1995年製の501である。

擦れが2カ所あるが、どちらもそれほど大きくない。
まずは、1カ所目。
長さにして40mm程、幅は10mm以内で、斜めに擦れている。

周囲の生地も薄くなってきているので、この擦れ部分を中心に、
縦105mm×横75mmの楕円形に、補強を当てることにした。
補強布を当てることについては、今回の投稿では特筆しません。
今回は、如何に目立たないリペアを擦れ部分に施すか・・・について、
書きたいと思います。
目立たないようにするためには、直線縫いを何度も繰り返すのが、
効果的なのだが、正直言って、かなりメンドクサイ。
往復ジグザグで、手早く直しても、目立たぬようにしたい。
まず、1色目。

2色目で仕上げ。

つづいて、2カ所目の擦れ。
かなり小さい。

リペア部分だけが不自然に硬くなると、境目が破れてくるので、
当て布を左右に擦れ部分の幅以上にとる。
上下についても同様にする。
1色でサッと往復する。

私の場合、
擦れが小さければ小さいほど、
使う糸の色の数を減らすようにしています。
これが、私の、擦れリペアを目立たせなくするコツです。





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