先日亡くなった友人は、 “人と関わる力の強い人” だったのだと思う。
多くの人と繋がっていたようだ (私にも、そう話していた) 。
私がここで言う “人と関わる力” とは、決して “人との付き合いが上手” という様な、いわゆるソーシャルスキルのことを言っているのではない。
ソーシャルスキルの高い人間は、 『=いい人』 と思われがちだが、実際の所は上手く合わせているだけだ
(誤解のないように書いておくと、ソーシャルスキルが高い人でも “いい人” もいる。しかし、よく見かけるのは、他人に共感することもできないドライな人間であっても、ソーシャルスキルが高い為に、一見 『いい人』 に見える・・ってことだ。私は騙されないけれどね・・・) 。
私がここで、友人の事を “人と関わる力の強い人” と、言っているのは、言い換えれば “人との関わりに対して、積極的に行動する人” と言うことだ。
そういう意味での、 “人と関わる力の強い人” は、色々な所で、時々見かける。
乳児を抱いて買い物などに行くと、私のような外見でも人が話しかけてくる。
話しかけてくるのは、 “人と関わる力の強い人” ばかりではないが、それでも 【赤ん坊を抱いている】 という行為自体が、 《平穏で安らかな気持ち》 にさせるイメージを持っているのであろう、多くの方に話しかけられる。
中には、家族の買い物に付いて来た、かなりの認知症の高齢者もいる。
そんな時、その方にとっても良い効果になるであろうし、私も気持ちが和むので、何度も続く同じ繰り返しの話を延々と聞いたり、話したりする
(これが苦になる人もいるらしいが、 「自分が相手の立場であったら・・」 を考えることができたら、苦になんかならないはずだと思う。 少しばかり時間がかかったっていいじゃない!。 1分・1秒を惜しんで、セコセコ・あくせくするから、人生がつまらないものになるんだよ!)
(人と関わることに疲れてしまった私だが、このように全く知らない認知症の人と関わるのは、自分の “頑なになっている心を解きほぐすような効果” を得られるような気がするのも手伝って、対応は昔のままだ) 。
しかしながら、普通の方が話しかけてきた場合、私は思うのだ。
『オレって冷たい対応してるな・・』 と・・・・。
要するに、その場合、私は “手早く会話が終わるように” 軽い愛想笑いをするだけで、こちらから会話はしないのだ。
うるさい店内だけでなく、僅かな音量に抑えている店 (そんな店は稀だが・・) でも、人がある一定以上いると雑音が多く、そのような中で会話が続くと、必ず私が聞き返すことになってしまうからだ。
そういった場合、普通の人の8割は、いつものパターンの会話になってしまう
《 詳しく説明を求める → 「納得」 を表明する → 『頑張って治してね』と言う 》 ・・・このパターンだ!! 『だから、治らねーんだよ!。今聞いてたんだろ!』
(「耳、どうなさったの?。何て病気?。」から始まって、「それで治療は?」と、延々と質問された事に、私はしっかりと答えたはずなんだが・・・苦笑)
(何故かはわからないが、認知症の人は、こういったことを言わないから、とっても安心して話していられるのだ) 。
つまり、自分が腹立たしい気持ちになってしまうことを避けるために、私は冷たい対応をしているのだ!。
自分でやっていて、毎回自らを 『そんな対応でいいのか?。あの人、悲しい気持ちになったんじゃねーのか?!』 と、責めている。
外見がこれなのに、態度も冷たいのでは、だめだよね
(多くの政治屋みたいに、 “外見はにこやかなのに、政策が冷たい” ってのよりはマシだとは思うが・・。 最近じゃ、酷い言葉を言ってのける東京のジイサンや大阪のタレント弁護屋みたいな奴が人気があるのもおかしな話だが・・・・。彼ら、弱者に冷たい政策で一致したらしく、主張を捻じ曲げて合流だってよ・・・。 “行き当たりばったりの行動” って点では同じだけどね。笑) 。
思い起こせば、昔は私も、 “人との関わりに対して、積極的に行動する” 、つまり先に述べた “人と関わる力の強い人” だったように思う
(そうでないと、無認可の施設作りなんてできないからね) 。
その頃の私は、今のように腹が立つことを言われる事を避けただろうか?。
嫌な奴に出会っても、軽~く受け流していたではないか!。
一体いつから、こんなに小さい奴になったんだ?
(どこぞの政治屋みたいに、 「天狗になるなよ」 って言われて、キレてしまうほど小さくはないけどね・・・笑。 私だったら、「ありがとうございます。肝に銘じておきます」 って笑って答えるのだが・・)。
人生を豊かなものにするためにも、もっと良い “人とのかかわりかた” をせねば・・・と思う。
故人には、教えられることばかりであった。


多くの人と繋がっていたようだ (私にも、そう話していた) 。
私がここで言う “人と関わる力” とは、決して “人との付き合いが上手” という様な、いわゆるソーシャルスキルのことを言っているのではない。
ソーシャルスキルの高い人間は、 『=いい人』 と思われがちだが、実際の所は上手く合わせているだけだ
(誤解のないように書いておくと、ソーシャルスキルが高い人でも “いい人” もいる。しかし、よく見かけるのは、他人に共感することもできないドライな人間であっても、ソーシャルスキルが高い為に、一見 『いい人』 に見える・・ってことだ。私は騙されないけれどね・・・) 。
私がここで、友人の事を “人と関わる力の強い人” と、言っているのは、言い換えれば “人との関わりに対して、積極的に行動する人” と言うことだ。
そういう意味での、 “人と関わる力の強い人” は、色々な所で、時々見かける。
乳児を抱いて買い物などに行くと、私のような外見でも人が話しかけてくる。
話しかけてくるのは、 “人と関わる力の強い人” ばかりではないが、それでも 【赤ん坊を抱いている】 という行為自体が、 《平穏で安らかな気持ち》 にさせるイメージを持っているのであろう、多くの方に話しかけられる。
中には、家族の買い物に付いて来た、かなりの認知症の高齢者もいる。
そんな時、その方にとっても良い効果になるであろうし、私も気持ちが和むので、何度も続く同じ繰り返しの話を延々と聞いたり、話したりする
(これが苦になる人もいるらしいが、 「自分が相手の立場であったら・・」 を考えることができたら、苦になんかならないはずだと思う。 少しばかり時間がかかったっていいじゃない!。 1分・1秒を惜しんで、セコセコ・あくせくするから、人生がつまらないものになるんだよ!)
(人と関わることに疲れてしまった私だが、このように全く知らない認知症の人と関わるのは、自分の “頑なになっている心を解きほぐすような効果” を得られるような気がするのも手伝って、対応は昔のままだ) 。
しかしながら、普通の方が話しかけてきた場合、私は思うのだ。
『オレって冷たい対応してるな・・』 と・・・・。
要するに、その場合、私は “手早く会話が終わるように” 軽い愛想笑いをするだけで、こちらから会話はしないのだ。
うるさい店内だけでなく、僅かな音量に抑えている店 (そんな店は稀だが・・) でも、人がある一定以上いると雑音が多く、そのような中で会話が続くと、必ず私が聞き返すことになってしまうからだ。
そういった場合、普通の人の8割は、いつものパターンの会話になってしまう
《 詳しく説明を求める → 「納得」 を表明する → 『頑張って治してね』と言う 》 ・・・このパターンだ!! 『だから、治らねーんだよ!。今聞いてたんだろ!』
(「耳、どうなさったの?。何て病気?。」から始まって、「それで治療は?」と、延々と質問された事に、私はしっかりと答えたはずなんだが・・・苦笑)
(何故かはわからないが、認知症の人は、こういったことを言わないから、とっても安心して話していられるのだ) 。
つまり、自分が腹立たしい気持ちになってしまうことを避けるために、私は冷たい対応をしているのだ!。
自分でやっていて、毎回自らを 『そんな対応でいいのか?。あの人、悲しい気持ちになったんじゃねーのか?!』 と、責めている。
外見がこれなのに、態度も冷たいのでは、だめだよね
(多くの政治屋みたいに、 “外見はにこやかなのに、政策が冷たい” ってのよりはマシだとは思うが・・。 最近じゃ、酷い言葉を言ってのける東京のジイサンや大阪のタレント弁護屋みたいな奴が人気があるのもおかしな話だが・・・・。彼ら、弱者に冷たい政策で一致したらしく、主張を捻じ曲げて合流だってよ・・・。 “行き当たりばったりの行動” って点では同じだけどね。笑) 。
思い起こせば、昔は私も、 “人との関わりに対して、積極的に行動する” 、つまり先に述べた “人と関わる力の強い人” だったように思う
(そうでないと、無認可の施設作りなんてできないからね) 。
その頃の私は、今のように腹が立つことを言われる事を避けただろうか?。
嫌な奴に出会っても、軽~く受け流していたではないか!。
一体いつから、こんなに小さい奴になったんだ?
(どこぞの政治屋みたいに、 「天狗になるなよ」 って言われて、キレてしまうほど小さくはないけどね・・・笑。 私だったら、「ありがとうございます。肝に銘じておきます」 って笑って答えるのだが・・)。
人生を豊かなものにするためにも、もっと良い “人とのかかわりかた” をせねば・・・と思う。
故人には、教えられることばかりであった。





- 関連記事
-
-
しない理由1 (Twitter) 2012/08/12
-
大丈夫 2012/09/10
-
人とかかわる 2012/11/16
-
NHK2 (やっぱり・・・) 2012/12/18
-
さらばSちゃん 2012/12/20
-