ART BROWN のギャリソンベルトである。
先日、若い 友人H から、
『せっかくのアートブラウンなのに、ヒビ入りまくりじゃないっスか!。
どうすりゃこんないい革がこうなっちゃうんだよ。
ちゃんと手入れしなきゃダメっスよ!。』
・・・と言われたのだった・・。

私は即座に、
『手入れはしてたぜ。お前らのとは年季が違うんだよ。
コレ、ハタチ前に買ったんだぜ。当時は九州でしか売ってなかったから、
九州まで行ってよぉ・・・。』
・・・と、言う。
ART BROWN のベルトと言えば、今でこそインターネットもあるし、
いくつかのアメカジ系のショップでの取り扱いもあるので、全国的に手に入るが、
10年少し前までは、アメカジ好きでも、知らない人がほとんどであった。
極厚の UKサドルレザー を使用したこのベルトを、28年前に初めて見たのは、
△□市のセレクトショップでだった。
九州から帰郷したばかりの店員の Kさん が、Levi's517 の上にしていたのだ。
私は、すぐに Kさん に売ってる店の場所を聞き、
遠路をいとわず買いに行ったのだった (スゴ~く大変だった・・・。) 。
我ながら、 『若いってスゴい。』 ・・って思う
(子どもが生まれる前は、単車やボロ車でどこまでも旅に行っていたもんだが。) 。
話を聞いて、 『マジっスか・・・・・。』 ・・・と、呆れる 友人H 。
2本をローテーションして使ってきたが、20年以上は余裕でもつ素晴らしいベルト。
現在は、9000円するようだが、9000円なら格安だと思える質の良さ。
バックルは真鍮で、その上からメッキされている。
(税込 9,720円 送料無料) 。
その時買った5本のうち、ずっと使い続けて来た2本は、
既に ↓こう↓ なってる (写真にはないが、もう1本も同じ状態。) 。

バックルは、一度メッキが剥がれたのを塗装したものだが、
下地からしっかり塗装したにもかかわらず、 ↓こう↓ なってる。

(5本買った内、1本は友人のモノになり、1本はカミサンのモノ、
そしてもう1本は、訳あってデッドストック状態なのだが、
それについては、また別の機会に・・・。)
『28年しかもたねーのかよ。』 ・・なんて言わないでください。
カミサンのも友人のも、こんな風になってはいません!。
私のは、仕事から雨の中の単車の上まで、酷使されまくってきたのです。
このベルトは、私の絶対のおすすめです!!。
ネームバリューでモノを選ぶ人にはわからないでしょうが (昨今のアメカジは、まるでブランド志向だが、ブランド志向の人には理解できなくて結構だゼ!。) 、
コイツの質の高さは、30000円位出す価値ありますよ。
・・・で、再生させましょう。
バックルは、塗装を剥離して、メッキが部分的に剥がれたままの状態で、
ポリッシュ仕上げにした。
ベルトのほうは、バックル取り付け部のハトメを外し、先端をカット。
先端から33mmの位置まで、表も裏も均一に漉く。

そこに、2.6mm厚のオイルドレザーで作った先端部 (重なる33mm分は漉いた。) を
接合する (もちろん、長穴を開けて、バックルを挟んで・・だ。) 。

接合には、接着剤も両面テープも使用していない
(再修理の際に都合が良いため。) 。
手縫いで縫っただけ。
はい、こんな感じで修理完了。

まだまだ使えるゼ!。

クロムエクセルを使ったものもあります。価格:8100円 (税込、送料無料) 。
栃木レザーを使ったものもあります。価格:6264円 (税込、送料無料) 。


先日、若い 友人H から、
『せっかくのアートブラウンなのに、ヒビ入りまくりじゃないっスか!。
どうすりゃこんないい革がこうなっちゃうんだよ。
ちゃんと手入れしなきゃダメっスよ!。』
・・・と言われたのだった・・。

私は即座に、
『手入れはしてたぜ。お前らのとは年季が違うんだよ。
コレ、ハタチ前に買ったんだぜ。当時は九州でしか売ってなかったから、
九州まで行ってよぉ・・・。』
・・・と、言う。
ART BROWN のベルトと言えば、今でこそインターネットもあるし、
いくつかのアメカジ系のショップでの取り扱いもあるので、全国的に手に入るが、
10年少し前までは、アメカジ好きでも、知らない人がほとんどであった。
極厚の UKサドルレザー を使用したこのベルトを、28年前に初めて見たのは、
△□市のセレクトショップでだった。
九州から帰郷したばかりの店員の Kさん が、Levi's517 の上にしていたのだ。
私は、すぐに Kさん に売ってる店の場所を聞き、
遠路をいとわず買いに行ったのだった (スゴ~く大変だった・・・。) 。
我ながら、 『若いってスゴい。』 ・・って思う
(子どもが生まれる前は、単車やボロ車でどこまでも旅に行っていたもんだが。) 。
話を聞いて、 『マジっスか・・・・・。』 ・・・と、呆れる 友人H 。
2本をローテーションして使ってきたが、20年以上は余裕でもつ素晴らしいベルト。
バックルは真鍮で、その上からメッキされている。
(税込 9,720円 送料無料) 。
その時買った5本のうち、ずっと使い続けて来た2本は、
既に ↓こう↓ なってる (写真にはないが、もう1本も同じ状態。) 。

バックルは、一度メッキが剥がれたのを塗装したものだが、
下地からしっかり塗装したにもかかわらず、 ↓こう↓ なってる。

(5本買った内、1本は友人のモノになり、1本はカミサンのモノ、
そしてもう1本は、訳あってデッドストック状態なのだが、
それについては、また別の機会に・・・。)
『28年しかもたねーのかよ。』 ・・なんて言わないでください。
カミサンのも友人のも、こんな風になってはいません!。
私のは、仕事から雨の中の単車の上まで、酷使されまくってきたのです。
このベルトは、私の絶対のおすすめです!!。
ネームバリューでモノを選ぶ人にはわからないでしょうが (昨今のアメカジは、まるでブランド志向だが、ブランド志向の人には理解できなくて結構だゼ!。) 、
コイツの質の高さは、30000円位出す価値ありますよ。
・・・で、再生させましょう。
バックルは、塗装を剥離して、メッキが部分的に剥がれたままの状態で、
ポリッシュ仕上げにした。
ベルトのほうは、バックル取り付け部のハトメを外し、先端をカット。
先端から33mmの位置まで、表も裏も均一に漉く。

そこに、2.6mm厚のオイルドレザーで作った先端部 (重なる33mm分は漉いた。) を
接合する (もちろん、長穴を開けて、バックルを挟んで・・だ。) 。

接合には、接着剤も両面テープも使用していない
(再修理の際に都合が良いため。) 。
手縫いで縫っただけ。
はい、こんな感じで修理完了。

まだまだ使えるゼ!。
クロムエクセルを使ったものもあります。価格:8100円 (税込、送料無料) 。
栃木レザーを使ったものもあります。価格:6264円 (税込、送料無料) 。





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