2016年12月20日の投稿 【ペコスブーツのツートーンカラー化】 で書いた
1994年製の Red Wing 1155 。
95年に購入し、サンザン仕事にもプライベートにも使ったブーツで、
雨で濡れて 2268 が使えない時は、単車に乗る時も使っていた。
水没したことは、数知れず。
最後の水没の後は、なでるだけでもギン面が剥がれるくらいに革が痛んだので、
ツートンカラーに染めた。
染めた時は既に、アッパーにはヒビが入っていて、
ヒビ割れが現れたのは、それより前、10年くらい前からだ。
履き始めてから20年を超えるワークブーツを持っている人なら、
こういうのはよくあることだと思う
(お金持ちで、数多く持っているから、どれもこんな状態になってない人とか、
雨の日は車に乗るから水没しない人には関係のない話だろうと思いますが、
庶民のアメカジ好きのオッサンには、よくあることかと思います。) 。

染め替えてから、替わりのブーツ (2265 と 8156) を手に入れたのだが、
古いこのブーツばかり履いているから、更に痛んでくる。
それどころか、畑仕事 (少し土地を借りてやっています。) に履くことも多い。
先日は、畑仕事の後、子どもに自転車の乗り方を教えて、
アッパーで何度もペダルを持ち上げたので、更に傷だらけに・・・。↓

ここまでヤレたブーツの手入れをするのは、通常とは違ってくる。
経験上、ヒビが入るまで使い込まれたブーツに、オイルを入れると、
更にヒビがヒドくなるような気がする。
これは、某有名靴メーカーの社長も言ってたし、地元の有名人の靴屋さんも
『オイル入れたら、もっとヒドくなる気がする。』
『ここまで来たら、オイル入れん方がイイよ。』 ・・・って、言ってた。
私自身も、単車に乗る時 (+仕事) に使ってた 2268 を2足、
ヒビ割れにオイルを入れて、その後アッパーがちぎれて廃棄にした経験がある
(若い子たちが騒ぐ、アメリカ工業規格 Z41 PT83 と Z41 PT91 の
所謂、茶芯レザーのモノだ。 その話をする度、若い友人は、
『うわー、スゲーもったいネー!!。』 ・・と、嘆く。笑) 。
・・ってなことで、
メンテナンスですが、一切オイル系は使いません。
まずは、ブラッシングで砂やほこりを落とします。
次に、ブラシでは落ちない汚れや砂埃を、堅く絞った布巾で拭き上げます。
ただ、それだけです。
まだまだ新しいレザーの場合も、大概このくらいしかしません。
オイルを入れ過ぎたくはないからです。

↓このドイツ製の馬毛のブラシは、安くて質がいいと思います。
私も、同じものを20年以上使っています (昔は、更に安かったです。笑) 。
価格:1870円 (税込、送料無料) 。
若い人は、そのまま傷の茶色を見せて履くのでしょうが、
今回は、あまりにも傷が酷すぎるので、補色しました。

コレにも油分は含まれているので、あまり塗りたくはないのですが・・・
(ですから、純正の焦げ茶色を持っていますが、補色しません。) 。
きれいになりました。

厚い革の屈強なアメリカのワークブーツだからこそ、
この状態になっても、履き続けることができる。
そんなところが、好きなんです。
ここまでの状態になっても、まだまだ履いてやりたいと思っている
( 『捨てろよ。』 とか、言わんといて下さい。) 。




1994年製の Red Wing 1155 。
95年に購入し、サンザン仕事にもプライベートにも使ったブーツで、
雨で濡れて 2268 が使えない時は、単車に乗る時も使っていた。
水没したことは、数知れず。
最後の水没の後は、なでるだけでもギン面が剥がれるくらいに革が痛んだので、
ツートンカラーに染めた。
染めた時は既に、アッパーにはヒビが入っていて、
ヒビ割れが現れたのは、それより前、10年くらい前からだ。
履き始めてから20年を超えるワークブーツを持っている人なら、
こういうのはよくあることだと思う
(お金持ちで、数多く持っているから、どれもこんな状態になってない人とか、
雨の日は車に乗るから水没しない人には関係のない話だろうと思いますが、
庶民のアメカジ好きのオッサンには、よくあることかと思います。) 。

染め替えてから、替わりのブーツ (2265 と 8156) を手に入れたのだが、
古いこのブーツばかり履いているから、更に痛んでくる。
それどころか、畑仕事 (少し土地を借りてやっています。) に履くことも多い。
先日は、畑仕事の後、子どもに自転車の乗り方を教えて、
アッパーで何度もペダルを持ち上げたので、更に傷だらけに・・・。↓

ここまでヤレたブーツの手入れをするのは、通常とは違ってくる。
経験上、ヒビが入るまで使い込まれたブーツに、オイルを入れると、
更にヒビがヒドくなるような気がする。
これは、某有名靴メーカーの社長も言ってたし、地元の有名人の靴屋さんも
『オイル入れたら、もっとヒドくなる気がする。』
『ここまで来たら、オイル入れん方がイイよ。』 ・・・って、言ってた。
私自身も、単車に乗る時 (+仕事) に使ってた 2268 を2足、
ヒビ割れにオイルを入れて、その後アッパーがちぎれて廃棄にした経験がある
(若い子たちが騒ぐ、アメリカ工業規格 Z41 PT83 と Z41 PT91 の
所謂、茶芯レザーのモノだ。 その話をする度、若い友人は、
『うわー、スゲーもったいネー!!。』 ・・と、嘆く。笑) 。
・・ってなことで、
メンテナンスですが、一切オイル系は使いません。
まずは、ブラッシングで砂やほこりを落とします。
次に、ブラシでは落ちない汚れや砂埃を、堅く絞った布巾で拭き上げます。
ただ、それだけです。
まだまだ新しいレザーの場合も、大概このくらいしかしません。
オイルを入れ過ぎたくはないからです。

↓このドイツ製の馬毛のブラシは、安くて質がいいと思います。
私も、同じものを20年以上使っています (昔は、更に安かったです。笑) 。
価格:1870円 (税込、送料無料) 。
若い人は、そのまま傷の茶色を見せて履くのでしょうが、
今回は、あまりにも傷が酷すぎるので、補色しました。

コレにも油分は含まれているので、あまり塗りたくはないのですが・・・
(ですから、純正の焦げ茶色を持っていますが、補色しません。) 。
きれいになりました。

厚い革の屈強なアメリカのワークブーツだからこそ、
この状態になっても、履き続けることができる。
そんなところが、好きなんです。
ここまでの状態になっても、まだまだ履いてやりたいと思っている
( 『捨てろよ。』 とか、言わんといて下さい。) 。





- 関連記事
-
-
まだまだ使い込まれていないワークブーツのコバの手入れ 2020/12/16
-
靴の手入れで、よくある間違い・・だと思われること。 2021/03/14
-
長年使い込んで、ヒビ割れたワークブーツの手入れ 2021/05/07
-
80's CANADIAN ARMY OFFICER BOOTS ウエルト色替え 2021/10/01
-
80's CANADIAN ARMY OFFICER BOOTS 手入れ 2022/08/04
-