嫌いな人もいるだろうが、90年代中期までの Tultex や Hanes などに見られる、
柔らかなリブが好きだ。
USA生産のスウェットシャツを探すとき、
できればこの手のリブのモノが出て来ることを期待している。
しかし、この手のリブは、耐久性が悪いので、
ここ10年位はこの手のリブのスウェットの
状態のイイ出物には、お目にかかっていない
(・・と言うか、 made in USA のスウェットシャツの出物が全然ない。) 。
このスウェットも、25年以上前の Hanes で、もちろんUSA製である。
中学生の頃に新品で購入し、何度もリブの崩壊をミシンでつないできた。

写真ではわかりづらいが、縦方向 (写真では、水平方向) に、
グレーの糸でステッチを入れてる。
何度も繰り返し、 『修理しては~崩壊し・・』 ・・をしてきたので、
リブの長さが短くなってる。
今回、少々崩壊した部分をそそくさとリペアしてたら、
カミサンが、同じように崩壊した 80s の Tultex を持って来て、
『私のコレもこんなのになっちゃった。』
・・と言う。
裏側の生地も崩壊してる。
ここまで崩壊したら、芯地を入れて、その上に崩壊した糸を並べて、ミシンをかけるしかない。
表の部分だけの崩壊であれば、裏に残った生地の上に崩壊部分をのせてミシンをかければいいのだ。

『もっと早く言ってくれれば、オレのと同じように、
“芯地を入れずに” リペアできたのに・・』 ・・と思っていたら、
『私のは、カットオフで。』 ・・と言うカミサン。
リブの根元のロック部分が残るようにカットする。

こうすれば、できるだけ袖の長さを短くしなくて済む。
ちなみに、袖の途中でカットしても、ほつれてきたりしない。
映画 ビバリーヒルズコップで、エディー・マーフィー演じる主人公が、
ジップアップパーカーや、スウェットシャツの袖を切って、半袖にしていたが、
ああいう事をして、洗ってもほつれてこない。
私のスウェットシャツは、もうどれも補修だらけのボロボロか、
もしくはカットオフされたものばかり。
ここらで、程度のイイのが3着ばかり手に入らないかな~
・・・・なんて、もう10年くらい前から思ってる・・・・。





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