もう去年の事だが、
甥にどうしても言っておきたかったことがあるので、親戚の集まりで尋ねた。
甥は、塾にも行ってないし、運動部もしっかりやってる。
授業をしっかり聞いて、その日中に習ったことを覚えて、
家では勉強もしないで、某ストリートカルチャーにのめり込んで練習してたりする。
・・ってことであるが、県でトップの高校で、トップの成績なのだ。
コイツときたら、悩みもなさそうで、やけに爽やかな顔をしてる。
去年の正月だったかに、
『おい、オマエ、毎日楽しいか?。』 ・・って訊いたら、
『はい!。』 ・・って、爽やかに即答した。
私は更に尋ねる。
『悩みとかネェーのかよ?。』 ・・って、問うと、
『うん、無い。』 ・・と、意気揚々としてる。
・・・なんだよ、ソレ!。
私が彼の年齢の頃は、
【世界中の全員が、オレの敵だ】・・と思ってたのに。
・・ってことで、心配になったのだ。
何を心配して、
甥に何を言いたかったのか・・・ってのは、進路のことだ。
例の、証人喚問された佐川のおびえた姿、多くの人が覚えているでしょう。
『脅されました。』・・って、顔に書いてある状態。
もちろん、
『下手なこと言うと命の保証は・・・』 ・・なんて、脅されるはずはない。
↑ こういう ↑ 脅し方をされると思っている人って、
誰からも大した嫌がらせを受けるわけでもなく、
もちろん、脅されることもなく、きっと安泰な人生を送って来たんだろう・・。
・・・うらやましいなぁ。
色んな場を経験してきた私は知ってる。
本当のワルは、こんな尻尾掴まれるような下手な脅し方はしない。
初めて聴く声、名も名乗らない人物からの突然の電話、やけに冷めた声で、
『応援していますよ。ご家族ともども、長生きしてください。』
・・とかって、絶対に罪にならないような脅し方をするもんだ。
・・おっと、また話が脱線した・・・。
・・・・が、ヤツが脅されるのも、
官僚というカネのなる木の立場を最大限に活用するため、
政治屋の片棒を担いだのだから、致し方ない。
佐川は、嘘は墓まで持って行くだろう。
・・で、甥に尋ねたのだ (以下) 。
オレ : 『オイ、オマエ、大学行くのか?。』
甥 : 『えっ、あっ、ハイ、一応。』
オレ : 『受かりそうか?。』
甥 : 『大丈夫っス。』
オレ : 『楽勝か?。』
甥 : 『いやぁ~そんな、まあ普通っス。』
オレ : 『東大か?。』
甥 : 『いや、違います。』
オレ : 『何でや?。オメー、東大だって狙えるだろ?。』
甥 : 『行きたい学部が東大には無いからです。』
オレ : 『ほぉ、学びたいことがしっかり決まってるって事やな。』
甥 : 『うん。』
オレ : 『そうか、安心したゼ。大学には自分の学びたいことを、学びに行くんだな。』
甥 : 『そんなん、あたりまえっスよ。』
オレ : 『周りもみんなそうか?。オレん時は、周りのやつらはそうじゃなかったゼ。』
甥 : 『他人は他人っス。』
オレ : 『なら、安心した。』
・・・とまあ、こんな感じだったのだ。
・・で、
甥 : 『何が心配だったの?。』
オレ : 『佐川居ただろ、アベの関与だけは明確に否定して、
あとはうやむやに誤魔化したヤツ。』
甥 : 『あ~、ええ。ハハ(笑)、居ましたね。』
オレ : 『カネの為に、悪徳政治屋の片棒担ぐ生き方もあるけど、
もし官僚になるのなら、イロイロ言っとかねーとイカンなぁ・・
・・って、思ってよぉ。』
甥 : 『あんな生き方、サイテーっスよ。』
やるじゃねーか!。イイ青年になったな!。
・・・で、この話をカミサンと子どもと話してたら、
『〇〇〇くん (私) だって、中学からちゃんと授業聞いていれば、
何処の大学だって行けたのにね。』
・・と、カミサンが言う
(社会人になってから進学した時は、甥と同じように授業を聞いてノートをとるだけで、
点数は勝手に付いてきた。 だから、教員から眼の敵にされるわけなんだけど・・・。
爆笑) 。
『それを言ってくれるな・・・。
オレの教科書や体操服が消え失せるような学校に、
3年間通うだけで精一杯だったのだから・・・。』
・・・と、心の中で呟いて、
『はっはっは、すまねーな。』 ・・と、言っておいた。
※追加※
一応断っておく。
本文の最終部分について。
時々、説明のために過去の話をすると、
『終わったことをいつまでもクヨクヨしやがって!。』
・・と、 “ここぞ” とばかりに、責めてくる阿呆に出くわす。
『テメーが尋ねたから、答えてやってるだけだろ。弱い者いじめのオ◯◯◯野郎め!。』
・・って、言い返してやるのだが、
過去のことを文書で書くと、同じような人でなくとも、
文書だけでは、クヨクヨしているように感じられるかもしれない。
ブログでは、不特定多数の人に向けて、
“はみ出し者としての私の人生” を理解しやすい様に、
この様な記述をしている訳で、それについてクヨクヨしている訳では無い。
私は、自分が勉強に取り組めなかった訳 (心の中で呟いたこと)
を思い返しても、全然平気だ。 この時も心の底から笑っていた。
そして、カミサンも私が心の中で呟いた事を知っているし、
【私が勉強に取り組めなかった訳】 を、この時にわざわざ私が言わなくとも、
カミサンはわかっているのだ (カミサンは、よくできた人なので。) 。





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