夕方、カミサンが、電話の向こうで言った。 『職場の人に毒を盛られたのよ』 と。
『なんだと!』 と言う私に、カミサンが驚きもせずに言いなおす。
『洋服をいただいたの。子どもの服をもらったの』 と。
正確で綺麗な音を拾えない私の耳にとっては、 “音声とみなした音だけ” をデジタル変換して伝える携帯電話は、かなり聞き取りやすいのだが、それでも時々こんなことがある (もちろん、マシな方の耳でだ。マシじゃない方の耳だと会話になんかならない) 。
こんな状態だから、ラジオを聴くことはほとんどないのだが、今日は午前10時30分過ぎに子どもを抱いてラジオを付けた。
そう、長崎の平和祈念式典だ。
今年の 《平和宣言》 は、福島の原発のことにも触れ、 『放射能に脅かされない社会の再構築するためのエネルギー政策』を国に要求し、 『放射性廃棄物の処分問題』への取り組みを国際社会に問いかける物でした
(聡明な方には全くの蛇足であるが、 「原発と核兵器は関係ない」 等と、時々トンチンカンな事を言う方がいるので、一応一言だけ書かせていただく→。『原発でできる燃えカスはプルトニウム。つまり核兵器の材料です・・』 )。
また、 『国際社会において、被爆国として、核廃絶のリーダーシップを取る』様に国に求める力強い宣言でした。
とても素晴らしかったです
(田上市長の声はかなり聞き取りやすく、脳内での語彙変換も最小限で済んだ。しかし、何故か知っているはずの市長の名前が聞き取れなかった・・・) 。
( 参照 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/appeal/ )
被爆者代表の中島正徳さんの 《平和への誓い》 も、被爆後の市内の様子が目に浮かぶようでした。
そして、『核兵器廃絶と、戦争のない平和な社会を目指して、命の限り訴え続ける』との力強い言葉に胸を打たれました。
(こちらも、固有名詞が聞き取れなかっただけで、文書のほとんどは聞き取れた)
。
( 参照 http://www.asahi.com/national/update/0809/SEB201208090004.html )
私は、子どもの頃から母によって、平和教育を受けてきた。
しかし、具体的な行動といえば、子どもの頃からしていることは、核兵器廃絶の署名集めくらいだ。
他に挙げるとすれば、若い時は若者有志の主催の、平和を考える “小イベント” の手伝いや、そこでのバンド活動くらいしかしていない。
しかも、それらは△△市に来てからは、 “ガッコに睨まれない様に” 全くしていなかったし、退学後は精神的なダメージが長く続いたり、ウイルスに片耳をくれてやったりしている事に忙しく、そういった活動をしている人の中には、あまり出て行っていない。
だが、我が子には、 《平和を愛する人間になってほしい》 、 《他人の痛みや悲しみがわかる人間になってほしい》 と、願っている。
子どもには、まず親の生き方を見せなければならない。
また少しづつ、人の中に出て行かなきゃ!。
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