2000年以降のリーバイスは、全くわからない。
501がアメリカ製でなくなったこともあるが、
最近のシルエットが好きではないからもある。
ところが、先日久しぶりに 友人R から連絡があって、
『ジーパンいらねー?、3年程前のアメリカ製の505なんだけどよ、
新品で、ノンウオッシュ。 たぶん、ウオッシュしたら縮むゼ。
定価は18000円とかそれくらいなんだけどよ・・・・・・・・・』
・・・・とかなんとか言う。
どうやら、32インチ、33インチ、34インチの3サイズを
激安だったから買ったらしい (そういう買い方は、よくないぞ!。) 。
会って見せてもらうことにした。
R 曰く、
『今履いてんのが、32インチ。洗う前はもっと大きかったから、結構縮むぞ。』
『34インチは、他に行ったから、33インチでどうだ?。』
R の履いてるジーンズと、
手に持ってる未洗いのジーンズを指で撫でてみた私が言う。
『これ、デニムはアメリカ製じゃないって言ってたけど、
カイハラのデニムみたいだな~。』
R が言う。
『噂じゃインド製らしいゼ。コーンミルズが工場閉鎖する前は、
コーンミルズのだったらしいけど。』
現行のリーバイスに全く興味がなかったので知らなかったのだが、
R に色々教えてもらった。
・赤タブのキャピタルE が、2018年に復活していること。
・2016年から、アメリカ製の新しいラインを作るようになったこと。
・・・etc・・・。
私としては、501がよかったのだが、Rはジッパーフライが好きなので、
505を買ったのだろう。
シルエットは、501の腿部分ばかりが太くなった2000年頃から、
501がどうも好きではなくなったので、
どうせ裾が細めなら505の方がいいかもしれない・・・と、なんとなく思った。
そんな思いがあって、ありがたく格安で譲り受けることにした。
505をオーバーサイズで履くのは、高校生くらいの頃好きだったが、
どうせオーバーサイズなら、34インチの方がよかったのだが、
34インチは他の人に譲ったらしいので、仕方がない。
家に帰って、観察してみる。

縫製はすごく綺麗で、味気ないくらいだが、そこが嫌な人もいるとは思う。
だが、これが新しいスタンダードなリーバイスなのだろう。
このモデルの、前のコーンミルズ製デニムのは、
縫製も昔のアメリカ製っぽく作られていたらしい。
要所要所で返し縫いもしてある綺麗な縫製の割には、
リベットは荒くて、とがった部分がある。

ジップの引手には、リーバイスのロゴの形の穴が打ち抜かれてる。
糸は、全てポリエステル糸で、2色かな?。

未洗いのまま履いてみる。
すごく大きい。いい感じにオーバーサイズだ。
糊を落としてもこのサイズならいい感じに、ルーズに履ける。
しかし、糊を落とすと、かなり縮んだ。

お湯洗い→水洗いだが、かなり色が出る。
このデニム、履きこんだら、どんな色になるかな?。楽しみだ。
2回洗って、完全に縮ませた後、履いてみる。
うーん、気に喰わない。
何が気にくわないかと言うと、微妙だが、中途半端にルーズなのだ。
しかも、ヒップの余りが大きいにもかかわらず、
私の太い脚には、腿の余りは少ない。
丈は短めぴったりになったので、ロールアップもできないし、
ふたつ下のW31インチ で、 L36インチ 以上 ならよかったのにな・・・。
もう1点、気に喰わないのが、脇割縫いの幅だ。
つまり、所謂ミミの幅だ。
昔 (30年ほど前)、リーバイスのレプリカで気に喰わなかったところは、
ミミの幅であったが、あの頃のリーバイスのレプリカのミミの幅は、
太くても24mmくらいだった。

※注※ 93年製503Bxxと書いてありますが、
92年に撮った写真に既に下の503Bxxが写っているので、
この503Bxxは、92年製以前だと思われる。すみません。※
赤ミミ最終期の70年代後半~80年代の501のミミには、
太めのものもあったが、それと同じくらいの幅のミミが付いているレプリカは、
再現の元になった年代のジーンズでは、もっと幅は狭かったハズなので、
疑問符しかつかなかった。
今回の リーバイスプレミアム 505 のミミは、
30年ほど前のレプリカよりもミミの幅が広くて、どうもいい感じがしない・・・。

広すぎる・・・。その分、パッと見で裾幅が狭く見えるのもイヤだ。
手元にある501を何本も見てみたが、こんな太い幅のミミはなかった。

※参考写真のジーパンは、503Bxxを除き、全てカミサンから借りました。※
・・・そんなことを考えて、
『あーでもない。こーでもない。』 とか言いつつ、
何本もジーパンを、出しては・・・比べて・・・と、見ていたら、
突然ひらめいたのです。
「これって、ミミの幅を変えたらどう?。
全体的に微妙に太くして、ついでにヒップは絞る。」
・・・と。
早速、取り掛かります。
簡単なので、手順も写真もありません。
完成です。

脇割の幅は、18mmにしました。
ロールアップできる長さではないので、ミミを見せる事は少ないと思うが・・。

糸を解いた跡がうっすら残るが、まだ2回洗っただけなので、
そのうち見えなくなると思われる。

解いた裾部分の縫い糸は、似たような色の糸をチョイスしたのだが、
若干目立つ。

履き心地はほとんど変わらないが、ヒップを少し詰めたのも良かったようで、
前よりはシルエットはイイ感じ。
本当はもっとヒップは詰めたかったのだが、それ以上やるのは、
大改造になってしまうので、まあこれくらいで我慢しておこう。

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501がアメリカ製でなくなったこともあるが、
最近のシルエットが好きではないからもある。
ところが、先日久しぶりに 友人R から連絡があって、
『ジーパンいらねー?、3年程前のアメリカ製の505なんだけどよ、
新品で、ノンウオッシュ。 たぶん、ウオッシュしたら縮むゼ。
定価は18000円とかそれくらいなんだけどよ・・・・・・・・・』
・・・・とかなんとか言う。
どうやら、32インチ、33インチ、34インチの3サイズを
激安だったから買ったらしい (そういう買い方は、よくないぞ!。) 。
会って見せてもらうことにした。
R 曰く、
『今履いてんのが、32インチ。洗う前はもっと大きかったから、結構縮むぞ。』
『34インチは、他に行ったから、33インチでどうだ?。』
R の履いてるジーンズと、
手に持ってる未洗いのジーンズを指で撫でてみた私が言う。
『これ、デニムはアメリカ製じゃないって言ってたけど、
カイハラのデニムみたいだな~。』
R が言う。
『噂じゃインド製らしいゼ。コーンミルズが工場閉鎖する前は、
コーンミルズのだったらしいけど。』
現行のリーバイスに全く興味がなかったので知らなかったのだが、
R に色々教えてもらった。
・赤タブのキャピタルE が、2018年に復活していること。
・2016年から、アメリカ製の新しいラインを作るようになったこと。
・・・etc・・・。
私としては、501がよかったのだが、Rはジッパーフライが好きなので、
505を買ったのだろう。
シルエットは、501の腿部分ばかりが太くなった2000年頃から、
501がどうも好きではなくなったので、
どうせ裾が細めなら505の方がいいかもしれない・・・と、なんとなく思った。
そんな思いがあって、ありがたく格安で譲り受けることにした。
505をオーバーサイズで履くのは、高校生くらいの頃好きだったが、
どうせオーバーサイズなら、34インチの方がよかったのだが、
34インチは他の人に譲ったらしいので、仕方がない。
家に帰って、観察してみる。

縫製はすごく綺麗で、味気ないくらいだが、そこが嫌な人もいるとは思う。
だが、これが新しいスタンダードなリーバイスなのだろう。
このモデルの、前のコーンミルズ製デニムのは、
縫製も昔のアメリカ製っぽく作られていたらしい。
要所要所で返し縫いもしてある綺麗な縫製の割には、
リベットは荒くて、とがった部分がある。

ジップの引手には、リーバイスのロゴの形の穴が打ち抜かれてる。
糸は、全てポリエステル糸で、2色かな?。

未洗いのまま履いてみる。
すごく大きい。いい感じにオーバーサイズだ。
糊を落としてもこのサイズならいい感じに、ルーズに履ける。
しかし、糊を落とすと、かなり縮んだ。

お湯洗い→水洗いだが、かなり色が出る。
このデニム、履きこんだら、どんな色になるかな?。楽しみだ。
2回洗って、完全に縮ませた後、履いてみる。
うーん、気に喰わない。
何が気にくわないかと言うと、微妙だが、中途半端にルーズなのだ。
しかも、ヒップの余りが大きいにもかかわらず、
私の太い脚には、腿の余りは少ない。
丈は短めぴったりになったので、ロールアップもできないし、
ふたつ下のW31インチ で、 L36インチ 以上 ならよかったのにな・・・。
もう1点、気に喰わないのが、脇割縫いの幅だ。
つまり、所謂ミミの幅だ。
昔 (30年ほど前)、リーバイスのレプリカで気に喰わなかったところは、
ミミの幅であったが、あの頃のリーバイスのレプリカのミミの幅は、
太くても24mmくらいだった。

※注※ 93年製503Bxxと書いてありますが、
92年に撮った写真に既に下の503Bxxが写っているので、
この503Bxxは、92年製以前だと思われる。すみません。※
赤ミミ最終期の70年代後半~80年代の501のミミには、
太めのものもあったが、それと同じくらいの幅のミミが付いているレプリカは、
再現の元になった年代のジーンズでは、もっと幅は狭かったハズなので、
疑問符しかつかなかった。
今回の リーバイスプレミアム 505 のミミは、
30年ほど前のレプリカよりもミミの幅が広くて、どうもいい感じがしない・・・。

広すぎる・・・。その分、パッと見で裾幅が狭く見えるのもイヤだ。
手元にある501を何本も見てみたが、こんな太い幅のミミはなかった。

※参考写真のジーパンは、503Bxxを除き、全てカミサンから借りました。※
・・・そんなことを考えて、
『あーでもない。こーでもない。』 とか言いつつ、
何本もジーパンを、出しては・・・比べて・・・と、見ていたら、
突然ひらめいたのです。
「これって、ミミの幅を変えたらどう?。
全体的に微妙に太くして、ついでにヒップは絞る。」
・・・と。
早速、取り掛かります。
簡単なので、手順も写真もありません。
完成です。

脇割の幅は、18mmにしました。
ロールアップできる長さではないので、ミミを見せる事は少ないと思うが・・。

糸を解いた跡がうっすら残るが、まだ2回洗っただけなので、
そのうち見えなくなると思われる。

解いた裾部分の縫い糸は、似たような色の糸をチョイスしたのだが、
若干目立つ。

履き心地はほとんど変わらないが、ヒップを少し詰めたのも良かったようで、
前よりはシルエットはイイ感じ。
本当はもっとヒップは詰めたかったのだが、それ以上やるのは、
大改造になってしまうので、まあこれくらいで我慢しておこう。
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