祖は、幕末の伊豆韮山の代官で兵学者でもあった江川太郎左衛門が兵糧として焼いたパンたったこと。明治初期に木村屋が開発したあんパンは発酵に饅頭用の酒種を使ったこと。一方、和菓子は遣唐使が持ち帰った中国の菓子にルーツを持つこと。和菓子の発展を促した茶の湯も、栄西が大陸から持ち帰った茶からはじまること。つまりどちらも郷土というより国際交流の賜で、両者の間に差などない。
とはいえ問題は文科省の検定基準だろう。道徳教育について、文科省は4つの視点に基づく二十二項目を掲げている。ここには「感謝」「礼儀」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」などとともに「規則の尊重」「勤労、公共の精神」「家族愛、家庭生活の充実」などが含まれる。人権についての規定はなし。個人の権利は教えない。差別問題にもふれない。全体に従順で主張しない子を求めている印象だ。
教科書だけでなく、これを基準に子どもたちの道徳観に点数をつけるのだ。パンの代わりが和菓子なら教科化された道徳は教育勅語のリニューアル版? アンパンマンが怒るよ。(文芸評論家)2017.3.29
↑以上、引用でした。
何ひとつ疑問も持たずに、疑問を持った人間を村八分にするような人間を、更に量産したいんだろうな。
カアチャンAやカアチャンBみたいのが、これ以上増えたら・・・・と思うと、ゾっとする。
大変だゼ・・・。


やっと、アベは退いたが、アベの擁護を淡々と続けた菅が跡を継いだだけ。
よって、この人権意識の無さは、今後も引き継がれるだろう。
・・って、議員は変わってないんだもん、当然か・・・ (溜息しか出ないよ。) 。
(以下:初回UP時の本文)
基本的人権を否定した片山さつきや、国民主権を否定した西田昌司が、相変わらず議員を続けていられるのは、その親玉であるアベチャンが、同じ思想を持っているからなんだろう。
ここ20年ほどの間、あまりにも多くの自民党の政治屋が、それ以前にはないくらいの頻度で、戦前の非民主主義的体制を賛美したり、戦後の民主主義を否定してきた。
それでも、ソイツらが、権力の座から降りることなど無く、相変わらず選ばれ続けているのは、現体制への疑問や主張を押さえ込んだりすることが当たり前であるかのような、戦前から脈々と続く風潮もあるだろうが、その意識を明に暗に国民に植え付けて来た自民党の戦略が功を奏しているのだと思う。
それでも、私たちの中学生の頃は、憲法が保障する人権については、批判を恐れて教師は触れない場合が多かったが、教科書に例を挙げて載っていたし、私の受けた社会科の授業では、T教諭によりしっかりと触れられた。
・・で、2018年から採用される道徳の教科書の話について、斎藤美奈子さんが新聞のコラムに書いてた (↓以下↓:東京新聞.2017年3月29日付より) 。

流石です。文章がわかりやすく、頭脳も明晰。
上野千鶴子さんをして、 『端倪すべからざる人物』 と言わしめただけありますね。
一応、文も載せておきます (以下↓) 。
パンと道徳
二〇一八年度から使用される道徳教科書。「パン屋」が「和菓子屋」に変更された? 国や郷土を愛する態度が足りないから? あほか、と思った人が多いはず。
細かいツッコミならいくらでもできる。日本のパンの元祖は、幕末の伊豆韮山の代官で兵学者でもあった江川太郎左衛門が兵糧として焼いたパンたったこと。明治初期に木村屋が開発したあんパンは発酵に饅頭用の酒種を使ったこと。一方、和菓子は遣唐使が持ち帰った中国の菓子にルーツを持つこと。和菓子の発展を促した茶の湯も、栄西が大陸から持ち帰った茶からはじまること。つまりどちらも郷土というより国際交流の賜で、両者の間に差などない。
とはいえ問題は文科省の検定基準だろう。道徳教育について、文科省は4つの視点に基づく二十二項目を掲げている。ここには「感謝」「礼儀」「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」などとともに「規則の尊重」「勤労、公共の精神」「家族愛、家庭生活の充実」などが含まれる。人権についての規定はなし。個人の権利は教えない。差別問題にもふれない。全体に従順で主張しない子を求めている印象だ。
教科書だけでなく、これを基準に子どもたちの道徳観に点数をつけるのだ。パンの代わりが和菓子なら教科化された道徳は教育勅語のリニューアル版? アンパンマンが怒るよ。(文芸評論家)2017.3.29
↑以上、引用でした。
何ひとつ疑問も持たずに、疑問を持った人間を村八分にするような人間を、更に量産したいんだろうな。
カアチャンAやカアチャンBみたいのが、これ以上増えたら・・・・と思うと、ゾっとする。
大変だゼ・・・。





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